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北朝鮮が食糧配給量を7月から削減、100年に一度の大干ばつが小麦やジャガイモの収穫に影響―米メディア
http://www.asyura2.com/15/asia18/msg/247.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 11 日 18:21:00: igsppGRN/E9PQ
 

10日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカによると、国連食糧農業機関(FAO)は9日、北朝鮮が国民への食糧配給量を7月から1人あたり1日310グラムに減らしたことを明らかにした。写真は北朝鮮の農村。


北朝鮮が食糧配給量を7月から削減、100年に一度の大干ばつが小麦やジャガイモの収穫に影響―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a113759.html
2015年7月11日(土) 8時2分


2015年7月10日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカによると、国連食糧農業機関(FAO)は9日、北朝鮮が国民への食糧配給量を7月から1人あたり1日310グラムに減らしたことを明らかにした。

FAOが9日に明らかにしたところによると、北朝鮮が国民への1人あたりの食糧配給量を1日310グラムに減らしたことが分かった。410グラムだった今年1〜6月からは約25%の削減となる。深刻な干ばつにより、農作物の収穫量が減っているためだという。FAOの担当者は、小麦、ジャガイモの収穫量が前年を20%以上下回っていることが影響していると説明している。北朝鮮の国営メディアは先月、同国が100年に一度の大干ばつに見舞われ、深刻な被害を受けていると認めていた。(翻訳・編集/蘆田)


 

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コメント
 
1. 2015年7月12日 21:18:09 : LY52bYZiZQ
北朝鮮で大うけ、CNNカメラマンによる「フラフープ外交」の顛末記

2015.07.12 Sun posted at 18:01 JST

IoT(モノのインターネット)時代を先取りする企業たち--その先見性をインテル、SAP、シスコトップが語る!
http://www.cnn.co.jp/photo/l/638774.html
CNNのカメラマンがフラフープを披露。さて、その理由は?
http://www.cnn.co.jp/video/14517.html
北朝鮮で「フラフープ外交」
http://www.cnn.co.jp/photo/35065404.html
写真特集:CNN取材班が北朝鮮を行く

平壌(CNN) 北朝鮮を取材中のCNNカメラマンが訪問先の水族館で大勢の観客を前にフラフープを行う出来事があった。当人は予想もしていなかった事態だ。なぜ北朝鮮でフラフープをする羽目になったのか。カメラマン本人が事のいきさつを記した。

撮影に訪れたのは平壌イルカ水族館。故・金正日(キムジョンイル)総書記の命令で作られたとされている。

私は注目を浴びるのは好きではない。カメラマンとしての職業柄、普段は一歩引いたところから人々のありのままの姿を撮影したいと思っている。だが、大きなテレビカメラを携行した長身の西洋人の姿は北朝鮮ではめったにない光景であり、どうしても人目を引いてしまう。私はイルカショーの間、多くの視線が自分に注がれていることを意識しつつも平静を保ち、なるべく目立たないようにしていた。

平壌にイルカ水族館があるとは驚きだったが、観客は楽しんでいた。その多くは労働者のようで、遠足に来ていた小学生も大勢いた。私にとっては興味深い撮影対象だった。日常的な場面で北朝鮮の人々に接したのは初めて。1週間にわたる取材の間、これまでは常に政府の担当者が同行しており、撮影内容も全て決められていた。

来場者のほとんどはごく普通の市民のようだった。ただ、ここは北朝鮮のエリート層が住む地域。皆きれいな身なりで、良い靴を履いていた。彼らは外見を誇りにしており、休日でもフォーマルな服装を身にまとっている。

私は今回の取材にあたり、ごく普通の人々の素顔を撮影することを主眼に置いていた。

http://www.cnn.co.jp/photo/l/638777.html
フラフープを披露したカメラマンのブラッド・オルソン(右)とCNNのウィル・リプリー特派員

北朝鮮の人々についてはこれまで、軍事パレードや国家行事のような場で、厳かな表情でテレビに映っているのしか見たことがなかったからだ。水族館に来ている人々は、家族や友人に囲まれ、リラックスしているように見えた。

