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(今晩の海外ネット)
仏テロ事件に関与したイエメンを拠点にする「アラビア半島のアルカイダ」は、ビンラディンが殺害されてアルカイダが弱体化が進んだ、これがきっかけで誕生した。アルカイダの元々のメンバーに加えて、アルカイダの主張に共鳴する人々が世界各地からイエメンに集結して組織が拡大していった。
イエメンが拠点になるさまざまな理由が言われている。@ビンラディンの父の出身地 A政府の統制が及びにくい厳しい山岳地帯がある B政治・経済が極めて不安定であるにも(政府と反政府勢力の対立)。
イエメンでもアラブの春があって、このアラブの春で退陣に追い込まれた長期独裁政権に代わってハディ大統領が3年前に就任した。ところが今回シーア派武装勢力が攻勢を強めて大統領を辞任表明に追い込んだ事態になった。
このアラビア半島のアルカイダとシーア派組織とは対立しているが、米国が後ろ楯となっている現政権とは敵対しているという点では共通している。オバマ政権にとって、イスラム国の台頭も脅威だが、アラビア半島のアルカイダも極めて米国にとって深刻な脅威になっている。実際にこの組織は米国本土を狙ったテロを企ててきた組織である(中略)。そのため米国は無人機を使った掃討作戦をこれまで展開してきた。4年前には組織の精神的指導者を殺害した。このイエメンでテロとの戦いは成果を挙げてきたと米国は見てきたところであった。しかし今回、フランスでテロの実行を許してしまった。それに加えてイエメン情勢が一気に不安定化してきた」
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