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ウクライナ発  戦闘経験なき民兵たちの愛国心(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/568.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 06 日 00:24:05: igsppGRN/E9PQ
 

【ウクライナ発】 戦闘経験なき民兵たちの愛国心
http://tanakaryusaku.jp/2014/11/00010249
2014年11月5日 23:56 田中龍作ジャーナル



訓練兵たちの動作は緩慢だった。いわゆるヘッピリ腰の若者もいた。=5日、アゾフ連隊本部基地 写真:筆者=


 「前進」「膝を落とせ」…教官の掛け声を受けて年若い兵士たちが訓練に励んでいた―


 民兵アゾフ連隊の本部基地はマリウポリから車で1時間余り走った郊外にあった。


 寒冷のウクライナにあって海辺の広大な敷地は別天地のように暖かい。軍事施設にそぐわない豪華庭園は、2月の政変で追放されたヤヌコビッチ前大統領の別荘だった。


 訓練兵たちの動きはぎこちない。カラシニコフがまだ手になじんでいないようだった。果たして親露派武装勢力と戦えるのだろうか?


 教官に聞くと「(親露勢力との)戦闘経験がある者もいれば、ない者もいる」と話した。


 筆者は他の民兵たちにインタビューしたが、皆「戦闘経験はない」と答えた。


 24歳の民兵は6か月前まで外国語学校の教師だった。民兵になった理由を聞くと「国を守るため」と語った。


 23歳の元エンジニアと18歳の元学生も、「国を愛しているから」と答えた。


 2人とも戦闘経験はないというので、「親露勢力と戦って死ぬ覚悟はできているのか?」と尋ねた。
 
 2人は「敵と戦って死ねば天国に行ける」と異口同音に答えた。ただし、彼らはイスラム教徒ではない。殉教ではないのだ。



広報担当者に許可を撮ってカメラを向けたのだが、「撮るな」と怒鳴りちらす民兵もいた。指揮命令系統が確立されていないようだ。=5日、マリウポリ郊外 写真:筆者=


 21歳の元船乗りはクリミア半島出身だった。今年3月、故郷がロシアに力づくで併合されると、家族ともどもウクライナ本土に逃れた。


 「(民兵になったのは)ロシアへの反発からだ」。元船乗りは目をすえて話した。彼もまた「敵と戦って死ねば天国に行ける」と答えた。


 念のために言っておくが、3人ともイスラム教徒でもジハーディストでもない。


 ある老兵52歳の話はウクライナの歴史を代弁しているようだった―


 「生まれた村は、帝政ロシアの時代に2回、ソ連時代に7回も名前を変えられたんだ」「1977年までは学校ではウクライナ語の時間の方が長かったが、77年を境にロシア語の時間の方が長くなった」「俺は愛国者だ」・・・老兵はまくし立てた。


 民兵たちが履いている靴はブーツだったりスニーカーだったりする。ちゃんとした軍靴を履いている民兵は一人として見かけなかった。


 前出の老兵がまとっていた戦闘服は、ドイツ軍の お下がり だ。戦車などの戦闘用車両はいずれも骨董品レベルの旧式だった。


 バックについているのは大した富豪ではないようだ。まして大国がついているとは考えにくい。愛国心だけでロシアを相手に戦争をするのは厳しい。


 

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コメント
 
01. 2014年11月06日 12:45:54 : JfjLqARllU
これが政府軍? しょせんクーデターで出来た政権か。

02. 2014年11月06日 15:45:23 : TGgfYEbPRU
国を守るって意気込みを理解出来無くはないが、その国自体が旧ソ連に組み替えられた土地を含んでるんだが・・・。
はたしてどの時点を基準とした「愛国」なんだろな・・・。

03. 2014年11月06日 17:30:24 : OIxNYWfJog
ウクライナ、情報封鎖をしてロシアが攻めて来ているとプロパガンダを流しているのはジャーナリストなら承知しているでしょう。
プロパガンダで純朴な若者を騙して戦争をさせる。