ショーの第1部ではタイセイヨウマダライルカが登場。ガイドによると、北朝鮮周辺の海域に生息している種だという。こうしたショーでは大抵、バンドウイルカが使われることが多いが、経済制裁のため現在は輸入できない状況だ。「我々は主権国家であり、外圧には屈しない」との説明を受けた。

ショーでは、観客の中から数人がその場で選ばれて壇上に上がり、イルカと接することができる。司会の女性は観客席に降りてくると、登壇する女性をまず1人選び、次にCNN取材班一行が座る席に近づいてきた。

私はカメラのファインダーに顔をうずめ、多忙を装っていた。だが、司会者は私の真正面に立ち、もう無視することができない状況に。ついに登壇するよう声をかけられた。私は隣のCNN記者を指さし「彼に頼んでみて」と言ったが、司会者の意志は固い。会場は静まりかえり、全ての視線が私に注がれていた。

ここで拒否すれば会場内の全ての人を侮辱することになる。それにイルカに餌を与えれば済むことだろう。そう感じた私は立ち上がり、カメラを取材班に預け、司会者の後に続いて登壇した。

http://www.cnn.co.jp/photo/l/638775.html
北朝鮮の人たちも拍手喝采

壇上に上がった私たちに手渡されたのはフラフープだった。フラフープを目にしたのは小学校以来のことだった。

最初はうまくいかなかったが、なんとか観客から声援をもらえるだけのあいだは回せすことができた。この努力のお陰で、本当に頑張ったのだが、2本目のフープを渡された。なんてこった。

1本でも私の心臓は破裂しそうだったのだが、もう後戻りはできない。何とか2本で成功させると、観客からは拍手喝采。そして、3本目のプレゼント。私はコツをつかみつつあり、3本でも回すことができた。観客は大盛り上がりだ。

私は長い間、必死に腰を振った。同時にフープを回していたイルカに競り勝ったらしい。少なくとも、私はそう聞かされた。賞として風船を2つもらい、万雷の拍手を受けた。私はなるべく威厳を保ちながら座席に戻ると、愛するカメラの後ろに隠れた。

ショーはこの後すぐに終了。水族館を後にする私に対し、ガイドは「素晴らしかった。観客は本当に楽しんでいた」と言ってくれた。

出口では館長があいさつに来て、水族館で働かないかと勧められた。冗談半分だったのだろうけど。

http://www.cnn.co.jp/world/35065748.html
http://www.cnn.co.jp/world/35065748-2.html
http://www.cnn.co.jp/world/35065748-3.html


2. 2015年7月13日 19:40:10 : LY52bYZiZQ
長期的干ばつ続く朝鮮

梅雨の雨量少ない予想

朝鮮では「100年来の大干ばつ」に見舞われた昨年に続き、長期的な干ばつが続いている。

6月11〜20日、干ばつが一番深刻な黄海南・北道の地域で比較的まとまった雨が降ったが、依然として長期的な干ばつが完全に解消される兆しは見られない。

気象水文局中央気象予報所の沈明玉副所長によると、昨年の春から続いているエルニーニョ現象によって東アジア地域に影響を及ぼす北西太平洋高気圧が強く発達していないのと関連して、今年の梅雨入りが遅れる見込みだという。梅雨の時期の雨量も少ないと予想されるという。

(里)

http://chosonsinbo.com/jp/2015/07/20150710riyo-2/


3. 2015年7月17日 17:19:40 : LY52bYZiZQ
北朝鮮の2014年成長率は1%、韓国中銀が推計値発表
2015年 07月 17日 16:00 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0PR0IR20150717&channelName=topNews#a=1
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[ソウル 17日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は17日、北朝鮮の2014年成長率が1.0%になったとの推計値を発表した。

