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日韓またぐゴタゴタ ロッテお家騒動がまるで韓流ドラマ〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150812-00000011-sasahi-bus_all
週刊朝日 2015年8月21日号
「ロッテ父子間全面戦」(聯合ニュース)、「ロッテ王子の乱」(朝鮮日報)――。
韓流ドラマさながらだ。ロッテグループが経営陣の兄弟、創業者である父、そして親族も交えて泥仕合を繰り広げている。
発端は7月27日。重光武雄ロッテホールディングス(以下、ロッテHD)会長(92)と、長男で1月に同社副会長を解任された宏之氏(61)らが、次男の昭夫副会長(60)を含む取締役6人の解任を突然、通告した。
これに翌日、昭夫副会長は緊急の取締役会を招集。武雄会長の退任と名誉会長にすることを決定すると、今度は宏之氏が韓国のテレビのインタビューなどで「父は一貫してこの人間(昭夫)らを追放するという強い意志を持っている」と発言し、骨肉の争いが表面化した。韓国全国紙記者が解説する。
「ロッテHDでは、副会長を2人の兄弟が務め、長男が日本のグループ、次男が韓国のグループ、と分業してきました。2年前に宏之氏がロッテの不文律を破り、韓国ロッテ製菓の株を買い増しした頃からロッテの紛争はささやかれていた」
ロッテは1948年、東京・杉並でせっけんなどを売っていた武雄会長が、進駐軍が持ち込んだガムに商機を見いだし、立ち上げた。武雄氏は19歳の時に韓国から日本に来た在日一世だ。
67年に進出した韓国ではホテルなど幅広い事業展開で系列80社余りを擁し、財閥5位に成長した。武雄氏の夫人は3人。宏之氏と昭夫氏は2番目の初子夫人(88)との間の子供で、異母姉、妹が1人ずついる。ロッテ関係者はこう話す。「2人の性格はまったく違う。昭夫氏は社交的でアグレッシブ、宏之氏は経営者というより学者タイプ。今回のような騒動を起こせるような人物ではなく、彼の背後には、昭夫氏が来たことで韓国ロッテから外された親族がいると見ている人は多い。武雄会長もここ2、3年、高齢なため判断力が鈍っていた場面もあった」
8月4日、ロッテグループの社長団などが日韓で昭夫氏支持を表明した。
「次男に軍配、ゲームは終わった」(前出、韓国全国紙記者)かに見えるが、宏之氏が次の株主総会で反撃に出る可能性もくすぶる。
「街の食堂じゃあるまいし、グローバル企業を経営する還暦を過ぎた人物が90歳を過ぎた父親を盾にやることなのか」(ソウル在住50代会社員)
韓国市民のあきれ顔はしばらく続きそうだ。
(菅野朋子)
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