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イラク軍:国内最大の製油所奪還 イスラム国が撤退  毎日新聞
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/611.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 11 月 20 日 15:48:07: mY9T/8MdR98ug
 

 【カイロ秋山信一】イラク治安部隊は18日、北部バイジにある国内最大規模の製油所で過激派組織「イスラム国」の包囲網を破り、製油所内に進入した。国営テレビが報じた。約5カ月間続いた包囲網の突破は、北部でイスラム国の支配地域奪還を図る政府側の動きに弾みをつけそうだ。

 国営テレビなどによると、治安部隊はイスラム国が敷設した地雷を除去し、製油所への進入ルートを確保した。イスラム国の部隊の多くは撤退したが、一部は周辺で抵抗を続けており、国内供給の3割近くを担う製油所の稼働再開には時間を要する見込みだ。

 バイジはイスラム国が実効支配するモスルとティクリートの中間にあり、イスラム国の攻撃が続く油田地帯のキルクークにも近い要衝。政府側は14日に市街地を奪還していた。

 イラク農業省は18日、イスラム国が6月以降に北部の穀倉地帯から100万トン以上の小麦・大麦を奪い、シリアのラッカやデリゾールに運び去ったとの推計を明らかにした。


http://mainichi.jp/shimen/news/20141120dde007030059000c.html  

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01. 2014年11月21日 07:49:50 : jXbiWWJBCA

欧州に忍び寄るイスラム国の脅威
「聖戦地」に少年、少女が結集〜北欧・福祉社会の光と影(50)
2014年11月21日(Fri) みゆき ポアチャ
エジプト過激派組織、イスラム国指導者への忠誠を表明
シリア中部ホムス市内を装甲車で行進する「イスラム国」の戦闘員ら〔AFPBB News〕

 イスラム過激派組織「イスラム国」の伸張が止まらない。

 米国と、現在は16カ国に増えた有志連合軍は、この3カ月間でほぼ1000回に及ぶ空爆を行ってきたが、この数週間、イスラム国はシリア・イラクにまたがる地域を次々と制圧しており、現在はかなりの領域に勢力範囲を拡大している。

 最近では、イスラム国側は米国らが支援するシリア革命戦線を、彼らの拠点の1つ、イドリブから駆逐し、戦車など大量の武器を奪っている。また、戦闘のたびに、イスラム国側に寝返る兵も多いようだ*1。

 11月13日には、空爆で死んだとも言われていたイスラム国最高指導者のアブ・バクル・アル=バグダディの音声メッセージがネット上に登場し、戦いを継続して領土をイエメン、サウジアラビア、エジプト、リビア、アルジェリアなどの新たな地へ拡大していくと宣言した。

 彼らの勢いは今のところ止まる様相を見せていないようだ。

「おめでとうございます。あなたの息子は殉教しました」

 欧州からも10代、20代の若者が続々とシリアに向かい、「ジハード(聖戦)」に参加している。昨年あたりから、スウェーデンでも「スウェーデン・ジハード主義者がアレッポの戦闘で死亡」「行方不明」といったニュースが報じられていたが、現在はこの頻度がかなり高くなってきた。

 スウェーデン国防大学の研究者によると、スウェーデンからジハードに向かう若者の平均年齢は21歳である*2。少女たちも少なからず参加している*3。様々な数字から推定すると、女子の数はざっと男子の1割弱のようだ。

 イスラム系移民の過激化プロセスを研究する英ロンドン大学キングスカレッジ過激化・政治暴力研究国際センター(ICSR)の推定では、イスラム国に結集する外国人戦闘員の18%は欧州から来ている。

 欧州諸国の中でシリア戦争に向かう市民の数が最も多い国は、人口比で比較するとベルギーが最多で、次いでデンマークだ。スウェーデンが第3位にランクしている*4。流入の動きは、6月に「カリフ国家」の樹立が宣言されてからいっそう極端になった。

 筆者が住む人口10万の中都市でも、シリアに向かった19歳と20歳の兄弟が、シリア西部ホムス郊外で亡くなった。上の息子は戦闘で死んだが、下の子は自爆攻撃だったという。この兄弟の父親がエクスプレッセン紙のインタビューに答えて、「下の子の歯の1本すらも残されていない」と悲痛に語っている*5。

 この父親は、1度シリアまで出向いて息子たちを見つけ出し、説得してスウェーデンに連れ戻したのだが、その後、兄弟は再び現地に赴いたようだ。父親は突然、匿名の人物から電話を受け、こう言われたという。「おめでとうございます。あなたの息子ハッサンは殉教しました。彼は軍の前哨基地で自分自身を爆破しました」

 地元紙にも、「ショックすぎる」「彼らはスポーツ好きで、サッカーが上手だった」というクラスメートらの声が載っていた*6。

*1=http://news.yahoo.com/qaeda-drives-moderate-syria-rebels-northern-bastion-103515877.html

