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李首相は9日、記者会見で「事実に基づかない歴史歪曲をしてはならない」と日本を批判した(聯合=共同)
【新・悪韓論】「ウリジナル」発生のメカニズム 渦中の首相も染まった史実無視の対日史観
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150423/frn1504231140001-n1.htm
2015.04.23 夕刊フジ
「ウリジナル」と言えば、「良い物、何でも韓国起源論」のことだ。ウィキペディアで「韓国起源論」を見れば、無数に出てくる。このシリーズでも、何度も「ウリジナル」に触れたが、今回は「ウリジナル」が次々と発生してくるメカニズムについて説明する。
《日本列島は、未開の民が住む地だった。朝鮮半島から渡った人間が、あらゆることを教えてやり、彼らはようやく文化・文明を知った。そういう経緯もあり、新羅は日本列島に多数の植民地を持っていた》
崔南善(チェ・ナムソン)氏という朝鮮の歴史家が戦後4カ月で書き上げた歴史書『国民朝鮮歴史』(日本語版は山田昌治訳「物語朝鮮の歴史」1988年、三一書房)には、こんなことが書いてある。
崔氏は三・一独立宣言文の起草者だったが、いつしか転向して、朝鮮総督府の朝鮮史編集委員、総督府中枢院参議、満州・建国大学教授と、親日派の道を歩む。彼が終戦から4カ月後に上梓したのが『国民朝鮮歴史』だ。
日本にもあったではないか。「皇国史観の徒」だった歴史学者、家永三郎氏が、いつしか左翼に転向したばかりか、国を相手取った歴史教科書裁判の原告ヒーローになった面妖なる事実が。
崔氏の場合も同様だ。「私は、本当は反日だったのです」とばかり、『国民朝鮮歴史』で「未開の民が住む倭に朝鮮半島の人間があらゆることを…」と書いたのだ。
崔氏自身は「親日派」の汚名を免れなかったが、その対日史観は独り歩きして、韓国中に広まった。多くの韓国人は、そんな転向者が4カ月で書き上げた史観とは全く知らずに“崔南善史観”を語るのだ。
辞意を表明した李完九(イ・ワング)首相が4月9日に緊急記者懇談まで開いて語った内容も、まさに“崔南善史観”なのだ。李首相は、日本という国をつくってやったのは新羅ではなく百済としたが、これは彼が忠清道(チュンチョンド=旧百済地域)出身だからだろう。一国の首相まで“崔南善史観”に染まり切っているのだ。
実際のところと言えば、日本列島には、朝鮮半島よりずっと前から土器があったし、稲作もあった。が、そうした考古学的事実など、彼の国の「アンチ知性主義」には立ち入れない。
ここはひとつ、彼の国の人間になり切ったつもりで、「昔の倭は未開の地であり、半島の人間が、そこに渡り、あらゆることを教えてやったのだ」と大脳に刷り込んでみよう。
その大脳をもって、今日の日本を見たら、どうか。日本に昔から伝わる“良い物”はすべて、わが半島の人間が教えてやったことであるはずだ−としか思えまい。
かくて、彼らは日本で“良い物”を見るたびに「ウリジナル」を発するのだ。根拠を問われたら…それは、後で考えて貨車に積む。これぞ、次から次へ出てくる「ウリジナル」の根源的なメカニズムなのだ。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。
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