電車の中でヘジャブを被っている女性が殴られたり、レストランが「ムスリム(イスラム教徒)お断り」の看板を出すなど、何だかオーストラリアでは社会全体が反イスラムの雰囲気になりつつあります。

当方、以前にゴフ・ウィットラム元首相について、こちら阿修羅でコメントしました。人種差別や徴兵制に反対して「白豪主義」の旗を降ろさせ、オーストラリアを移民社会に変えた勇気ある元首相が亡くなった時の記事です。

人種差別や徴兵制に反対、中国を承認、CIAに恐れられて排除されたオーストラリアの元首相が死亡（櫻井ジャーナル）
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/543.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 25 日 19:00:05: igsppGRN/E9PQ

当方の投稿です。
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/543.html#c1

●オーストラリアを再び白豪主義に押し戻そうとする保守反動勢力が、やたらイスラムの脅威を煽っているように見えます。煽っているのは、ルパート・マードック氏率いる勢力。彼は米英支配階級と密接です。彼らがオーストラリア社会の治安を守るために、警察の強化が必要だと訴えている。その警察内部に白豪主義グループがいます。今年、こちらでスクープとして報じられた、海軍内の白豪主義グループ。彼らがイスラムの恐怖を煽っているのは間違いないところです。

彼ら保守反動勢力が、あの9.11のオーストラリア版事件をでっちあげるのではないか。シドニーの大晦日に、新年カウントダウンイベントが行なわれますが、まさかそこを狙っていないよね。オペラハウス爆破とか。このオペラハウスは、オーストラリアが世界に誇る建物ですが、ここを爆破したらオーストラリア人はみんな怒りますよ。数日たってイスラム武装勢力が摘発されたりして。もう最初から台本ありの展開です。

それから数週間後に、イスラム国撃滅のために西側諸国から大規模な軍の派遣が発表されたりして。

話は変わりますが、オーストラリアでは夏の酷暑で毎年夏に山火事や草原火災が頻発していますが、これもそのうち「イスラム武装勢力のテロ」にされちゃうんじゃないかな。