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スー・チー氏、与党前党首の解任批判 ミャンマー 協力関係は継続へ
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投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 23 日 03:20:47: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: ミャンマー与党前党首とスー・チー氏会談:スーチー派=国民民主同盟を“抱き込む”ための偽装解任だと高等戦術なのだが... 投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 23 日 02:17:27)


スー・チー氏、与党前党首の解任批判 ミャンマー 協力関係は継続へ

 【ヤンゴン=松井基一】ミャンマー最大野党、国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首は18日、政権与党である連邦団結発展党(USDP)のシュエ・マン前党首が解任されたことについて「民主的ではない」と批判した。ただ「解任は党内の問題」と述べ、与党の内部対立からは距離を置く姿勢を示した。シュエ・マン氏を「盟友」と呼び、今後の連携には含みを残した。

 首都ネピドーの国会内で記者団の質問に答えた。スー・チー氏はシュエ・マン氏の突然の解任劇について「深夜にこのようなことが起こるのは民主的ではない」と苦言を呈したものの「党首交代は党内問題であり、国会がこれに影響されるべきではない」とも語った。

 スー・チー氏はこれまで憲法改正問題などでシュエ・マン氏と協力関係を築いてきた。大統領の座を目指すシュエ・マン氏も、総選挙後に国民人気の高いNLDとの連立を模索していた。

 シュエ・マン氏の解任後の17日、両者は非公式に会談。内容は明らかにされていないが、シュエ・マン氏がスー・チー氏に復権への協力を要請したもようだ。11月の総選挙を前に、シュエ・マン氏がUSDPを離党し、NLDに合流するのではとの観測も出ていた。

 記者団からシュエ・マン氏の解任によって重要な同盟者を失ったのではないかと問われたスー・チー氏は「(解任は)同盟者との友情が深まる契機になる」とも述べた。シュエ・マン氏との協力関係を維持する意向は示したものの、選挙協力など具体的な中身については言及しなかった。

 ミャンマーでは18日に国会が再開。与党党首を解任された後も下院議長職にあるシュエ・マン氏も姿を見せた。同氏は議会で声明を読み上げ、解任の背景について「党内に(自身の)独裁を批判する声があった」と説明。「この問題で新たな混乱が起きることは望まない。国内政治の安定と平和を希望する」と語った。

 USDPのテイ・ウー新党首も同日、国会内で記者会見し「シュエ・マン氏は引き続きUSDPの党員であり、党の基本路線はなんら変わらない」と団結を強調した。USDPは党首解任劇の直前の今月12日、シュエ・マン氏を含む次期総選挙の候補者名簿を公表しているが、テイ・ウー氏は「名簿は変更しない」と明言。次期総選挙でシュエ・マン氏はUSDPから出馬するもようだ。

 与党内では11月の総選挙を控え、スー・チー氏との連携を目指すシュエ・マン氏と、党の分裂に危機感を強めるテイン・セイン大統領との対立が激化。13日にシュエ・マン氏が解任された。テイン・セイン大統領派と、スー・チー氏率いるNLDの“二大政党”の一騎打ちという選挙戦の構図が固まった。

[日経新聞8月19日朝刊P.7]

 

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