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地中海を目指し、この8月レバノン攻撃も開始した「イスラム国」の脅威/今晩のN海外ネット
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/531.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 10 月 26 日 20:19:01: jdZgmZ21Prm8E
 

 1月、イスラム国はレバノンにも戦線を拡大すると宣言。8月、レバノンのアルサルに国境を越えて侵入した。レバノン軍の兵士24人が死亡するなど、激しい戦闘となった。3か月経った今もシリアとレバノンの国境付近では一進一退の攻防が続いている。この戦闘でイスラム国に捉えられた兵士は、殺すと予告されインターネットにも公開されている。拘束された兵士の家族らは解放に向けイスラム国と交渉するよう政府に訴えるためテントに泊まりこんでいる。
 さまざまな宗派が混在するレバノンは反イスラム国で一枚岩ではない。一部の地域では、むしろ「イスラム国」に共感を示す動きも見られる。そうした町の一つ、中部のアイン・アル・ハロワに入った。

 別府正一郎「こちらの地区でも、イスラム国への支持が広がっている。ご覧のように町の至る所に組織の黒い旗が掲げられている。4か月前に私がこの町を訪れた時より、旗の数は明らかに増えていた。何故、残忍さを誇示するイスラム国を支持する人が増えているのか、イスラム国と同じスンニ派の宗教指導者に話を聞くことができた」。
 この指導者は、シーア派と対抗するイスラム国への期待に加えて、この夏以降のアメリカ軍主導のイラクやシリアへの空爆への反発を指摘した。
 宗教指導者「空爆を受けているのは、シリアやイラクの一般市民だ。このような空爆を私たちは非難します。アメリカに憎しみを感じます」。
 イスラム国がレバノンに攻め込むのには、もう一つの狙いがある。それは地中海に接するレバノンに拠点を築き海からの輸送ルートを確保しようという思惑である。それが現実となると、さらに大量の武器を入手することも可能になる。
 レバノンの元軍司令官「イスラム国は港や海への出入り口を持っていない・港があれば海から軍事的支援が得られるためイスラム国にとっては狙い目だ」
 イラク、シリアさらにはレバノンを通じて地中海を目指すイスラム国、その脅威は新たな段階に達する怖れがある。

 一方では、イスラム国は攻撃に重点とする地域があって、それはシリア、トルコの国境地帯である。中でも戦略上の要衝とされる町アイン・アルアラブの制圧を目指していて、ここを陥落させてこれを足掛かりに国境地帯一帯の支配権を握ろうとしている。
 この地域を重点に置いているのは、人員、武器、資金の供給路になっているのが大きい。また、石油の密売ルートにもなっていると見られる。なので、アメリカもアイン・アルアラブ周辺で重点的に空爆を行っている。同時にNATOの同盟国であるトルコにも軍事面の協力を求めているが難色を示している。アイン・アルアラブにはクルド人が多く住んでいるというトルコ国内の事情がからんでいる。トルコ国内にもクルド人の分離独立を求める「クルド労働者党」という武装組織があって、およそ30年にわたってトルコ軍と戦闘を続けてきた経緯がある。これとアイン・アルアラブのクルド武装組織が密接な関係にある。  

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コメント
 
01. 2014年10月27日 11:43:31 : Q3qbpnbECo
イスラム国はアメリカけしからん、ロシアけしからん、中国けしからんと吼えてみても
実際に攻撃してるのはイスラム圏ばかり
やっぱり昔のスポンサーと切れてないんじゃないか?

02. 2014年10月27日 12:41:27 : LBtbDXFoS6
切れて無いんじゃない?「石油売ってるから金がある」って話だけど、売るのに協力したり、買ったりしてるのが「イスラム国、退治しましょうね」とか言ってる国ってどういういうことよ?

