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2015/03/05(木曜) 23:07
タイが日中の競争を利用
タイが日本と中国の競争を受け、経済発展とインフラの拡大における両国の能力を利用しています。
情報筋は、「日本と中国はそれぞれ、タイの鉄道建設に関するプロジェクトを同国の政府に提示した。中国の計画は南北をつなぐもので、ラヨーン港とラオス国境を結び、その一部は首都バンコクにつながる。一方、日本の計画は、タイの東部と西部とつなぎ、バンコクをカンボジアとミャンマーの国境に結びつけるものである」としています。
これに加えて日本と中国は、タイにおける複線の高速鉄道の建設を提案しています。
中国は、中国とタイの間における米とタイヤの政府間貿易のための計画を完遂させようとしています。どちらの製品も昨年、市場への供給過多と価格の著しい下落により、打撃を受けました。
この情報筋は続けて、日中がタイで競争している理由について、「中国の経済は現在発展中で、中国は他の大国と同様、他の国での大規模投資に入ろうとしている。一方で日本は伝統的に、東アジアの経済大国であり、今もASEAN東南アジア諸国連合の10カ国に最大規模の直接投資を行っている。日本は多くの工場をASEAN諸国に建設している。このことから当然の流れとして、現在中国と日本は経済ライバル国となっている」としています。
タイは日本製品の多くを組み立て、輸出している国の一つで、実際タイの運輸インフラへの投資は日本企業にとって一種の投資となります。 一方で、中国とカンボジア、ラオス、ミャンマーの緊密な関係は、タイへの参入が地域における中国の影響力を完全なものにすることを意味します。
タイはこれまで多くのインフラプロジェクトを破棄してきた経緯がありますが、現在の軍事政権は少なくともプロジェクトの実行において特別な能力を有していることを示しています。
こうした状況の中、タイの人々は日中の競争における勝利者となると見られています。
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