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18日、韓国サムスンのスマートフォン「ギャラクシー」に搭載されている文字入力アプリ「Swiftkey」に脆弱性が存在していることが分かった。6億台が危険な状態にあるという。写真はサムスンのスマートフォン。
サムスン製スマホ「ギャラクシー」入力アプリに脆弱性、6億台が危険な状態に―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a111916.html
2015年6月19日(金) 15時9分
2015年6月18日、中国メディア・騰訊(テンセント)によると、韓国サムスンのスマートフォン「ギャラクシー」にプリインストールされている文字入力アプリ「Swiftkey」に脆弱(ぜいじゃく)性が存在していることが、インターネットセキュリティー会社・ナウセキュアによる最新の報告書から明らかになった。サムスン製の端末6億台が危険な状態にあるという。
ナウセキュアの専門家によると、暗号化されない状態で言語パッケージの更新が行われることから、その更新中を狙ってアクセスし、悪意のあるデータを書き込まれる恐れがあり、ユーザーの個人情報やデータが抜き取られる可能性がある。
サムスンは2013年以降に発売した大部分の端末に同社のセキュリティー技術「Knox」を搭載させており、これによって問題を早急に解決することを明らかにしている。しかし、それ以前に発売された端末の脆弱性についてはいまだコメントを発表していない。
ナウセキュアは2014年11月にはこの脆弱性の存在をサムスンに伝えており、当時サムスンは3月中にはこの問題に対処するパッチを提供するとしていた。しかし、この脆弱性はいまだ修復されておらず、多くの端末にセキュリティーホールが残ったままになっている。
サムスンのスポークスマンは、「Swiftkey」の開発企業がサムスンと協力してこの問題に対処しているとし、早急にセキュリティーのアップデートを行うとするとともに、「この脆弱性は容易には発見できず、悪用される可能性は低い」と語っている。(翻訳・編集/岡田)
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