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韓国の若者が悲鳴、「移民ブーム」「借金地獄」「社会の圧力」、彼らの望む未来は…
http://www.recordchina.co.jp/a105973.html
2015年4月12日 10時4分
2015年4月11日、韓国で若者を取り巻く環境が厳しさを増している。国を捨てる移民、泥沼の借金地獄、体調が悪くても会社に病欠を言い出せない現実。韓国の若者が望む未来は「崩壊」との衝撃的な調査結果も明らかになり、韓国のネットユーザーは「この国にはもはや希望はない」などと悲鳴に近い声を上げている。
韓国・毎日経済はこのほど、韓国社会に広く浸透している「移民ブーム」が、20代の若者にも押し寄せており、「20代の移民ブームは韓国の現実に対する失望感の現れ」と報じた。 若者に最も人気なのは、福祉が充実したデンマーク、スウェーデンなどの北欧諸国。 韓国外交部の報告によると、デンマークに住む在外同胞は2011〜2013年に83.6%も増加した。
延世大学経営学科のジョン・ドンイル教授は「国を離れようとするのは、若い世代が大韓民国での可能性を見つけられない現状を示している」とし、「政府は20年後を見据えた対策を立て、企業も外国文化に対する抵抗感を減らすべき。外国語を使いこなす能力に優れた若い世代が活躍する機会を設けなければならない」と訴えた。
借金地獄に陥るケースも目立ち、韓国・SBS放送は韓国では最近、「失業者」と「信用不良」の頭文字をとった青年「失信時代」という言葉が登場している、と報道。
学費や生活費を借金でカバーしている中で就職難が重なり、負債の泥沼に陥る20代も増え、昨年、自己破産を申請した20代の信用不良者数は6671人となり、一昨年より9.4%増加した。状況は悪化しつつあり、2月の青年失業率は15年ぶりに過去最高を記録している。
韓国日報によると、就職難が続く韓国で、狭き門を突破してつかみ取った「就職」という喜びもつかの間、やっと入社した会社から悪いイメージを持たれることを恐れ、体調が悪くても病欠を申し出ることができずに、我慢している若者たちが増えている。
韓国の「軍隊式組織文化」が原因とみられ、就職ポータルサイト「サラミン」が昨年、会社員1892人を対象に実施したアンケート調査で、「体調が悪くても出勤した理由」として、「上司や仲間の顔色が気になるため」との回答が47.6%となり、最も多かったという。
さらに、韓国・KBS NEWSによると、今年1月、KAIST未来戦略大学院の主催で「韓国人はどのような未来を望むのか」という討論会が行われ、若者世代(20〜34歳)を対象としたアンケートの調査結果が発表された。
衝撃的な内容で、「望む未来像は?」という質問に対し「崩壊。新たな始まり」と回答した人が42%にも上り、「持続的な経済成長」と回答した人は23%にすぎなかった。
こうした状況に韓国のネットユーザーは
「この国にはもはや希望はない。私も去りたいと思う」
「韓国は、もう若い人たちに未来を見せてくれない国になってしまったということだ」
「学歴、財産がなければ、すぐに韓国を離れた方がよい。世界中どこへ行っても韓国よりはましだろう」
「これだと、自殺率が増えても仕方ないな」
「本当に韓国社会が嫌になる」
「(韓国の)最近の流行語は『諦めたら楽』」
「『情熱』とか言っておきながら賃金はひどい。若者がこうなったのは、無駄に希望を与えたせい。もうだまされない」
などのコメントを多く寄せている。(編集/KU)
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