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長崎教会群は“悪材料”、韓国が日本の世界遺産申請をまた問題視・・韓国ネット「これは戦争と関係ないでしょ？」「日本のロビーに負けるかもしれない」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/422372/
2015年07月03日
韓国・聯合ニュースは２日、日本が「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を世界文化遺産に登録申請したことを報じるとともに、韓国が世界遺産登録を目指している「朝鮮末〜植民地時代の韓屋（韓国式家屋）教会群」にとっては「悪材料として作用する」と指摘した。
日本の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、１６世紀半ばにキリスト教が日本に来てから、西洋との唯一の窓口だった長崎一帯に作られた初期の教会関連遺跡１３か所が含まれている。来年の世界遺産登録を申請済みで、ドイツ・ボンで開催されている世界遺産委員会の第３９回会合で、広報資料などが配布された。日本側はこれらの申請理由として、「キリスト教導入以降、４５０年にも及ぶ日本と西洋の価値観の交流を生み出した、キリスト教の伝播と浸透プロセスを示す」などと説明している。
これに対し、国際記念物遺跡会議（イコモス）韓国委員会事務総長を務めるチェ・ジェホン建国大教授は「長崎の教会と我が国の韓屋教会では異なる点が多いが、我々の選択肢の幅が狭くなったことは明らかだ」と頭を抱えている。ユネスコでは、性格が似通った遺産を重複して登録することが少ないうえ、地域も隣接しているため、長崎の教会が世界文化遺産に登録されれば、韓屋教会が登録する可能性は低くなるという。
韓屋教会群は、カトリックが朝鮮半島に上陸した朝鮮時代末期から日本植民地時代にかけて建てられたもの。西洋の宣教師が設計、韓国人の大工が建てたことで、東西文化を融合した世界的にも珍しい建物になっている。だが、韓国のキリスト教界ではカトリックとプロテスタントが分断されているほか、宗派間の利害関係もあり、世界文化遺産登録に向けた作業が遅れているという。
この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「日本も世界遺産として登録していいと思う」
「別にこれは戦争と関係ないでしょ？私たちが気にする必要はない」
「心配するほどのことか？」
「韓屋教会がすべてユネスコに登録されますように」
「韓日両方、歴史的価値が高い」
「ヨーロッパの協会より規模は小さいが、登録される価値は十分にある」
「私たちが韓屋教会にもっと関心を持ち、声を上げたら、日本より先に登録されると思う」
「韓屋教会はあまり管理されておらず、状態は今一つ。このまま世界遺産に登録されるとは思えない」
「海女さんも世界遺産登録に当たって、韓日が元祖を主張してるんでしょ？共同で登録する道を歩んでもいいと思う」
「日本のロビーに負けるかもしれない。韓国ももっと頑張ってほしい」
「別にこういうことで戦うべきではない。韓国と日本は似ている部分も多い。どっちが先に登録されてもいいと思う。お互いが競う必要はない」
（編集 ＭＪ）
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