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韓国への圧迫攻勢を強める日米中、韓国は新戦略を立てる時?=韓国ネット「韓国の味方はいない」「条件なしで日本と首脳会談をするしか…」
http://www.recordchina.co.jp/a104860.html
2015年3月24日(火) 22時15分
2015年3月24日、韓国・国民日報によると、日本や米国、中国など、朝鮮半島をめぐる主要国家間の葛藤が高まり、離合集散が繰り返される中、韓国は新しい戦略を立てる時だとの指摘が出ている。
南北関係だけに関心を寄せていた日本や米国、中国の3カ国が、最近では安全保障問題はもちろん、経済や過去の歴史認識など、さまざまな分野で自国の利益を最大化させようとしている。特に米国と中国は、すべての懸案で異なる立場を見せ、韓国への圧迫攻勢を強めている。そのため、韓国内では、「従来の対日、対米、対中外交では対処していけない。時間が経つほど大きくなる周辺国間の葛藤要素に合わせて、柔軟かつ現実的な外交戦略を新たに立て直すべきだ」との指摘が出ている。
21日に行われた日中韓外相会談で、中国は「日本が歴史を直視しなければ、首脳会談は行わない」という姿勢を崩さなかった。表面的には日本を攻撃しているように見えるが、実際は、日韓関係の改善を阻止し、韓国を中国の味方にしておきたいとの意図があったというのが外交家らの評価であった。また、中国は、高高度防衛(THAAD)ミサイル配備やアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加においても、韓国への圧力を強めている。
一方、日本は日韓関係の改善を粘り強く求めていたが、韓国が「歴史への反省メッセージ」をかたくなに要求したため、今では米国との関係を強化することだけに力を注いでいる。日米同盟のレベルを米韓同盟以上に引き上げ、米国とともに韓国を挟み撃ちしようとしている。また、米国はTHAADとAIIB問題を通して、アジア・太平洋地域で中国とのG2対決構図を明確にしようとしている。
このような中で、「北東アジア外交の中心」を目指す朴槿恵(パク・クネ)政権は、日米中の圧迫対象になってしまうのではないかとの懸念が相次いでいる。ある外交専門家は、「現在、北東アジア平和協力構想は完全に無視されている状況だ。信頼の構築や恒久的な平和などの理想論を語るのではなく、原則にとらわれずに、韓国の利益に合わせて柔軟に、現実的に対応するときだ」と指摘した。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「はっきり言おう。この重要な時期に、無能な韓国政府は未来ではなく過去に向かっている。リッパート駐韓米大使が韓国の大統領だったらどれだけいいだろう?リッパード大使がにらみ付けたら、きっと日本も中国も逃げていく…」
「こんな状況なのに、朴大統領は『さあ、次はどこに旅行に行こうかな?』と考えるのに忙しいのだろう」
「これから朴大統領は、韓国の利益だけを考えて行動・発言してほしい」
「日米中の中に韓国の味方はいない」
「河野談話や村山談話を発表した日本政府に対し、韓国政府は、慰安婦問題は韓国内で解決すると約束したし、日韓パートナーシップを宣言した時には『和合』という言葉まで登場。2002年には共にW杯を開催した。過去の問題はすべて解決したはずだったのに、なんで朴政権は今になって中国と一緒に日本の歴史認識を批判し、米日から孤立しようとするのか?結局、この問題を解決させるには、朴大統領が条件を付けずに日本と首脳会談を開催するしかない」
「誰にも嫌われずにいたいと考えているからこうなるんだ」
「戦略なんて立てる必要ない。科学技術の発展に力を注ぎ、韓国が力を付ければ、日米中は大人しくなる」
「何を迷っているの?THAADを配置してAIIBに加入すればいいだけ。日本はこのまま無視していればいい」(翻訳・編集/堂本)
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