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(昨夜の報道ステ)
〔ウクライナで戦闘激化〜独仏首脳がロシアに「新提案」〕
ウクライナの東部ルガンスク州とドネック州が大変なことになっている。去年4月から5000人が亡くなっている。4歳の男の子の葬儀の最中にも爆発音が響く。ウクライナ東部の状況が急速に悪化している。親ロシア派とウクライナ政府軍が、主にドネック州とルガンスク州で激しく衝突している。去年9月の停戦合意が、事実上「無視」されている。
国連によると、今月1日までの3週間で、市民が少なくとも死者224人、負傷者545人となっている。
戦闘激化の背後には、親ロシア派を支援しているとされるロシアの存在がちらつく。ウクライナ政府は、停戦合意後にロシア軍兵士700人以上が侵入してきたと主張している。
プーチン大統領は「ウクライナ軍はロシア封じ込めのために戦っていて、軍隊というよりはまるでNATOの外人部隊だ」、と反論している。
戦闘激化を受け、NATOは緊急時に派遣する即応部隊を1万3000人から3万人に倍増させた。即応部隊の拠点は東欧など6か国(バルト3国、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア)に置く予定で、ロシアを睨んだ布陣となっている。さらにアメリカも、カーター次期国防長官は「ウクライナが自衛できるように支援すべきだ。供与する武器は殺傷能力の高い武器も含む」としている。アメリカはこれまで、ロシアに配慮して殺傷能力のない暗視ゴーグルなどの物資を供与してきたが、方針を変えようとしている。
「我々は戦争の状況下にあり全面戦争になる可能性がある」としたオランド大統領とメルケル首相は、5日ウクライナを訪問、6日にはモスクワでプーチン大統領と会談する予定だ。
オランド大統領は和平案として、「全員が受け入れ可能な文書を用意した」としている。和平の中身については、原油価格の低迷に苦しむロシアに和平を迫る可能性を指摘する専門家がいる一方、ドイツやロシアのメディアは、逆にウクライナ政府側が譲歩する内容になる、と報じている。
(関連)
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