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【カイロ秋山信一】イラク軍が勤務実態のない約5万人の兵士に給料を支払っていたことが政府の調査で発覚した。対象の兵士は最初から架空名義で登録されたり、実際には離脱・死亡したりしており、支払われた給料は上官が着服していた。今年6月に過激派組織「イスラム国」が大規模侵攻した際にイラク軍は戦わずに敗走を重ねたが、こうした“幽霊兵士”の存在で兵力が政府の想定より少なかったことが一因として挙げられている。
調査結果はアバディ首相が11月30日に公表した。イラク軍の兵力は約27万人。5人に1人の勤務実態がなかった計算になり、政府は不正な給料の支払いを中止した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、イラク軍の新兵の給料は月600ドル(約7万円)で、少なくとも年間3億8000万ドル(約450億円)が不正に支払われたと報じた。
AFP通信によると、軍将校は警備要員として5人の兵士を雇用できるが、実際には2〜3人だけを雇い、残りの兵士の給料を着服する手口が横行していた。名義を借りた場合は謝礼を支払い、架空名義の場合は全額を横領していたという。師団長レベルになると30〜40人分の給料を横領し、私的流用のほか、昇進のために上官に支払う賄賂に流用する例が多いという。
今年9月に就任したアバディ首相は、マリキ前政権で重用された軍幹部を次々に更迭するなど改革を進めている。
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000e030183000c.html
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