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201410240000/


03. 2014年10月27日 15:39:56 : lOr0zcg9f2
切れて無いんじゃない?
去年、米ネオコン戦争屋マケインがイスラム国リーダーたちと仲良く会議してるってどういうことよ?
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201408190000/
http://anarchodutch.files.wordpress.com/2014/08/mccain-isis.jpg

04. 2014年10月27日 16:40:41 : rrhrFN6JLd
イスラム国はイスラエル国の間違いじゃないのか?攻撃対象じゃないみたいだし。

05. 2014年10月28日 07:28:53 : IHgy3ePnko
イスラム国が出てきて代わりに言われなくなったのがアルカイダである。
それがなにを意味するのか、あるいはしないのか、一考してみるのも無意味ではあるまい。

06. 2014年10月28日 11:36:58 : nJF6kGWndY

なかなか頑張っているな

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41943
イスラム国の脅威:弱者は強国をどう倒す?
「非対称戦争」に関する一考察〜アメリカ空軍戦争大学で教えて(9)
2014年10月28日(Tue) 片桐 範之
 イラクやシリアで活動を続けるイスラム国への空爆が始まって数週間が経過した。アメリカは中東や欧州の同盟国や友好国と共に空爆を続ける一方、地上部隊を限定的に用いて軍事的な解決を模索している。

イスラム国との「非対称戦争」

 イスラム国はここ数カ月の間に台頭してきた、国家として認識されることのない、そして国家の機能を持たない暴力組織である。

 まさに「国家」対「非国家」主体の戦争が始まろうとしている。この種の戦争は他の戦争と比べて戦う者同士が持つ資源の量、つまり力の量に顕著なギャップがあるため、非対称戦争とも呼ばれる。

 国家と非国家主体の間の戦争は日本ではあまり馴染みのないものである。21世紀に入り対テロ戦争、イラク、そしてソマリアなどの作戦はまさにそれに当たるが、現地で行った自衛隊の活動はあくまで間接的なものであった。

 結局日本の安全保障にとって重要なのは非国家主体との戦争よりも、中国との領土紛争や朝鮮半島の安定化と拉致問題の解決、そして日米同盟の維持である。


『Adapting to Win: How Insurgents Fight and Defeat Foreign States in War』(写真提供:筆者、以下同)
 しかし世界の情勢は変化し続ける。つい半年前までは聞いたこともなかったイスラム国のような新しい過激派グループも発生する。様々な種類の戦争も遥か彼方で起こり、国際社会の重要な一員であり続けるためにも、変わりつつある軍事環境を理解することは大切である。

 今月、まさにその非対称戦争に関する著書『Adapting to Win』をアメリカで出版した。弱者は戦争においてどう強国と戦い、どうやって勝つのかという問題に正面から取り組んだ。

 分析における事例としてはここ数年イラクやアフガニスタンなどで行われた戦争を扱っており、今回のイスラム国との戦いに関してもいくつか意味合いを引き出すことができる。

 本稿ではその本を元に、今後考えられる国際安全保障の問題を検討したい。

 また、12月19日の金曜日にアルカディア市ヶ谷で開かれる講演会(主催:国際地政学研究所)で、本稿の内容をさらにアップデートした形で説明するので、興味のある方にはぜひそちらにも足を運んでいただきたい(お問合せはこちらから)。

弱者が強国と「戦う」とき

 イラク戦争が行き詰った2006-2007年あたりにアメリカ国内で広まった憶測の中には、アメリカはイラクから撤退を強制され戦争に負けるのではないかというものがあった。

 結果としてはそうならなかったが、アメリカのような強国も非正規軍には負けるかも知れないと思われる理由は幾つかある。

 例えば9.11で見られたように、テロリストは比較的低いコストで多大なるダメージを相手に一気に与えられるのに対し、国家側は一発の攻撃を防ぐために常に防衛強化に多大なる資源を使わなければならない。

 つまり結果として、国家側に対してコストの差が圧倒的に不利に働くのである。

 また、国家の軍隊は戦うときに技術や火力や組織力に頼る傾向があるのに対し、弱者側は相手が嫌がる即席爆弾装置や民間人を武器として使う。それをすることにより彼らは軍事的な勝利を目指すのではなく、相手の戦闘意識をすり減らす事を目指す。ベトナム戦争などは良い例である。

