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7日、北京商報は、中国が主導し、年内の設立を目指すアジアインフラ投資銀行の最初の投資先が地震によって大きな被害を受けたネパールになる可能性があると指摘する記事を掲載した。写真は地震発生後のネパール。
アジアインフラ投資銀の最初の重点プロジェクトはネパール復興事業、ネパール財務相が「AIIBに支援求める」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a108236.html
2015年5月8日(金) 6時6分
2015年5月7日、北京商報は、中国が主導し、年内の設立を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)の最初の投資先が地震によって大きな被害を受けたネパールになる可能性があると指摘する記事を掲載した。
ネパール外相は4日、大地震の復興資金として20億ドル(約2390億円)を調達したいとする考えを示しており、同財務相は「政府は現在、住宅建設や道路の修復、世界遺産の修繕に必要な費用について検討を進めており、AIIBに金融支援を求めたい」と発言している。
これに対し、中国のシンクタンクの責任者は「アジア太平洋地域の国々のインフラ建設を主な目的とするAIIBの機能がネパール政府の高官の発言に反映されている」と指摘し、「諸外国がAIIBに期待を寄せている証拠」と評価。さらに、「日本が主導するアジア開発銀行(ADB)などから資金を調達しようとする場合、ネパールはさまざまな付加条件に直面するだろうがAIIBの審査システムはより柔軟だ」と分析した。このほか、清華大学経済外交研究センターのある責任者は「ネパールの復興は設立後のAIIBにとって最初の重点プロジェクトになる」と指摘している。
ネパールの復興には人道支援の分野だけで4億ドル(約480億円)が必要とのデータも出ており、前述の責任者は「AIIBはこの機会を逃すことなく、積極的に対応すべき」との意見を示している。(翻訳・編集/野谷)
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