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朴大統領は、ソウル市内で開かれた国交正常化50年の記念行事に出席した=22日(AP)
【新・悪韓論】朴政権「告げ口外交」破綻 スリ寄りに決して騙されてはいけない
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150625/frn1506251140001-n1.htm
2015.06.25 夕刊フジ
朴槿恵(パク・クネ)大統領が主導する「反日・告げ口外交」が破綻し、国交正常化50年(22日)に合わせて、日本にすり寄ってきたはずの韓国が先祖返りしている。同国の識者やメディアが「安倍晋三首相は謝罪しろ」「慰安婦問題の責任を認め、賠償しろ」などと大騒ぎなのだ。経済危機や国際的孤立を恐れて狼狽していたのに、何たる厚顔ぶりなのか。油断ならない隣国について、ジャーナリストの室谷克実氏が切り込んだ。
自ら条件(障害)を設定し、それを理由に「だから、できない」と息巻く。誰もが、もう聞き飽きた頃合いに、自ら条件を有耶無耶(うやむや)にして「いよいよ、できそうだ」と狂喜する。そればかりか、「できたら、すべて良くなる」かのような幻想を周囲に振りまく。それでも良くならなかったら、言うことは決まっている。「日本のせいだ」−。韓国の朴政権のことである。
朴氏は今月14日から訪米する予定だった。それを韓国内での中東呼吸器症候群(MERS)大流行を理由にしてキャンセルした。が、訪米を前提に組んでいた米国マスコミとのインタビューは断り切れなかった。
朴氏は米紙ワシントン・ポストのインタビューで、「慰安婦問題での対日協議は最終段階」と述べた。
尹炳世(ユン・ビョンセ)外相はヨーロッパの小国にまで足を踏み入れ、「日帝の悪行」を語り、「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの世界文化遺産に登録されないよう“告げ口外交”を展開。それから米国に行き、飽きることなく“告げ口外交”をして、ソウルに戻るや、その足で「日韓関係正常化」の御旗を持って日本に来た。
昨日までは「反日の告げ口外交」、今日は日本に来て「関係正常化」。日本人には、とうてい理解できない鉄面皮だ。
この鉄面皮外交の結果、「日本の案件も、韓国の案件(=百済の歴史的地域)も、ともに世界遺産への登録に向けて協力」することになり、「日韓首脳会談も年内開催」を目指すことになった。
はて、朴氏は、ユネスコ事務総長に「(日本の登録申請は)世界遺産条約の精神から外れ、国家間の不必要な分裂を招く」とまで述べていたのに、そのお言葉はどこへ吹き飛んだのか。
「慰安婦問題の進展がない限り…」であったのが、突如、「対日協議は最終段階に来た」と言い出し、中身の露出もないまま、「いざ、日韓首脳会談へ」と言うのだから“独り相撲”の名人であることは間違いない。
勝手に“独り相撲”を取っている分には結構だが、問題は「日韓首脳会談さえ開催されれば、すべての問題が解決される」といったふうに韓国内で世論操作がなされることだ。これは、問題が解決されなかったら「すべて日本が悪い」という解答に直結する。
高度技術のない生産体系とウォン高に伴う輸出不振、デフレにつながる経済構造…。韓国が抱える諸々の問題は、日本と何の関係もない。
日本側にも誤解が芽生えつつある。「韓国が親日路線に舵を切った」といった意図的な論調が元凶だ。
韓国は内政も外交も行き詰まったので、自ら設けていた障害を取り払ったのだ。それをもって、「譲歩した」かのような格好をつけて、「用日」(=日本は悪だが、日本を利用する)路線を公然化させたに過ぎない。
従って、「2トラック」(=政経分離)という手前勝手な理屈の下で、「慰安婦」「徴用」「文化財」などでの対日攻撃はこれからも続く。何しろ、彼らの脳裏は、自ら捏造(ねつぞう)した対日ファンタジー史観であふれかえり、自縄自縛に陥ったままなのだから。
日本人は、決してダマされてはならない。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。
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