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14日、中国新聞網は記事「韓国人専門家:安倍談話には残念な点が多いが日韓関係を傷つけるものではない」を掲載した。不満はあるが火種にはならないとの見方が一般的だ。写真は在韓国日本大使館広報文化院前の日韓文化交流に関するポスター。
満点ではないが日韓関係“悪化”にはつながらず=韓国識者は安倍談話をどう見たか?―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a116624.html
2015年8月16日(日) 11時33分
2015年8月14日、中国新聞網は記事「韓国人専門家:安倍談話には残念な点が多いが日韓関係を傷つけるものではない」を掲載した。
日本の安倍首相は14日、戦後70周年に関する首相談話を発表した。この談話を韓国の人々はどのように受け止めているのだろうか。おわびや謝罪などのキーワードは盛り込まれたものの、例えば「おわびの気持ちを表明してきた(…)こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないもの」というように引用などの形で間接的に表明されている点を不満に感じる意見が多いようだ。ただしもともとの期待値が低かったこともあって、今回の談話は日韓関係に悪影響を与えるものではないとの見方が大勢を占めた。
世宗研究所の陳昌洙所長は「直接表現がなかったことは残念だが、問題を引き起こす内容はない」とコメントした。日中韓首脳会談の開催によって東アジアでの影響力保持を狙う韓国は、歴史認識問題と経済外交をリンクさせない、いわゆる「ダブル・トラック」路線で対日外交を継続すると分析した。
韓国国立外交院の尹徳敏院長は、歴史問題に対する言及があいまいだったとの問題点を指摘しつつも、おわびなどのキーワードはすべて含まれていると評価。もともと自国の歴史を誇る内容の談話を予定していたのが、中国や韓国をはじめとする国際社会の反発で修正したのではと指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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