北朝鮮は国内総生産(GDP)を公表していないが、韓国銀行が推計値を発表している。

北朝鮮経済は、2010年にマイナス成長を記録したが、その後プラスを維持している。2013年の成長率は1.1%だった。

2014年GDPは、サービスと建設部門が好調だった。一方、農業、鉱山、製造業部門の伸びは鈍化した。

サービス部門は1.3%増加。2013年の0.3%増から伸びが加速した。サービス部門がGDP全体に占める割合は31.3%と、2013年の30%から上昇した。

建設部門は1.4%増加し、2013年の1.0%減からプラスに転じた。首都平壌に近い衛星都市で建設活動が活発だった。

2014年の貿易総額は76億ドルと2013年から3.7%増加した。輸出は1.7%減少。輸入は機械や繊維製品が増えて7.8%増となった。中国が最大の貿易相手国で、全体の90%以上を占めている。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0PR0IR20150717?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


4. 2015年7月19日 17:30:55 : LY52bYZiZQ
「平壌の江南」に45階建てマンション建設も…電力難で高級日本料理店も閉鎖
2015年07月17日17時28分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
「久しぶりに戻った平壌(ピョンヤン)はかなり変わっていた。きれいになった舗装道路、どこでも目に入るタクシー、はるかに増えた高層ビルは新しい都市の風景だった。洗練された服を着て街を歩き、片手にスマートフォンを持ったまま隣の人と話をする通行人もよく見かけた」。

中国日刊紙・環球時報の平壌駐在特派員が3日に伝えた風景だ。2007年6月から2012年12月まで北朝鮮で勤務した彼は中国に戻った後、昨年10月にまた平壌に赴任した。2年も足らずで大きく変わった平壌の姿を環球時報は「魅惑的な変化の兆候。北朝鮮は急速な経済成長を経験しているのか」と題した特集記事で詳細に伝えた。彼は特に平壌で進行している大規模な建設に注目した。教職員寮、科学者衛星都市、乗馬場など新しい建物が速いペースで建設されているということだ。

中国延辺大の金教授(国際政治研究所長)は「金正恩(キム・ジョンウン)体制になった後、企業が勤労者に利益を配当できるよう許可し、労働者の意欲向上と利潤創出を図った」とし「平壌の一部地域では不動産取引も許可し、個人の資金が不動産市場に流れ込めるよう環境を作った」と説明した。また「北朝鮮はすでに中国の改革・開放初期レベルに近づいている。6−7%台の高成長率を維持するとみられる」と述べた。

環球時報は「平壌の江南(カンナム)」と呼ばれるチャンジョン通りについても「端午節(陰暦5月5日)ごろ訪れたチャンジョン通りの飲食店は客で一杯だった。ある中国人の友人は『ここだけを見れば中国大都市の夜の街の風景と変わらない』と驚いていた」と書いた。金正日(キム・ジョンイル)・金日成(キム・イルソン)の銅像がある万寿台の丘の周辺に造成されたチャンジョン通りは北朝鮮版ニュータウンだ。2012年に完工し、45階建て高層マンションなどが並んでいる。

北朝鮮駐在の外交使節の評価も同じだ。今年2月まで5年間にわたり北朝鮮駐在中国大使を務めた劉洪才中国共産党対外連絡部副部長は最近、「北朝鮮当局が農業ではなく主要分野で個人に成果給を与える政策を実施した後、住民の暮らしが良くなっている」と述べた。

しかし「明」があれば「暗」もある。最近、北朝鮮を訪問したある人物は「渇水期に電力生産量が減り、冷蔵庫も稼働できず、閉鎖した高級日本料理店もある。マンションを建設したものの、政府がするべき上下水道設備がなく入居できないところもある」とし「建設業ブームが起きて、不正と腐敗も続出しているが、昨年の平壌マンション崩壊事故も労務者がセメントを流用して不良工事をしたのが原因だと聞いた」と伝えた。昨年発生したイルカの死も電力難と無関係ではない。金正恩は強盛大国の象徴として大同江(デドンガン)沿いに綾羅島(ヌンラド)遊園地イルカ館を造成した。西海(ソヘ、黄海)南浦(ナムポ)から平壌まで50キロの長さの鋳鉄管を埋め、西海の海水を引いた。しかし電力不足で海水の供給が中断し、浄化施設が稼働せず、イルカが一斉に死んだということだ。

http://japanese.joins.com/article/309/203309.html?servcode=500§code=500&cloc=jp|main|breakingnews


5. 2015年7月28日 00:53:24 : LY52bYZiZQ
北朝鮮、「100年に1度の大干ばつ」は本当か

「農作業に支障なし」という地域も多数?