*2=http://www.thelocal.se/20140924/fears-for-scandinavian-teenagers-joining

*3=http://www.svd.se/nyheter/utrikes/oro-att-unga-svenska-kvinnor-dras-till-is_3954592.svd

*4=http://www.gp.se/nyheter/goteborg/1.2444458-unga-goteborgare-krigar-i-syrien

*5=http://www.expressen.se/nyheter/broderna-fran-boras-dog-i-kriget-i-syrien/

*6=http://www.bt.se/nyheter/boras/broder-dodades-i-strid%283883719%29.gm

半分空っぽのモスク

イスラム国からのコバニ防衛、率いるのはクルド人女性
米国と、現在は16カ国に増えた有志連合軍は、この3カ月間でほぼ1000回に及ぶ空爆を行ってきた(写真はトルコと国境を接するシリア北部アインアルアラブ)〔AFPBB News〕

 その後にも、筆者の近郊からも続々と若い「ジハーディスト」がシリアへ向かい、亡くなったというニュースが続いている。

 今月10日にも、「スウェーデンのイスラム主義者3人が空爆で死亡」という記事が出ていた。1人はストックホルム、2人はヨーテボリ出身だ。3人とも20代で、米軍機の空爆で死んだとある*7。

 この記事に、1万5000を超える人が「いいね!」をクリックしている。斃れた戦士はソーシャルメディア上で「殉教者」と呼ばれ、「私の最愛の子供たちに神の恵みを。アラーは楽園にあなたを受け入れるでしょう」といったメッセージが書き込まれる。

 もちろん、ほとんどの親は子供が戦地に向かうことを止めようとするが、中には息子がジハードに参加することを誇りに思い、空港まで送っていく両親もいる。

 10月末に見た「すべての若者がジハードのためにシリアに行き、今モスクは半分空だ」と題した記事は、こんな内容だ。「今、モスク(イスラム寺院)に来ているのは高齢の者ばかりだ。金曜の礼拝時に、以前は隣の人と肩が触れ合うくらいにぎゅうぎゅう詰めだったモスクは、今は半分空だ」となっている。

 この記事の著者はアフガニスタンから4年前にスウェーデンに来た人だ。彼がモスクで会った友人に、「最近はもう、若い人はモスクに来なくなったんだね。寂しいね」と言うと、友人はこう答えた。「知らないのか? ほとんどはジハードのためにシリアとイラクに行っている。彼らはイスラム国家に参加しているよ」

 さらに筆者が、その数日後にスポーツジムに行くと、そこで会った別の友人がこう話した。「イスラム国のメンバーは、今から難民申請者を装ってスウェーデンに戻ってくる」「時が来ると、彼らは立ち上がって、またここでジハードを開始する。彼らのイスラム国家は冗談ではないんだ。連中は『眠れる細胞』を他国に送り込み、彼らの力を構築する」*8

増大する欧州内「ジハード」の脅威

 つまり現在、焦点化していることは、10代、20代の若者が、次々と「聖戦地」へ向かっているということだけではない。

 思想・行動とも過激化されて戦場から戻ってきたジハード主義の若者たちが、欧州などイスラム国外の国々で、同じことを実行するのではないかという懸念だ。つまり彼らは、地球全体に「イスラム絶対主義によって統治されるカリフ国」を建設するために、まず自らの国を「ジハード」によって解放しなければならないということらしい。

 そしてこの懸念は、今まさに現実のものとなっている。

*7=http://www.expressen.se/nyheter/tre-svenska-is-krigare-dodade-i-flygattacken/

*8=http://www.jihadwatch.org/2014/10/muslim-refugee-in-sweden-the-mosque-is-half-empty-they-all-went-to-syria-to-wage-jihad

 オーストリアでは10月末、14歳の少年がウィーン市内での連続爆破を計画した容疑で逮捕された。少年の供述によると、市内のウエストバーンホフ駅をはじめとする、人が密集する場で連続的に爆発物を仕掛ける予定だった*9。

 この計画が達成されれば、少年はイスラム国から多額の報酬を受ける約束になっていたという。メディアによると、この額は約290万円だ*10。

 ノルウェーではこの7月、セキュリティ警察(PST)が過激派イスラム主義グループから「ノルウェーでテロ攻撃を実行する」という警告を受けた。エルナ・ソルベルグ首相は夏休みを返上して対処に当たり、オスロ市庁舎や王宮、ユダヤ博物館などを閉鎖、原子炉の警備を強化するなどの厳戒態勢を敷いた。

 スウェーデンのセキュリティサービス(SAPO)は、ノルウェーのような「差し迫ったテロの脅威」はまだスウェーデンには及んでいないと述べている。が、5月には、ストックホルム国際空港に爆破の予告が入り、ターミナルから利用者と職員が避難、空港が一時閉鎖されるなどしている*11。

