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中国人記者の韓国訪問記・・淡々とした生活態度、政治への関心も低い―中国メディア
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/425703/
2015年08月10日
鳳凰網は6日、新華社世界問題研究センターの研究員が7月末に韓国を1週間訪問した際の印象について紹介する文章を掲載した。
中東呼吸器症候群(MERS)の終息宣言が正式に発表される前の韓国訪問となったが、仁川空港やソウルのホテル、繁華街、商店ではマスクをする人はほとんど見かけず、ピリピリとした雰囲気はなかった。MERSによって韓国の観光業は大きな打撃を受けたが、われわれが帰国するころには、外国人観光客の数は明らかに増えていた。
韓国の総人口の5分の1にあたる1000万人あまりが住むソウルは、ビルが林立する一方で緑も多く、清潔な印象だ。そして、起伏の多い山の街でもある。ガイドによると、各家庭がそれぞれ1−2台の小型乗用車を持っているというが、幹線道路を除く道路はいずれも片側1車線。それでも渋滞が少ないのは、合理的な道路整備計画とともに、市民がすすんで交通ルールを守り、ドライバーの心も穏やかであることに起因していると見た。
われわれが乗車した大型観光バスは、熟練のドライバーをもってしても方向転換や車庫入れ、さらには狭い道路を通行する際に何度か切り返す必要がしばしばあるほど車体が長かった。切り返しが発生するたびに対向車線には車の列ができてしまうのだが、1台たりともクラクションを鳴らすことがなく、降りてきて文句を言う人もいなかった。前の車やタクシーが人の乗り降りで停車した時でも、後ろの車は追い抜いたりせずに辛抱強く待っているのである。
韓国人の穏やかさは、日常生活にも表れている。押し合ったり大声で言い争ったりする様子を一度も見なかった。そして、歩き方もいささかゆったりしている。
韓国企業では依然として従来の年功序列型の人事制度が採用されているようで、見学した東亜日報社では厳しい試験をパスして入社すると15年でようやく主任編集者に、20年で部門の責任者になれるという。破格の抜擢人事は少なく、人の流動性も低いようだ。一方で若者を中心にフリーターも多く、役所と常に連絡を取り、必要な時に臨時雇用してもらうケースも一般的なのだとか。
韓国の若者はあまり政治に関心がない。南北関係について聞けば「統一は望むが、正直言って北朝鮮情勢に興味はない」との答えが。日本の新安保法案についても然りで「自分は一般市民だから」と興味なさそうに語るのだ。訪問中見かけた終戦70周年関連の催しといえば、ソウル歴史博物館前の戦勝70周年宣伝コーナーの上部に平和の折鶴がいっぱい掛けられていたことぐらい。韓国人の淡々とした生活態度は、至るところににじみ出ているのである。
(編集翻訳 城山俊樹)
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