福田 恵介:東洋経済 編集局記者

2015年07月26日
http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/1140/img_e4d59e7418d78913df6f2948e49264da180012.jpg
塩害による被害で苗が枯れてしまった北朝鮮の協同農場(平壌の北に位置する平安南道温泉郡で)

国営メディア自ら「100年に一度の大干ばつ」と報道している北朝鮮。実際に、北朝鮮の農作物の状況は悪いのか。世界食糧農業機関(FAO)や世界食糧計画(WFP)などの国際機関は今年春ごろから、「深刻な水不足で田植えなどに悪影響を及ぼし、今年の食糧事情が悪化する」と繰り返しアピールしてきた。では、実際に北朝鮮の作況はどうなのか。

海水を人為的に農場に引き入れ、塩害も発生

「昨年から水不足がひどくなり、今年はさらに心配の度合いが高まった。北朝鮮の気象関係機関である気象水門局気象予報処予報部のシン・ミョンオク予報部処長(57、女)氏は、こう打ち明ける。

6月下旬当時、昨年から、全国の貯水池に水が満ちている状態が見られなくなったとし、北朝鮮最大の貯水池ダムであるスプン湖でさえ、「死の水位、すなわち危険な状態といえるほど水位が下がってしまった」と付け加える。これは、農業用だけでなく発電用など、全国数百ものあらゆる貯水池ダムはほぼ同じような状況という。

では、農場などではどう対処しているのか。気象水門局気候研究所農業気象研究室のキム・ヒョンウ室長(48、男)は、「これまで研究を重ねてきた節水型農業法で対処している」と説明する。

実際に、今年の田植えの時期に水が足りず、そうなることを見通して、事前に節水しながら田植えができる方法を農場員らが実施、地上で得られる水を最大限節約しながら、地下水を引き上げる作業を行って水を確保していたようだ。

だが、それでは足りず、対症療法的な方法で水を確保したところもあり、それによる悪影響があったようだ。キム室長は「(平壌を流れる)大同江(テドンガン)から海水を多く引き入れることで、貯水池の水位を人工的に高める方法を採った」と言う。これは、海水と真水が一緒になってもすぐには混ざらないという性質を利用し、海水の量で真水を押し上げようとするためだったという。

この方法で一時的に効果を得られたものの、その後に雨が降らず、貯水池に真水を貯めることができなかったために、そのまま海水だけが増えてしまった。

そのため黄海南道など、特に黄海沿岸に近い農場では塩害が生じてしまったようだ。実際に、農業省コンピュータ室のカン・ユンミ技師(36、女)は現場を視察し、「田植えの時期に育つべき稲が塩害によって枯れてしまった農場がある」(写真)。塩分が高い水が流入してそのまま残ってしまった結果だと説明する。

今年6月時点では、このような地域が北朝鮮に見られた。6月10日に北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が気象水門局を現地指導、ここで「気象観測事業が現代化、科学化されていないために誤報が多い」「短期、中期、長期の各予報の正確性を保障するため、科学研究事業を深め、世界各国との科学技術交流事業を深めるべき」と発言したことが報じられているが、農業生産のための気象情報の拡充が切実に求められているようだ。

一方で、水不足は確かだが今年の作況は「100年に一度」と言うほど深刻なレベルではない、という指摘もある。

米国の対北朝鮮放送である自由アジア放送(RFA)は、5月下旬ごろから内部情報筋や中朝を往来する中国人や北朝鮮人の話を引用しながら、水不足の深刻さを報道していた。一方で、6月下旬から7月に入ると、「水不足はそれほど深刻ではない」という、内部からの情報を引用した報道が増えてきている。

干ばつ被害が少ない地域も

たとえば、北朝鮮北部の咸鏡(ハムギョン)北道や両江(ヤンガン)道などでは、従来からの品種改良や治水の効果などで水不足の影響が軽く、「農作業に何ら問題はない」という声が出ているという。