 9月には、爆破を計画していた2人が逮捕された。実際にスウェーデンでは2010年、クリスマス直前にストックホルムのショッピングセンターで自爆攻撃が起きている。

 過激イスラム主義を批判するイスラム教徒もイスラム教徒ではない者も、多くの脅迫や暗殺予告を受け、自宅住所がネット上でさらされ、放火されるなどの被害に遭っている。こうして口を封じられ、名前を隠し住所を変えざるを得なくなった人たちも多い。

 米国と有志連合は、8月以降イスラム国に対する空爆を開始しているが、これに対しイスラム国は9月、報復としてこれらの国々に対する攻撃を加速し、軍部だけでなく、警察、治安機構と諜報機関もターゲットにするという声明を出した。そして今、多くの「爆弾」を、着々と欧州に送り込んでいる。

「眠れる細胞」がシリア難民に紛れてスウェーデンに流れ込む可能性大

ちょっぴり旅気分、スウェーデンの黄葉
スウェーデンはすべてのシリア難民の永住を認める、欧州連合(EU)で最初の国になった(写真は首都ストックホルム市内の公園)〔AFPBB News〕

 昨年9月、スウェーデンはすべてのシリア難民の永住を認める、欧州連合(EU)で最初の国になった。

 今年最初の5カ月間に8000人以上の難民申請を受けたが、この数は前年の5倍以上だ。職員は現在、この手続きのために週に7日働いているという。

 スウェーデン移民庁は、2014年中にスウェーデンに庇護を求める難民数の見通しを8万3000としており、この数字が下降する可能性はしばらくはないだろうとしている*12。この中に、「眠れる細胞」が含まれている可能性は大きい。

*9=http://kurier.at/chronik/niederoesterreich/terror-alarm-14-jaehriger-in-u-haft/94.026.834

*10=http://www.catholic.org/news/international/europe/story.php?id=57495

*11=http://sverigesradio.se/sida/artikel.aspx?programid=2054&artikel=5852828

*12=http://www.migrationsverket.se/download/18.20cfdbe014887632b911514/1415096151765/Migrationsverkets+novemberprognos+2014.pdfhttp://www.thelocal.se/20140721/syrians-face-long-wait-to-get-into-sweden

 先述した記事の著者は「私はタリバンの残忍な殺人者からやっと逃れてスウェーデンへ来たが、この国であとどのくらい安全でいられるのかは分からない」「スウェーデンはこれにどう準備し対応するのか?」と問題を提起している。

 10日にナイジェリアの高校で起きた自爆攻撃では、生徒48人が犠牲になっている。欧州でこういう事態が起きるのは時間の問題だろうか。

 内戦、紛争にさらされる危険地帯は、もはや中東やロシア圏だけではなくなった。地球上から、市民が普通に暮らせる場が、どんどん狭まれつつあるのが現実だ。

若者はなぜ「ジハード」に向かうのか

 なぜ「ジハード」に向かうのか。

 この問いに対し、返ってくる回答は以下だ。

 「他のイスラム教徒を支援し、イスラム国家の建設に貢献することは、イスラム教徒としての義務である」「ジハードを行い、真のイスラム国家の下で生きることは、私が常に夢見ていたことだ」

 少女たちは、「アラーに仕え、アラーのために死ぬ」「欧州では、宗教的に生きることは許されなかった。ここでは、もっと『自由』だ」と言う。「ジハード花嫁」と呼ばれる彼女たちは、事前にインターネットを通じて、あるいは現地で出会ったばかりの男性戦闘員と結婚し、こうして「聖戦」に献身する。

 彼ら自身が、ソーシャルメディア上に様々な書き込みをしたり写真を掲載したり、ユーチューブに動画を投稿したりしている。イスラム国による、新兵を募集するためのビデオも多い。

 動画や画像は、斬首の様子や斬首した頭部とともに撮影されたもの、欧州のパスポートを燃やす光景を撮ったもの、地面に横たわる死体、説教する彼らの指導者など様々だ。こうして「ジハードとは何か」「なぜジハードなのか」を訴えようとしている。

 パスポートを燃やした若者は、こう言っている。「自分はすべてを捨てて、新しい国を建設するためにここに来た。ここに自分の未来がある」。家や、西側を恋しく思うことはないか、と問われたジハード主義者はこう答えている。「おいしい料理、電気、温水があった生活は懐かしい。しかし西? 西側とは何なのか。西側のものの全ては偽善だ」

 西欧の民主主義は偽善だ、と考える者が非常に多い。彼らによると、「イスラム法」が唯一絶対の、完成された法だ。

 つまり、各地のジハード主義者の多くは「シリアのアサド政権の圧制からムスリムを救う」ために立ち上がったのだったが、米国とその有志連合が彼らに対し空爆を開始した今、彼らが戦うべき敵はアサド政権だけではなくなった。彼らの照準は今、明確にこれらの西側諸国に向けられている。