 これらの非国家主体との戦いは時間もかかり、コストが大きく、勝つのも難しいため、この種の戦争は一概に避けるべきだと主張する専門家もいる。

 しかし歴史を見ると、基本的に強国が勝つ傾向が強いというのが明らかになる。過去200年の間に行われた「国家」対「非国家」主体の間で行われた150ほどの戦争のデータを集めて検証すると、ほぼ70%の確率で国家側の勝利に終わっている。

 つまり、資源の面で優位で、総合的に力の強い側が勝つのである。ある意味当然のことである。

 イラクやアフガニスタンでの戦争は長くコストの大きいものであったし、また状況が変わる可能性はあるが、歴史的な見地から見れば、ある程度楽観視することができるのである。

弱者が強国を「倒す」とき

 ここで我々の興味を引くことがある。過去70年ほどの間に行われた国家と非国家主体の戦争に注目すると、後者の勝つ確率は相変わらず低いものの、その成功率が徐々に上がってきていることである。

 1960年代からアフリカや東南アジアなどで頻発した反植民地戦争では特に、国家としての独立と認識を目指すゲリラ部隊の多くが、長い年月を経て独立という最も大切な戦争目的を完遂させている。

 過去200年の間では強国が勝つという状態が続いているが、なぜここ70年の間にその定式が変化したのだろうか?

 この問題に対する答えとして、ここ10年の間、特に9.11の後、アメリカの政治学では非対称戦争の研究が進み、多くの理論が生み出された。その中には例えばベトナム戦争などで見られたように、弱者が戦争で勝つのは強国よりも強い「意思」を持っているからであるという見方がある。

 研究の過程で私が発見したのは、既存の理論とは一線を画すものであった。150ほどの戦争を研究して見つけたのは、強国を倒すためには弱者は常に「進化」しなくてはならない点である。

 単にゲリラ戦術を使い続ける非国家主体の成功率は一概に低い。また、反乱軍の中には意外なことに正規軍のように軍隊を近代化させ、いわゆる「通常」の戦争をする場合も多くある。

 それらの戦争は単純で進化しない場合がほとんどである。19世紀から20世紀前半の間の行われた、南アフリカのズールー族からマラヤ危機の共産党反乱軍、今日のベナンでフランスと戦ったダホメイ族からビルマのゲリラなどが失敗に終わった理由の多くはそこにある。

 しかし対照的に、戦争に勝つグループというのは、一般的に最初は小さなゲリラ組織で始まるのだが、時間をおいて軍隊を立ち上げ近代化し、交戦の過程で徐々に国家基盤を形成する。

 社会経済的なインフラや憲法、法の統治、教育機関などの政治的制度を整え、最終的に相手と同等もしくはそれを凌ぐ軍事力を得ることにより、独立という目的を完遂し、ほぼ同時期に相手を倒すのである。

 例えば私が研究したギニアビサウの独立戦争では、ギニア・カーボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)と呼ばれたゲリラグループが宗主国のポルトガルを10年以上かけて倒した。1974年に独立を手にした時には、PAIGCにはしっかり近代化された軍隊と国家の基盤が成立していたのである。


左の写真はポルトガルのリスボンにある海外歴史記録保管所「Arquivo Histórico Ultramarino」の入り口。右の資料には白馬に乗り植民地政策に戦いを挑むギニア人の姿が描かれている
 また、1940年代〜50年代に行われたインドシナ紛争も好例である。最初は小さなグループであったベトナム独立同盟会(べトミン)も、仏軍との戦いを通して陸軍を強化させた。その過程でインドシナ共産党を基盤として徐々に国家基盤を築きながら民間人の支持を得、ディエンビエンフーの戦いで劇的な勝利を収め、1954年に独立を勝ち取った。