最近では、米国のコンサルティング会社の農業研究者が「乾燥した天気が続いているのは事実だが、最悪の水不足かどうかは同意できない」と指摘、「『100年に一度の水不足』は誇張した表現ではないか」と疑問を呈している。

一方で、米国情報企業の分析者は、衛星写真から見た貯水池の状況などから「地域ごとに条件が違うが、南部地方の貯水率は2013年の20〜30%レベル」との見方をしている。

国連機関も「今年の降雨量は2012年基準で75%減少した」と発表しており、特に北朝鮮南部・黄海(ファンヘ)北道における水不足の被害がひどい、としている。これは、北朝鮮全体の降雨量は減りつつあるが農業への影響は地域ごとに差があり、被害が甚大な地域もあれば、そうではない地域もある、ということだ。

金正恩政権が本格化した2012年以降、農業分野への国家的な投資や、各農場における自律的な農業経営を進めた結果、農地改良や農機具などへの投資ができるほど経済的余裕がある農場とそうでない農場とに分けられつつある、という指摘もある。

農場の地理的条件も、全国で一律でないのは当然だが、経済的余裕があれば気象条件の変化に対応するための投資も可能であり、植える作物の品種も高品質なものに変えるなどの対策ができる農場もあれば、それができないところもある、ということだ。

朝鮮社会科学院経済研究所農業経営室の金光男(キム・グアンナム、男)室長は2014年9月に東洋経済とのインタビューに答え、2014年も「100年に一度の水不足」と当時の状況を説明しながら、水不足などに対しては「その土地の条件に合った品種、特に促成で多収穫、少肥料で病害虫にも強い品種を開発して実際に植え付けを行うなど対処している」と述べたことがある。

昨年も同様だった「100年に一度」の干ばつ

また、コメなどの穀物は脱穀前で1ヘクタール当たり10トンの生産量が基準とされているが、それを超えることができるかが、今年の農業生産を左右しそうだ。昨年は前述のような水不足と言っていたが、FAOやWFPの統計によると、コメやトウモロコシなどの穀物生産量は497万5000トンと、2013年と比べると13万トン増となった。

一般に、北朝鮮国内での最少穀物必要量は540万トン程度、工業用も含めた必要量は550万〜600万トンとされている。この基準から見ると、現在の水準でも明らかに未達だが、中国など海外からの穀物輸入は経済状況の改善でかつてほど厳しくなく、不足分は輸入も可能な状況にあるのが現在の北朝鮮だ。

韓国の北朝鮮専門家らは「今年8月下旬ごろの作況がどうかで、穀物生産量がおおよそ推測できる」と口をそろえる。7月中旬以降は梅雨や台風で降雨量が改善しており、この点の影響がどう出るかも、今後の北朝鮮農業を見るうえでのカギとなるだろう。

http://toyokeizai.net/articles/-/78303
http://toyokeizai.net/articles/-/78303?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/78303?page=3


6. 2015年9月14日 16:07:21 : LY52bYZiZQ
北朝鮮、「ジャガイモ」が豊作の見込み
2015年09月14日 | 北朝鮮社会, 個人耕作地, 農業

日照りや大雨で心配されていた今年の北朝鮮のジャガイモの収穫だが、北部地方からは豊作が伝えられていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

RFAの消息筋によると、中朝国境地帯の両江道(リャンガンド)の協同農場では9月10日頃から、個人耕作地ではすでにジャガイモの収穫が始まった。

雲興(ウヌン)郡の大五是川(テオシチョン)、三水(サムス)郡のポムポなどの恵山(ヘサン)市周辺の各協同農場では、平年収穫量25トンを超え、今年は30トン以上の収穫が見込める状況だという。

個人耕作地は、70坪で1トンの収穫が見込まれている。平均的な協同農場の面積3000坪で換算すると、42トンを超える収穫となり、協同農場よりはるかに収穫が多い。個人耕作地の収穫が多いのは、協同農場と比べてきちんと管理されているからだ。

http://dailynk.jp/archives/52023


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