イスラム国の斬首に複数の西洋人が関与か、1人は仏の若者
欧州諸国から数千人の市民がイスラム国に参加するためにイラクやシリアに流れ込んでいると言われる(写真右はフランス人と見られる戦闘員)〔AFPBB News〕

 欧州から戦地に向かう若者のルーツは、シリア、イラクをはじめ、レバノン、ソマリア、ボスニア、アフガニスタンなど様々だ。先述した、ウィーンで爆破を計画していた14歳はトルコ籍だった。

 中には欧州出自のいわゆる「白人」もいるし、カトリックやプロテスタントなど、イスラム教以外の宗教に帰依する家庭で育った者もいる。

 先日、米国が「テロリスト」としてブラックリストに載せた35歳の男性は、ノルウェー人の両親を持ちノルウェーで生まれ育ったが、ムスリム女性と結婚してイスラム教に改宗した。その後イエメンに数年間滞在し、アルカイダから爆弾の製造法を学ぶなど、テロの訓練を受けたとされている*13。

 つまり、彼らジハーディストに共通するのは「イスラムの教義を信奉し、イスラム国家の建設に貢献する」という一点だ。これまでは普通のTシャツを着ていた子が、突然長いドレスのような伝統衣装を着始めたり、スカーフで髪を覆ったりすることもある。

 筆者の夫は大学で社会学を教えているが、彼の話では、スウェーデン人なのだが、目だけを残し、全身をすっぽりとブルカで覆っている女子学生がいるという。大学で学んでいて一定の教養や社会性を有していると考えられる者でも、そのように感化されることもあるようだ。

戦線を離脱した若者の証言

 ごく少数ではあるが、「イスラム国」のやり方に疑問を感じ、戻ってくる若者もいる。筆者自身、ある経路を通じて、ヨーテボリでその1人と会うことができた。彼は報復を非常に恐れているため、名前や身元などは絶対に秘匿するという条件だ。つまり彼らは「戻ってくる」のではなく、「命懸けで脱出してくる」のだ。

 シリアに出自を持つこの20代は、指導者がイスラム国と宣言したカリフ国家の樹立を信じ、イスラム絶対主義による全世界の統治のために、そして何よりも「シリアの人々のために」戦うべくシリアに赴いた。が、その「聖地」であまりにも多くの残虐行為を目撃した後、組織を離脱することを決意したようだ。

 彼がイスラム国の戦闘員だった期間は約1年半だが、これに先立ち、2011年の反乱の初期の段階で、シリア・アルカイダの正式な傘下組織であるアル・ナスラ戦線に加入した。

 どういうきっかけでアル・ナスラに参加したのか。

 「シリアの革命が始まったとき、それは我々にとっての夢であるカリフ国を実現する機会だった。我々にとって、革命とジハードは同時進行のものだ。それでアル・ナスラに加わった。我々が知っている限り、アル・ナスラとアルカイダ、イスラム国は明らかに同じものだ」

 以降イスラム国建設のために戦ってきた彼が、戦線を離れた最大のきっかけは、彼らはシリアの一般市民を殺害するなど、非常に多くの間違いを犯しているからだという。彼によると、欧州など中東外からの「外国人」戦闘員が主に残虐な犯罪を犯す。彼らは指導者への尊敬を持たず教義に忠誠もなく、組織にとっての「大厄災」である。

 ある時、女性や子供も含まれていた民間人が殺害されようとしたときに、シリアやエジプト人など数人が反対して阻止しようとしたが、欧州人からなるグループが虐殺を行った。反対した者たちはこの翌日、死体で発見された。

 「我々シリア人は、罪のない人々を殺すことを拒否し、こういった虐殺を防ごうとしていたが、最近では彼らの暴走を停止することは不可能になっている」

*13=http://www.ctvnews.ca/world/u-s-blacklists-global-terrorist-from-norway-1.1914609

 彼が離脱することになった直接のきっかけは、デリゾール地域での戦いの後、戦闘員のグループが、ほぼ300人の無実の民間人を殺害したことだ。これに強い疑問を感じた彼は、首長にこう言った。「我々がこの民間人を殺したら、我々とシリア政権の違いは何なのか」

 首長は彼にこう答えた。「彼ら、反アサド自由シリア軍兵士の家族は、我々と彼らの戦いを防止しなかったことに責任がある。この理由で、処刑が実行されなければならなかったのだ」

 彼は首長に大声で怒鳴るという大罪を犯し、逮捕されそうになったが、何とか逃げることができた。ひたすら走って古くからの友人の家にたどり着き、トルコ国境付近まで送ってもらった。そこからトルコのアクチャカレへ入り、欧州に戻ってきたという。この町は現在、シリアへ向かうジハード主義者の主要なゲートになっている。

