http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/757.html
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やっとCIAの麻薬取引を暴いて死亡したゲイリー・ウェブ記者の調査報道が映画になった。
世紀の大スクープをしたサンノゼ・マーキュリー・ニュース紙の調査報道記者ゲイリー・ウェブ氏に起こった出来事を知らないとアメリカの真の姿は見えてこない。
http://democracynow.jp/video/20141009-3
新作劇映画Kill The Messenger(『使者を殺せ』)の主人公は、タブーを破ってCIAの犯罪を報道したために主流の企業メディアによって誹謗中傷されて職を失い、最後には自ら命を絶った報道記者ゲイリー・ウェブ氏です。
ウェブ氏は1996年サンノゼ・マーキュリー・ニュース紙(San Jose Mercury News)に、Dark Alliance(「暗黒同盟」)と題する衝撃的な記事を発表し、1980年代に全米で大問題になったクラック・コカインの密売が、CIAによって組織されたニカラグアの反政府右翼武装組織コントラの資金源であることをスクープしました。
この暴露記事は広範な抗議運動を呼び、議会の公聴会も開かれましたが、大手企業メディアは事実に背を向けただけでなく、結託してウェブ氏を攻撃しました。記録映画Shadows of Liberty(『自由の影』)からの抜粋を併せて紹介しつつ、記事に先立ってウェブ氏に助言した、ベテラン調査報道記者でイラン・コントラ事件報道に先鞭をつけたロバート・パリー氏に、ウェブ氏の業績を再評価していただきます。これは過去の物語ではなく、大手企業メディアが権力の発表を疑うことなく垂れ流しにしている問題は、イラク戦争を経て現在もかわらず続いているとパリー氏は指摘します。番組では、先述の劇映画からの抜粋や、新聞社を追放された後に在りし日のウェブ氏にインタビューしたデモクラシーナウの資料映像も紹介されます。
記録映画Shadows of Libertyのホームページはhttp://shadowsofliberty.orgで、http://shadowsofliberty.org/watchから無料ストリーミング視聴や有料ダウンロードも可能です(どちらも英語版のみ)。
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