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白菜、大根、スイカ・・韓国在来種の“タネ”が日本のものに・・韓国ネットは「なぜ愛国心を持ち出す?」「日本に奪われてはならない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150407-00000016-xinhua-cn
FOCUS-ASIA.COM 4月7日(火)7時39分配信
KBSは4日、韓国国内で一、二を争う種苗会社が売却される予定だが、その買い手は日本企業が有力視されていると報じた。日本の金融会社であるオリックス・グループが、「ノンウバイオ」と国内シェア一、二を争う「東部ファーム韓農」の引受を検討しているという。
記事によると、1997年の通貨危機により、国内シェア上位の4社が外国の企業に売却された。当時、国内シェア1位の「フンノン種描」と3位の「中央種描」は多国籍企業セミニスに売却され、のちにセミニスをモンサントが買収した。「ソウル種苗」はノバルティスに、「チョンウォン種苗」は日本のサカタに売却された。これにより、大根、白菜、唐辛子などの所有権の5割、玉ねぎ、人参、トマトなどの所有権の8割が外国企業に渡ったという。
「東部ファーム韓農」は、モンサント・コリアが保有していた310の品種資産から大根、白菜、スイカ、キュウリなど240種の所有権を買い戻し、70種は版権と特許権を取得した。しかし、東部グループは今年の3月31日に東部ファーム韓農を系列から分離し、売却すると発表。野菜工場に力を入れているオリックスが近いうちに引受意向書を提出すると見られている。
記事によると、日本の種苗業者は韓国市場進出に積極的だという。チョンウォン種苗を買収したサカタコリアは韓国で営業しており、タキイも2001年に新規法人を作り、韓国に進出している。このような状況で日本の会社が東部ファーム韓農を引き受けた場合、日本企業の韓国での種苗市場の蚕食はより早いスピードで進行されると分析している。
外国では種苗産業が食糧安保レベルや天然の医薬品、付加価値の高い産業素材、代替エネルギーなど成長動力の基本素材として評価されているが、韓国では食材の7割が外国産の種苗で栽培されており、種子の貿易収支も毎年悪化しているという。国立種子院によると、種子貿易収支の赤字額は2011年に5474万ドルから2013年に9017万ドルに膨れ上がっている。
記事は、種の輸出入は生活を大きく変えるとし、二つのエピソードを付け加えている。高麗時代、中国に渡った文益漸(ムン・イクチョム)という学者が“命がけ”で綿花を持ち込んだことと、韓国のライラックの種を米国に持ち込んだ話だ。”世界的な庭園樹”として愛されているライラックは、1947年に米軍が韓国から採集したものをニューハンプシャー州立大の植物園で発芽させたもので、現在の米国のライラックシェアの3割を占めているという。これらのエピソードに対し、協成大学のキム・ウンジン教授は「種苗産業の競争力を付けることに努力しなければならない」と指摘したという。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「もったいないな。せっかく作ったものなのに」
「いくらなんでも海外に売り飛ばさないでほしい。それも日本は絶対にダメ」
「エバーランドとかが引き受けたらどうかな?豚の牧場や農場を経営しているから、いいと思う。日本が引き受けるより、いいと思う」
「これでも国が崩壊しないのが、不思議だ」
「大企業の力を見せるべきじゃないか?貯まっているお金をこういう時に使え」
「誰が買ってもいいが、日本はイヤ」
「農業をやっている立場から言えば、種の所有権は絶対に他国に売り渡したくない。種の値段が高すぎて農業を諦める業者も出ている。外国の横暴な振る舞いに耐えるのは、正直厳しい」
「お金をたくさん払える企業が買うのが当然。何でここで愛国心を持ち出す?」
「種苗の権利は韓国が持っていたほうがいい」
「政府が出てきてもいいじゃないか?日本に奪われてはならない」
「韓国政府の断固たる対策が必要な時。韓国の種を保存できる制度を作ってほしい」
(編集 MJ)
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