現在の情勢 

 米国大統領の中間選挙が11月4日に終わったが、その直後からイラクとシリアへの軍事介入が急速に強められている。選挙3日後の7日に、米国オバマ政権は、イラクへの最大1500人の増派を承認した*14。これまでの駐留規模を一気に倍増する計画だ。

 米国政府の声明は、「イラク治安部隊への訓練、助言、支援を行う非戦闘任務のため」としているが、実際には、派遣される米国の非戦闘任務員は、イスラム国に対する地上戦に従事するイラク軍の事実上の指揮官となると思われる。

 13日には、議会の報告に立ったマーティン・デンプシー米軍統合参謀本部議長が、イラクとシリアに米軍の戦闘部隊を送ることを検討していると述べている。彼によると、「イスラム国家過激派に対する長期の軍事作戦は始まったばかり」なのだそうだ*15。

 今後米国の地上戦闘軍を直接派遣するなど、戦いをいっそう本格化していくということだろう。

有志連合がイスラム国幹部狙い空爆、最高指導者死亡の情報も
「イスラム国」のアブ・バクル・アル=バグダディ師とされる映像〔AFPBB News〕

 同日、イスラム国家のリーダー、アル=バグダディの「我々は最後の一兵まで戦い、国家を拡大する」という宣言がネットに出現している 。

 現在はデンマークをはじめ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダ、オランダがすべて空爆戦のための戦闘員、地上支援要員や軍事トレーナーらを派遣することに合意している。デンマークは米国と共同で、1620人の要員を現地に送る予定だ*16。

 米国の軍事的圧力が、ますます泥沼の全面戦争を引き起こすに至る過程は、イラク戦その他で見てきたとおりである。

 これまで多くの識者が言及してきた「東西世界の対立」が、ますます加速度を増して激化していきそうだ。

*14=http://www.nytimes.com/2014/11/08/world/middleeast/us-to-send-1500-more-troops-to-iraq.html?_r=0http://www.bbc.com/news/world-us-canada-29961084

*15=http://www.startribune.com/politics/national/282565471.html

*16=http://nsnbc.me/2014/11/08/u-s-and-denmark-to-deploy-1620-additional-troops-to-combat-isil/


http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42239


02. tk 2014年11月21日 20:00:25 : fNs.vR2niMp1. : wJCrQHHjcY
http://tanakanews.com/141119mideast.php
・・・
オバマ政権は、軍産イスラエルとの暗闘に勝つために、敵だったはずのイランやロシアに(隠然と)加勢を頼んでいる。オバマはイランの最高権力者ハメネイ師に秘密裏に手紙を出し、ISISとの戦うイラク政府軍を加勢してくれたら、イランが敵視されている核問題が解決できるようにすると交換条件を出した。
・・・
イランは従来、米国の強さを恐れ、イラクでの影響力の行使に慎重で、今年6月にISISがイラク第2の都市モスルを陥落して突然台頭した後も、ISISとの対決を避けていた。
オバマからの手紙は、イラクにおけるイランの戦略を積極的なものに転換するきっかけとなった。最近、バイジの精油所をISISから奪回したイラク軍の兵士のほとんどはシーア派で、政府軍と(イランが訓練した)シーア派民兵組織の合同旅団を、イランから派遣された司令官が指揮して戦っている。
・・・
イランがイラクのISISとの戦いを加勢するのとほぼ同時に、ISISに対する米空軍の空爆が本気モードに転換した。・・・11月8日には、米軍がISISの幹部たちが会議を開いている拠点を空爆し、多数の幹部を殺害したと報じられ、最高指導者のバグダディも米軍の空爆で殺されたとの未確認情報が流れている。

03. 2014年11月21日 21:38:49 : rdRmrVfZ9o
イラク国軍は女の集団か。弱すぎる。まともな抵抗もせず北部を占領された。
日本なら司令官は全員ハラキリものだ。
まあ、ミッドウェーで惨敗した南雲はのうのうと生還した。こういう無能で臆病な司令官に最重要の機動艦隊の指揮をとらせたのが山本五十六の悲劇だった。
五十六には艦隊司令官の人事権がなかったんだ。日本海軍は滅ぶべきしてほろんだ。

04. 仁王像 2014年11月21日 22:39:11 : jdZgmZ21Prm8E : 9TBU9KePjT
 >>02

 田中氏(有料)のサワリの部分のご紹介に感謝します。

 マクロな政治現象(の一断面を)を合理的に説明できている。


 >>01

 >「東西世界の対立」が、ますます加速度を増して激化していきそうだ。

 元投稿の「みゆき」さんはどういう方か知らないが、こういう見方が中東を中心に回っている現代史の見方であるべきと思う。

(21世紀の中東で起きている大きな地殻変動)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/475.html#c2


