http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/719.html
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この話題が重大ニュースに取り上げられないのは何故だろうか。
未だ未解決の「護衛艦」ことヘリ空母「おおすみ」と釣り船「とびうお」衝突事故。二人死亡した事故。詳細な捜査が進んだはずなのに、なぜか原因は発表された様子が無い。
なぜか新聞では産経が取り上げている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
http://www.sankei.com/west/news/141225/wst1412250012-n2.html
(1)「その日の海は穏やかだった」 海自輸送艦「おおすみ」と釣り船衝突事故
海上自衛隊輸送艦「おおすみ」(奥)と衝突し、転覆した漁船(手前中央)=1月15日大竹市沖(本社ヘリから、山田哲司撮影)[写真略]
「漁船が転覆している。搭載艇で救助中−」。1月15日午前8時1分、広島県大竹市沖の瀬戸内海を航行していた海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(8900トン)から第6管区海上保安本部に一報が入った。おおすみと釣り船「とびうお」の衝突事故だった。釣り船は転覆し、乗っていた4人が海に投げ出され、船長の高森昶(きよし)さん=広島市、当時(67)=ら2人が死亡した。
「管内はバタバタ。社会的反響も大きい事案なので、とにかく情報を集めることに努めた」と、6管本部職員は当時を振り返る。昭和63年7月の潜水艦「なだしお」、平成20年2月のイージス艦「あたご」に続く、海上自衛艦と民間船の死亡事故が再び発生した。
なぜ事故は起きたのか。6管本部の調べや船舶自動認識装置(AIS)などの情報を総合すると、おおすみは同日午前6時15分ごろ、海上自衛隊呉基地(呉市)を岡山県玉野市の造船所に向けて出航していた。現場海域では一時、西進し、その後衝突時刻の午前8時ごろまでは南進していたとみられる。
一方、とびうおは生存者の話によると、広島市中区の係留施設を出発し、山口県岩国市の甲島付近へ向かっていた。
◇おおすみの左舷中央付近に残る衝突の痕跡などから衝突時はおおすみが右、釣り船が左に位置していたことが分かっている。海上衝突予防法は進路が交差する2隻の船が衝突しそうになった場合、相手の船を右側に見る船に回避義務があるとしており、生存者は「おおすみが右側から接近してきた」と話しおおすみ側が旋回した可能性を指摘していた。だが、178メートルの巨艦が旋回するには相当の距離が必要だ。おおすみが鳴らした警笛の回数についても「1回」や「4、5回」などと異なる証言があり、両船が互いをどの程度認識していたか不透明なままとなっている。
6管本部は6月、双方の見張りが不十分だったなどとして、業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の容疑で、おおすみ側の艦長と当直士官の航海長=いずれも当時=、釣り船の高森船長の計3人を広島地検に書類送検した。地検は判断を明らかにしていないが、高森船長は死亡により不起訴となる見通しという。書類送検から3カ月経った9月、遺族や生存者らを中心に結成された「真相究明を求める会」は3千人あまりの署名を添えて、艦長と航海長の起訴を地検に要請している。
◇その日の海は穏やかで、見通しもよかった。双方の見張りが十分だったら事故は起きない。それなのに事故は起きてしまった。釣り船の4人が救命胴着を付けていなかったことは、今回の事故の辛い教訓として指摘しておかなければならない。海難がただちに生死につながることは、船にかかわる人たちにとって常識のはずだからだ。二度と同様の事故を起こさないために、事故の全容と原因の解明がなされるべきだ。
(入澤亮輔)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
目撃者が無かったかつての事件では、一方的に漁船側の責任として片づけられた。生存者もいる今回はどうなるのだろうか。
・関連
■広島沖・海自艦と釣り船衝突:「おおすみ」調査、広島海保が終了 /広島(公平に裁かれるのか?)
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/462.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2014 年 3 月 02 日 00:24:31:
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