ロシア軍が介入している証拠を見たいが、言葉だけしか出て来ない。


04. 2014年11月06日 22:21:55 : yM1GOy6Pz6

20140811

azov battalion
area of deployment;
coast of sea of azov,donetsk region,and
zaporizhia

organized by,
olleh lyashko,ukraihian parliament MP

funded by,oligarch igor kolomoisky

8月14日のRIA novostiからです。イゴールさんは、dnipro-1 battalionとaydar battalion とdonbas and dnipro-2battalionにも、資金を提供しているらしい。

ジャーナリストからみると、とっても貧しいオルガルヒなのでしょう。


05. 2014年11月06日 23:48:05 : I1dXExxYp2
朝日でも取材記事出してたな。
宣伝につとめているようだ。

06. 2014年11月07日 07:47:46 : DjHpedkkkM
国軍があるのに
財閥系の重武装した軍隊が複数存在してることが異常な国家だと
ジャーナリストは思わないのだろうか?
不思議なジャーナリズムだね。

07. 母系社会 2014年11月07日 12:32:35 : Xfgr7Fh//h.LU : h2uYAyYmqw

●ロシアやバルト3国、アルメニアなどを除く旧ソ連の国々は、全てユーゴ
やレバノン、イラク、アフガニスタン、中国、ほとんどのアフリカの諸国の
ような「モザイク国家」であり、ウクライナも寄せ集めの「モザイク国家」。

旧ソ連の諸国が、比較的平和裏にロシアから独立できたのは、ロシアの支配
官僚が分裂して、多数派がロシアは旧ソ連諸国や東欧諸国、キューバなどの
国々を、ロシアから切り離せば、ロシアはもっと豊かな国になれる、つまり、
これらの国々はロシアからの援助で豊かな生活をしていると考え、多数派が
勝利したから。

(多数派は、ロシアの地下資源も全人類の共有財産であり、ロシアが一国で
独占してはならないという「共産主義の理念」を放棄して、ロシアの資源は
ロシアのものという資本主義の所有観で考えるようになったので、多数派は
ロシアは「損をしている」と思うようになったから)

この資本主義の常識を前提にすれば、これは「事実」であり、現に、ロシア人
の平均所得は、ほぼ旧ソ連諸国の1・5〜2倍以上になった。そして、多数派
のロシア人が、最も切り離したかったのは、当時、人口が5000万人以上も
あり、旧ソ連ではロシアの次に人口が多いウクライナだった。

だから、今でも、ほとんどのロシア国民は人口が少なく、100万のロシア兵
の血が染み込んでいるクリミアの併合には賛成しても、豊かな地下資源がある
のに、ドンバスの併合には反対している。下手をするとドンバスだけでなく、
ウクライナの東南部分の全部を併合しなければならなくなるから。

(ロシアが旧ソ連の復活を狙っているというのは妄想であり、あくまでも、
主権国家同士の政治・経済・軍事的連合体の結成なので、欧米のプロパガンダ)

★戦国時代の日本のような「モザイク国家」に民主主義=選挙を導入すると、
時と場合により、選挙に負けた側が不正選挙とかの理由で、負けたことを
認めず、内戦になる場合がある。

だから、イラクやアフガンのような「モザイク国家」に外部から、無理やり
「民主主義」を押し付けると内戦が起きて破綻国家になってしまう。これが
中国が「民主主義」を導入できない理由であり、大部分の漢民族が共産党の
独裁政権を容認している理由。(中国人の85%以上が北京政府を支持)

(日本も戦国から江戸という長い年月を経て、明治時代に初めて「国民国家」
になったのであり、江戸時代の日本の民衆には、「大和民族」だとか日本の
国民という意識は無かったので、福沢諭吉は「学問のすすめ」で、日本には
国はあるが、国民はいないと嘆いた。

近代に出来た「民族自決論」での「民族」という意識は国家が創り出したもの
で、ナポレオン戦争後のヨーロッパの国家体制を決めた1814年の国際会議
「ウィーン会議」の時でさえ、「民族自決」を要求する「民族」など、一つも
無かった。だから、「民族」とか「国家」は、半ば意識=他との関係を自覚化
したもの=なので、それぞれの国民が異なった領土意識を持ち、領土紛争が
起きる。「民族」や「国家」は他との関係次第で生成消滅する「物象」)