この種の非対称戦争は大変な戦いで、それは両方の指揮官にも多大な圧力がのしかかる。ハノイの革命博物館で撮影した下の絵画は強敵に囲まれ悩むホーチミンの心理を上手く描写している。右はディエンビエンフーの戦いで使用された塹壕である。(写真:著者提供)

 ギニアビサウやインドシナの戦争で見られたように進化して勝利を収めるグループの数は非常に少ない。総合的に見れば非対称戦争は国家側が圧倒的に有利であるのは変わらない。ただ、弱者が進化を遂げる場合は、その戦略的力学が劇的に変化するのである。

この種の非対称戦争は大変な戦いで、それは両方の指揮官にも多大な圧力がのしかかる。ハノイの革命博物館で撮影した左の絵画は強敵に囲まれ悩むホーチミンの心理を上手く描写している。右はディエンビエンフーの戦いで使用された塹壕
イスラム国の脅威

 この歴史的見解を現在の中東に当てはめる場合、限られた情報の中で、次のことが言える。

 イスラム国が宣言したカリフ(イスラム共同体の元にある帝国)の建国は10月15日の時点で国際的には認識されておらず、イスラム国には国家としての基盤がなく、軍事力も分散されている。

 人質殺害やメディアなどの情報技術を用いて欧米諸国に心理戦や情報戦をしかけているが、イスラム国の経済力はもっぱらイラク北部・シリア南部などで採れる石油に頼っており、資源へのアクセスが途絶されれば戦争遂行能力が減退する。

 また、反米という目的では共闘する立場にあるはずのアルカイダとも距離があり、協力体制が整っておらず、近い将来アルカイダとライバル関係になる可能性さえもある。そうなるとイラクやシリア国民の支持を得るのがさらに難しくなり、反乱軍としてのサバイバルの可能性が低くなる。

 また、重要な要素の一つである民間人からの支持母体も不明である。イスラム国が外敵を倒すためには少なくとも一定の軍事組織、政治制度、民間サポートを備える必要があり、その後に国家基盤を「進化」させる必要があるが、その可能性は現時点では低いのが現状である。

 また、「ホラサングループ」というアルカイダの中東分派が組織する非国家主体も、同盟軍の空爆の対象になっていることもあり、ここ数週間の間で一躍有名になった。「ホラサングループ」は「イスラム国家」と似ている部分があり、シリアやイラク政府の攻撃対象になっており、それらの戦闘能力が今後も低下する可能性がある。

日本の出方

 10月15日の時点で空爆に参加しているのは欧州と中東の限られた諸国のみで、日本を含む東アジアの国々は情感している。

 そこで注目されるのが日本の出方である。イラクやアフガニスタンでの戦争に参加した自衛隊は今後、イスラム国に対する戦いに参加する可能性はあるのだろうか?

 現時点で考えられるシナリオとしては、憲法の制約の元、極めて限定的な非軍事的な活動が日米同盟の枠組みの中で行われる可能性がある。その場合は近年見られたように、戦闘参加国への物資の提供や国連軍の一部として現地に渡り、後方支援を中心とした活動が考えられる。

 もちろん、同時に外交・経済的な支援も考えられるため、中東や欧州諸国とのコミュニケーションを基に情報収集に努めながら、日本の国益の要でもある石油資源の輸出ルートの安定化を求むべく、近隣諸国と綿密な連携を進めながら経済的な安定を求める姿勢も期待されるだろう。

 私は現時点ではこの一連の軍事行動に関して西洋諸国に優位なのではないかとの見方をしている。もちろん状況次第で変化する場合もあるため、今後もしっかり現状を見極めて分析する必要がある。

※本稿の内容は筆者個人の考えに基づくものであり、必ずしもアメリカ政府、国防総省、およびアメリカ空軍戦争大学の政策を反映するものではありません。


07. 2014年10月28日 18:34:05 : wHGse29pVY
アメリカ 対 ホーチミンのベトナム
アフガンゲリラ 対 旧ソ連
アメリカ軍 対 イラク被占領地の大衆
アメリカ軍 対 タリバンを含む抵抗軍 これもアフガン

