http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/565.html
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アフガンの子どもたちに笑いを
http://www.youtube.com/watch?v=aS18WJEeIOw
落語家やマジシャンなどで構成される「チームお笑い国際便」が
アフガニスタンを訪問した。
ジャーナリストの西谷文和氏が同行する。
現地での動向は下記の西谷氏のブログに詳しい。
難民キャンプの様子や、病院の様子が描かれる。
廊下にまではみ出し、ズラリと並ぶベッド。
しかも一つのベッドに複数の子供達。
更にはハエがたかっている。
アフガニスタンの戦後復興の『好況』ぶり。
それはごく一部の階層への富の集中であり、格差拡大だ。
その建設ラッシュが難民キャンプを圧迫している。
難民キャンプのすぐ近くまで建設現場が迫っている映像がリアルだ。
難民キャンプの子供達の多くが裸足だ。
傷口が炎症し、栄養状態が悪く、免疫力の低い子供達は
骨髄炎へと悪化してしまう。
自爆テロは日本でも数多く報道される。
米軍や政府軍が標的なのだが、分厚い装甲車には被害がでず、
周囲にいた一般市民が深刻な被害を受けているという西谷氏の報告は、
そのリアリティにより私には少々衝撃的だった。
世界中からの莫大な復興資金は復興バブルへと消えていく。
汚職と賄賂が蔓延している。
その建設ラッシュが難民キャンプに迫り、消滅させていく。
その難民キャンプでは子供達が裸足で学校にも行けない。
世界中からの莫大な復興資金は難民キャンプの子供達に届くことはない。
病院もキャパを大きく超え、衛生状態もかなり悪い。
自爆テロの爆弾は厚い装甲車輌を貫かず、
周囲の貧しい人々を殺傷していく。
西谷氏の述べるように「戦争はいろんな意味で残酷だ」
カブール初日 2014
http://www.nowiraq.com/blog/2014/08/post-462.html
国連軍が撤退を始めていて、その結果、
米軍、国連軍関連の仕事が減っていて失業者が急増している。
貧困化した人々が一部暴徒化して、強盗が増えている。
最近の特徴だが、米軍も国連の治安維持部隊も、装甲車が強力化して、
自爆攻撃を受けても彼らは安全。死ぬのは周囲にいた人々だ。
カブール2日目 地元テレビ局と飛行船と避難民キャンプ
http://www.nowiraq.com/blog/2014/08/post-463.html
米軍の無人飛行船が近づいて来た。
空から私たちをビデオカメラで撮影している。
腹が立ったので、私も飛行船を撮影。
すると、飛行船は高度を下げてみるみる近づいてくる。
車に乗って国道を走れば、飛行船はすごいスピードで追走してくる。
「あれが無人空爆機なら、やられてるね」と三金さん。
嫌がらせなのだろうが、かなり不気味だ。
近年のカブールで感じるのは格差の急拡大である。
復興支援金に群がって仕事を受注できた人と、戦争で家を奪われた人。
天と地ほど開いていく残酷な運命。
そんな格差の広がりが、新たなテロを生む。
米軍から払い下げられた装甲車にはアフガン兵士が乗っている。
その装甲車にテロがかかっても、兵士は殺されない。
道端でタバコを売っていた子ども、物乞いのブルカ女性が死ぬ。
キャンプと、その隣にそびえる豪華な結婚式場を見るたび、
「戦争はいろんな意味で残酷だ」と感じる。
避難民キャンプで公演無事終了
http://www.nowiraq.com/blog/2014/08/post-466.html
裸足の子どもたちが多数。これから寒い冬になるし、足をけがして
裸足でいると、傷口からばい菌が入って骨髄炎になってしまう。
電気もガスもないキャンプ生活では、昼間に薪やゴミを
拾っておかないと、夜間の調理にも事欠いてしまう。
ゴミ拾いは子どもの仕事、つまり学校に行く余裕のない子が多いのだ。
女学校と病院で子どもたちの笑顔に出会う
http://www.nowiraq.com/blog/2014/08/post-467.html
受付ホールにベッドが並ぶ。
病室が足りないので、玄関や廊下も「病室」になっている。
一つのベッドに2〜3人の栄養失調の子どもたちが寝ている。
妊娠中、あるいは産後に十分な食料がなかったため、母乳が出なかったのだ。
粉ミルクも不足していたので、こんな事態になる。
ベッドに眠る子どもの顔にハエがたかっている。衛生状態は最悪。
アフガニスタンでは6人に1人が1歳までに死んでしまう。
<参照>
西谷文和氏のアフガニスタン現地報告
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/afghanistan/2009/06/post-9bfe.html
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