●ソ連崩壊時、旧ソ連地域は<「主権国家」優先>、東欧は<「民族自決権」
優先>、ただし、両方とも平和裏に行われる場合のみ、という原則で国家体制
を決めることが東西が参加した「ヘルシンキ宣言」で合意され、ロシアは東西
ドイツの統一国家化を承認したし、グルジョアやモルドバの少数民族の「独立
国家」も、グルジョアやモルドバの主権を尊重して、国家としては承認し
なかった。

しかし、ドイツはクロアチアの武装蜂起を援助して、あの凄惨なユーゴ内戦を
引き起こし、欧米はコソボの独立も認め、グルジョアの南オセチア攻撃も承認
して欧米は「ヘルシンキ宣言」を破ったので、ロシアはグルジョアやモルドバ
の「独立国家」を承認し、クリミアの併合も実行した。

先に、武力の不行使という「ヘルシンキ宣言」を破ったのは欧米側であり、
怒ったプーチンはクリミア併合後の演説で、ダブル・スタンダードを駆使
する欧米政府との、無駄な建前的論議はしないと宣言し、欧米への憎悪を
顕わにした。

しかし、日本と同様に、ロシア民族やウクライナ民族の欧米への憧れは、
ロシア帝国以来のもので根強く、スラブ民族の心は、欧米への病的な憧れと、
欧米への病的な憎悪とで激しく分裂している。

★だから、急にロシアはEUと妥協するかもしれないので、アジアは両者を
完全に分断し、ロシアはアジアが獲得しなければならない。

欧米とロシアが連携した場合、<アジアの時代>の到来が遅れるからだ。

近代化が遅れたロシア人は、近代化が遅れた日本人と同じ心性なので、日本
では戦前からロシア文学が流行していたし、近代化が遅れた点ではドイツ民族
とロシア民族は似ている。それで、本心では、米・英・仏から野蛮人と蔑まら
れているドイツ民族とロシア民族は案外仲が良いので、米国は独露の連携を
恐れているのだろう。

★ウクライナも、米国には独露の連携を阻止する意図もあったのかもしれない。

(コソボでも、先に「民族浄化」を始めたのはコソボ側だった。ちなみに、
ロシアは武力弾圧すべきではなかったが、旧ソ連の連邦離脱法は、当時の
「ロシア共和国」内の「共和国」であったチェチェンは対象外だった)

国民
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91

「国の方向性に対する満足度2013」が発表 / 満足度ナンバーワンは中国で85%!
日本の満足度は33%
http://rocketnews24.com/2014/02/26/417470/


08. 2014年11月07日 22:16:25 : Ma5RZiiuic
>>07
富裕層やりたい放題で公害垂れ流しの中国で貧困層がどれだけ北京政府を支持しているのか疑問はある。
そもそも彼らは少数民族の土地を奪おうとしているのではないか。
所得によって意識は違いすぎるだろうから、決して漢民族とか中国人と一緒くたには出来ないだろう。
中国のオリガルキーは中国の貧困層を見放しているから貧困層をあんな悲惨な労働条件や環境に置いておけるのだと思っている。
彼らの目は既にアフリカ大陸なり東南アジアなりオセアニアなりに向かっている。
共産中国が成立した直後は、まさか中国がこういう投機的な方向に向かうとは誰も思わなかったはずだ。
「共産党が勝ちました、財閥支配は終わりました」と簡単になるほど財閥は甘くはないんだな。
フランス、ロシア、中国、何度革命やっても財閥・投機資本は巨大化する一方

09. 2014年11月09日 03:56:04 : YxpFguEt7k
結局、マレーシア航空機のフライトレコーダーは公開されたのでしょうか?
やはり「ウクライナ軍の戦闘機が銃撃した」が真実でしょうかね。

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