05. 仁王像 2014年11月21日 22:48:08 : jdZgmZ21Prm8E : 9TBU9KePjT
 (04に追加)


(モンスターに豹変したターニング・ポイント)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/542.html#c2

(イスラム国を通した世界中の民衆の反乱)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/552.html#c3

(世界の方向性を据え直す)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/327.html#c5  

(離れ業ができるか?)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/531.html#c9


06. 2014年11月22日 12:51:40 : jXbiWWJBCA

対イスラム国:12月 外相級60カ国会議で戦い継続確認
毎日新聞 2014年11月22日 06時45分(最終更新 11月22日 09時34分)

 【ブリュッセル斎藤義彦】イスラム過激派組織「イスラム国」に対し、イラクやシリアで空爆を行う米国など有志国が、協力国など計60カ国を集めて来月初めにブリュッセルで外相級の国際会議を開くことが分かった。複数の外交筋が毎日新聞に明らかにした。有志国は今年9月からシリアで空爆を行っているが、イスラム国は依然として勢力を保っており、苦戦を強いられている。このため、シリア空爆開始後初となる外相級会議で結束と戦いの継続を確認する。

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<増え続ける戦闘員>イスラム国の広報戦略とは
<解説>「イスラム国」と「アルカイダ」の違い
 外交筋によると、来月2日にブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)の外相会議が開かれるのを機に、米国が主導して対イスラム国の「有志国連合会議」を開く。

 NATO加盟国のうちイラク空爆を行っている仏英オランダ、ベルギー、デンマークや、イラクでの軍事訓練や武器供与など後方支援を行っているドイツ、イタリアなどを核に、NATO非加盟でシリア空爆に参加している中東5カ国にも参加を求める。また、支援を表明している国にも広く呼びかける。

 イスラム国に対する会議としては、9月15日にパリで「イラクの平和安全国際会議」が開かれ、イラクへの軍事支援を確認した。しかし、9月23日のシリア空爆開始や、10月にかけての有志国によるイラク空爆開始後の国際会議は初めて。

 NATOは来月2、3日にブリュッセルのNATO本部で開かれる予定だった外相会議を、米国の要請で2日のみに短縮した。3日に有志国連合会議を開く案が有力だ。

 オバマ米政権は今月の中間選挙で敗北。勝利した野党・共和党からイスラム国対策の中途半端さを批判されており、有志国の広範な支持を印象付ける狙いもありそうだ。

 イスラム国は有志国の空爆や、欧米のてこ入れを受けたイラク北部クルド人勢力の攻勢にもかかわらず、イラク北部の大都市モスルやシリア北部を勢力圏におさめている。本格的な地上軍投入がなければ掃討は困難な状況だ。しかし、米国も含めて地上軍を派遣する国はなく、国際会議がどれだけ成果を出せるかは不明なのが実情だ。
http://mainichi.jp/select/news/20141122k0000m030161000c.html


 

 
対イスラム国で頼りになるクルド人 苦難の歴史
国際アジア部 横田勇人
2014/11/19 7:00
 シリアとイラクで急速に支配地域を拡大したイスラム教過激派「イスラム国」。米軍などが空爆を続けるが、「最終的に壊滅させる」(オバマ米大統領)にはほど遠いのが現状だ。米国が地上部隊投入をためらい、代わりに地上軍を派遣する国も見つからないことが背景にある。そうした中で、米国などが頼りにしているのがイラクにあるクルド自治区の武装組織「ペシュメルガ」だ。勇猛ぶりで知られ、イスラム国とも互角以上に戦えるが、その強さの裏にはクルド民族の悲劇の歴史がある。

■実戦経験は豊富、たびたび拠点を奪還

10月31日、クルド旗を掲げながらシリア北部のコバニに向かうクルド人武装組織「ペシュメルガ」の兵士=ロイター
10月31日、クルド旗を掲げながらシリア北部のコバニに向かうクルド人武装組織「ペシュメルガ」の兵士=ロイター
 イスラム国とシリアのクルド人武装勢力が激しい攻防を繰り広げる同国北部の町アインアルアラブ(クルド名コバニ)。10月31日、米国の意向を受けたペシュメルガ兵約150人が重火器とともに援軍としてコバニ入りし、イスラム国側への攻撃に加わった。シリアのクルド人勢力の後方に陣取り、迫撃砲などで支援したという。これまでの戦闘でイスラム国撃退には至っていないものの、同組織の補給路の遮断に成功するなど巻き返しつつある。

