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政府が自衛隊に水陸両用車「AAV7」の導入を正式に決定へ!平成30年度までに計52両配備!専門家からは「役に立たない」との指摘も!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4692.html
2014/12/03 Wed. 19:00:27 真実を探すブログ
12月2日に防衛省が陸上自衛隊に配備する水陸両用車に米軍が導入している「AAV7」を選んだと発表しました。AAV7は1970年にアメリカで採用された海と陸の両方で活動をすることが出来る装甲車で、地上では時速72キロ、海上で時速13キロの速度を出すことが出来ます。兵士を25名収容することが可能で、自衛隊は平成30年度までに新設される陸自の「水陸機動団」に計52両を導入する方針です。
この水陸両用車は「尖閣諸島奪還のために配備」とか言われていますが、ハッキリ言ってこれは使い物になりません。まず第一に、AAV7という水陸両用車は今から40年以上も前に開発された古い兵器という時点でダメです。多少は改良されていますが、それでも速力の遅さなどはそのままとなっています。
次にアメリカですら水陸両用車の次世代機の開発を断念するほど、水陸両用車が不要になっていることです。また、日本にはLCAC(エア・クッション型揚陸艇)という装甲車などをまとめて揚陸させるための高速船があります。これは東日本大震災でも活躍した高機動型のエアクッション艇で、AAV7の数倍も早く移動することが可能です。
しかも、AAV7の移動能力は低く、サンゴ礁や防潮堤の踏破が出来ないというお粗末さになっています。更には本格的な整備は米国でしか行えないという致命的な欠点も有るのです。
どっからどう考えても、AAV7を52両も買う前に、輸送船やエア・クッション型揚陸艇の方を増やしたほうが良いと私は思います。ちなみに、AAV7を上陸場所の島に運ぶ事が出来る強襲揚陸艦(輸送艦)も日本は3隻しか配備していないです。
☆水陸両用車に「AAV7」 陸自「水陸機動団」で離島奪還作戦に投入
URL http://www.sankei.com/politics/news/141202/plt1412020087-n1.html
引用:
防衛省は2日、陸上自衛隊に配備する水陸両用車に、米軍が導入している「AAV7」を選んだと発表した。離島奪還作戦での投入を想定しており、平成30年度までに新設される陸自の「水陸機動団」に計52両を導入する。
AAV7は上陸作戦に使われ、海上では船舶のように航行し、そのまま上陸して走行が可能。全長約8メートル、重さ約22トンで、最大24人を運べる。27年度は30両を調達する予定。
:引用終了
☆尖閣有事に水陸両用車「AAV7」は役に立たない
URL http://toyokeizai.net/articles/-/46957?page=4
引用:
こうしたプロセスの問題も重大だが、さらに重大な問題は、AAV7が日本の国防上、最適な兵器ではないという点だ。AAV7は旧式とされる装甲車。不整地踏破能力が低く、南西諸島のリーフ(サンゴ礁)や護岸工事が施された海岸を踏破できない可能性が高いうえに、水上航行能力が時速13キロ程度に過ぎない。
米海兵隊は将来の揚陸作戦を現在の20カイリほどの沖合から100カイリ程度に伸ばす。これは地上型の対戦車兵器や火砲の長射程化が進んでいるためだ。つまりAAV7は何時間もかけて延々と陸地を目指すことになるが、敵からみればいい的でしかない。
:引用終了
☆AAV7
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/AAV7
引用:
AAV7 もしくはAAVP7(Assault Amphibious Vehicle,personnel.model7:水陸両用強襲輸送車7型)は、アメリカ合衆国で開発された水陸両用車としての能力を有する装甲兵員輸送車である。
公式の愛称はないが、アメリカ海兵隊では水陸両用装甲車に用いる伝統的な名称であるアムトラック(Amtrak)の愛称で呼ばれている[1]。
〜省略〜
1964年、アメリカ海兵隊は新型水陸両用強襲車両の開発を各メーカーに要請、FNC社の案が採用された。1966年-1969年にかけて研究開発、試作が行われ、LVTP5(LVT5)を発展させたLVTP7(Landing Vehicle, Tracked, Personnel, model 7)が1970年6月に採用された。1971年より配備が始まり、1974年には発注されたLVTP7の生産が完了した。
LVTP7は、地上で72km/h、水上で13km/hの速度を出し、海兵隊員25名を収容できた。当時の武装は、M85機関銃1丁を装備した銃塔のみで、NBCに対する防護措置もとられていなかった。
:引用終了
☆LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/LCAC-1%E7%B4%9A%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%9E%8B%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%87
引用:
LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇(エルシーエーシーいちきゅう エア・クッションがたようりくてい)は、アメリカ海軍や海上自衛隊で使用されているエア・クッション型揚陸艇(上陸用舟艇)。Landing Craft Air Cushionの頭文字からLCAC(エルキャック)と通称されている。海上自衛隊では「エアクッション艇1号型」として配備している。
:引用終了
☆防衛省 水陸両用車導入を正式決定へ
☆西部方面普通科連隊・AAV7(水陸両用装甲車)で離島奪還訓練【水陸機動団・陸上自衛隊】
☆水陸両用車を初公開 離島防衛強化で導入
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