 イランでのクルド独立運動を描いた船戸与一氏の小説「砂のクロニクル」。その中でも、ペシュメルガがイラン・クルドへの援軍として登場し、小説の世界が現実に重なる。


 ペシュメルガはクルド支配確立を巡ってサダム・フセイン政権時代にイラク軍と死闘を繰り返しただけに、実戦経験は豊富だ。今年8月、同国最大のダムがイスラム国に占拠された時は、米軍機の支援を受けながらイラク軍とともに奪還に成功。ペシュメルガはこれ以外にもイスラム国から拠点をたびたび奪還している。

 イラク軍は兵力こそ27万人超と中東でも有数の規模だが、仕事がないとの理由で志願した兵士も少なくなく、士気は低い。米国は訓練などを通じてイラク軍の立て直しに動いているが、イラク戦争後に一度解体されたこともあり、デンプシー米統合参謀本部議長が「イラク軍の半分はパートナーにならない」と明言するほど能力にも疑問符がつく。

 6月にイスラム国がイラク第2の都市モスルを容易に陥落させたのは、イラク軍の司令官らが恐怖に駆られて現場を放棄したことが一因とされるが、彼らが逃げ込んだのがペシュメルガが守るクルド自治区だった。フセイン時代とはいえ彼らを弾圧してきたイラク軍がその保護を求めるのは皮肉な話だが、ペシュメルガの下なら安全と考えたのだろう。

■勇猛さの背景に民族独立への悲願

「イスラム国」からイラク北部の町を奪還して気勢をあげるペシュメルガの兵士=ロイター
「イスラム国」からイラク北部の町を奪還して気勢をあげるペシュメルガの兵士=ロイター
 イスラム国と対峙する米欧にとっても、唯一頼りになるのがペシュメルガというわけだ。米国はペシュメルガへの武器供給に乗り出しているほか、コバニで戦うシリアのクルド人勢力を支援するため、武器搬入を同地に入るペシュメルガに託した。一方、ドイツ政府は「貧弱な装備で勇敢に過激派と戦っている」とペシュメルガを評価し、小火器だけでなく対戦車ミサイルなどの重火器まで供給することを決定。フランスも武器供給を表明している。

 イラク、イラン、トルコ、シリアなどに2000万〜3000万人が暮らすクルド民族は、「自らの国を持たない最大の民族」といわれる。独立を希求し続けてきたクルド人は、歴史的に多くの悲劇に見舞われてきた。

 クルド語で「死に直面する者たち」を意味するペシュメルガ。戦闘員は約19万人とされ、規模でイスラエルの正規軍を上回る。女性兵士も少なくない。その源流は、19世紀後半に生まれた部族の警備隊とされる。第1次世界大戦でオスマン帝国が崩壊するとクルド人の独立機運が高まり、その中核を担う武装組織としてペシュメルガが誕生する。

 第2次世界大戦後の1946年、ソ連の保護下でイラン北部に念願のクルド人独立国家「クルディスタン共和国」が成立すると、ペシュメルガは晴れて自らの国を守る軍隊となった。しかし、同共和国はソ連の撤退後、イラン軍の侵攻を受けてわずか1年で崩壊。カジ・ムハンマド大統領は公開処刑された。

 80年にイラン・イラク戦争が始まると、ペシュメルガ兵の多くはイラクのクルド人支配地域拡大を狙ってイラン側に付き、サダム・フセイン大統領を敵に回して戦った。しかし、戦争終盤の88年3月、民族最大の悲劇がイラクのクルド人を襲う。同国北部のクルド人都市ハラブジャをイラク軍機がサリンなどの化学兵器で攻撃。犠牲者は約5000人にのぼった。その大半が女性と子供だったという。

 この時に100万人以上のクルド難民が発生し、ペシュメルガも一時機能停止に追い込まれる。しかし、その後も続いたフセイン政権の弾圧に武力で抵抗。湾岸戦争後、米欧の支援のもとでイラク北部にクルド自治区を確立した。そうした中、イラクのクルド社会の内部対立で同胞同士の「内戦」に至る悲劇も起きた。

 ペシュメルガの勇猛さの背景にあるのは、こうした多くの悲劇の記憶と、それでも揺るがない独立への悲願だろう。イスラム国の攻勢の陰で、ペシュメルガは石油資源の豊富なイラクの主要都市キルクークを掌握。イスラム国の台頭で流動化した中東情勢の中でクルド人の存在感も増した。100年越しの悲願実現に向け、追い風が吹いているようにみえる。しかし、国際社会で独立に対する支持が広がっているわけではない。まず必要なのは、各国にちらばるクルド人勢力が緊密な協力関係を構築することだろう。コバニでの連携はその第一歩になるかもしれない。

中東・アフリカScopeまたは欧州Insideは原則水曜日に掲載します。

【日本の解き方】通貨発行まで始める「イスラム国」 実効支配と人々の信認に問題
11.21

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(ISIS)」が、金や銀などの通貨を発行すると報じられた。これがどのような意味をもつのだろうか。

 通貨発行は国家主権をわかりやすく対外的に示すものだ。あえてその主権を捨てているユーロ諸国を除くと、他国通貨で代用している国もあるが、完全な独立国は自国通貨を持っているのが当たり前だ。国際社会から未承認または一部承認の国家でも、通貨を発行しているところもある。

 そうした地域にならって、6月に樹立を宣言した「イスラム国」も、「国」としての存在意義を示すために、通貨発行をするのだろう。

 「イスラム国」は、メディア戦略も優れている。ネット上で通貨の図柄などを公表しているが、7世紀のカリフ(預言者ムハンマドの後継者)の時代にならい、金貨、銀貨、銅貨を発行するという。「イスラム国」「預言者を模範とするカリフの国」の文字が刻まれている。通貨単位はオスマン帝国が発行した金貨と同じ「ディナール」だ。オスマン帝国を模倣することで、イスラム国家の歴史的な正統性を主張したいようだ。

 「イスラム国」は、イラクとシリアにまたがる地域を支配しているが、そこで流通している米ドルやイラクディナールを駆逐するつもりだ。住民に新通貨の使用を強いれば、一定の流通はするだろう。

 通貨というのは、(1)価値の尺度(2)交換の媒介(3)価値の保蔵−という3要素を有しているものと定義される。そしてそれが受け入れられるかは、ひとえに人々の信認を獲得できるかどうかにかかっている。人々の信認を裏付けるのは一定の法秩序が必要だが、実効支配していればその必要条件は満たされる。

 軍事力で一時的に実効支配するのは可能であるが、それをどのように継続できるかが重要だ。「イスラム国」では、疑似的な国家運営がなされているが、その資金力は豊富だ。それは、石油利権、捕虜の身代金、略奪した飛行機など戦利品の売却などから捻出されているようだ。

 また、通貨を発行すると、必然的に金融システムが重要になってくる。通貨を家計で管理、貯蓄しておくのは合理的とはいえないからだ。そこで銀行の役割がポイントだ。新通貨を発行しても、どのような銀行が扱うか。米財務省は、カタールやクウェートの銀行が「イスラム国」の通貨を扱うかどうかに注目している。その延長線で、新通貨は他国通貨との外国為替の相場も形成されてくるだろう。

 通貨に意味があるのは、その地域で人々に受け入れられているかどうかだ。つまり「イスラム国」の実効支配、存在自体が、新通貨の帰趨(きすう)と表裏一体の関係がある。

 「イスラム国」が今後単なるテロ組織にとどまらずに、「国家」のレベルにまで進展していくかどうか、新通貨の為替レートが一つの参考指標になってくるかもしれない。それは、同時に「イスラム国」の国家運営能力、資金調達能力を表すものになるだろう。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141121/dms1411210830006-n1.htm


 


07. 仁王像 2014年11月22日 16:04:26 : jdZgmZ21Prm8E : N4ARPsFums
 >>06

 >6月にイスラム国がイラク第2の都市モスルを容易に陥落させたのは、イラク軍の司令官らが恐怖に駆られて現場を放棄したことが一因とされる

 上の指摘は筆者の考えも同じ↓。

http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/308.html#c2
 >モスルのあっと言う間の陥落の謎も解けるというものである。死兵を前にイラク軍は戦意を喪失し壊走したのだ。

 イスラム兵は、イラク兵より、さらに米兵より強く、この三者では相対的に最も強いが↓、クルド兵もイスラム兵と互角に戦えるほど強いのは、民族の存亡がかかっているからとは思っていた。クルド兵は宗教的な意味合い抜きに「死兵」に近い背水の構えにならざるを得ない。

http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/550.html#c12
 >イスラム兵は装備も練度も低く弱い(中田氏も指摘)。だが、イラク兵はもっと弱く、米兵はさらに弱い。だからイラン革命の義勇兵のように神がかったところもあるイスラム兵は、相対的には強いということになる。ここが肝心なところ。


08. 2014年11月23日 10:51:31 : pt6MssdHWs
「治安部隊はイスラム国が敷設した地雷を除去し、製油所への進入ルートを確保した」

地雷原で囲まれた製油所からイスラム国はどうやって密売するための石油を運んでいたのか?

タンクローリー? →幹線道路なら普通閉鎖するよね。荒野ならタイヤ跡が残る。

パイプライン? →なんでアメリカ・イラク傀儡政府は途中でパイプラインを切断しないの?

最悪、イスラム国が「世界の脅威」ならピンポイントで製油所を空爆してもおかしくないのに…


09. 2014年11月24日 17:08:11 : TI7SLWTHnI
宗教を使って人を動かすのは 主導者の常套手段 そいつが自分の敵だと気がつかない 誠にこんな手を使うのは奴らだけだろ 自国にテロを仕掛けて戦争する奴だ

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