いずれも後者が実質勝利した。大国の軍が必ず勝つわけではない。

さらに前では

フランス軍 対 ホーチミンのベトナム 最後はフランス軍全滅
フランス軍 対 アルジェリアゲリラ
オランダ軍 対 スカルノのインドネシア独立軍

これで植民地独立の流れができた。うまく立ち回ったイギリスは、インド(パキスタン、バングラディシュ、スリランカを含む)、マレーシア(シンガポールを含む)では自主的に独立を認めた。フランスは弱いくせに最後まで軍事力を使った。


08. 仁王像 2014年10月28日 20:06:11 : jdZgmZ21Prm8E : LGZkJFM28g
 >>06

 問題を、非正規軍vs正規軍あるいは遊撃戦(ゲリラ戦)vs正規戦と単純化して見てみる。

 ゲリラ戦(遊撃戦)を戦略的に運用し正規戦のレベルまで高めたのは、近代戦では毛沢東ではないかと思う。
中国という広大な国土と、その地形を知り尽くした原住民の知恵を活用し、国土の奥深く誘い込み、正規軍をバラバラにし、一つひとつを10倍にまさる兵力で包囲殲滅するという作戦で多大な戦果を挙げた、とされている。
毛沢東が戦った時代の中国は、正に「非国家」の状態であった。(マキャヴェリ流に言うと、毛沢東は大悪党だろうが、また稀有な軍師でもあった)。

 中東の地形が単純な砂漠だけなら、地形を知り尽くした作戦というのはないかもしれないが、いずれにしろ空爆だけではイスラム国を消滅させることはできない。消滅するとすれば、空爆ではなく民衆の支持を失うなどその他の原因で内部崩壊するときである。

 米国はベトナム戦争では事実上敗北した。イラクとアフガンでは形の上では勝利したかもしれないが、所期の成果もままならぬまま撤退を余儀なくされてきた。またまた、大悪党が棲息していると見られるイスラム国に地上軍を投入してうまく行くとは思わない。
 イスラム国はゲリラ戦で対抗してくるのではないか。砂漠の地形があるならそれを活かして。砂嵐を利用した作戦など、砂漠の民ならではの(外側の人間が思いつかないような)何らかの作戦を編み出してくる可能性もある。
 人種も言語も宗教も違う勝手の分からぬ地域を軍事的に制圧しつづけ、成果を引き出し長期にわたって定着させることが困難というよりも不可能である。ここ数十年の中東の歴史が示している。


・遊撃戦論wiki
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E9%81%8A%E6%92%83%E6%88%A6%E8%AB%96

・遊撃戦論 毛沢東・著/藤田敬一 吉田富夫・訳
 http://sanasen.jugem.jp/?eid=2079


09. 仁王像 2014年10月28日 20:26:19 : jdZgmZ21Prm8E : LGZkJFM28g
(08に追加)

 イスラム国が米国・イスラエルの傀儡なら、地上軍を投入するまでもない。イスラム国が、イスラエルと陸続きのレバノンを制圧した頃合いを見て、司令一本でイスラエルと合体させる。そして版図のイスラム教徒をユダヤ教徒に強制的に改宗させるのである。これでメデタシメデタシである。こんな目を見張るような離れ業ができればだが。
 安保理決議242↓は、軽く反故にできると読んでいるのだろうか。シリア内空爆でもやっきになって国連を根回ししている米国がである。
 この国連決議も世界権力が、イスラエルが版図を広げることを容認していない、ということの顕われであろう。http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/523.html#c6

http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/535.html#c1
 01. 2014年10月28日 16:27:36 : vddkxvnUhk
 東エルサレムは第一次中東戦争でイスラエルが西を、ヨルダン東を領有していたものを第三次中東戦争でイスラエルが東も占領した後、ヨルダンがイスラエルとの停戦協議により占領を放棄した。
というわけなのでイスラエルの言い分としては実効支配しているのは我々であるから、なにも文句を言われる筋合いはないということである。
 ただし、第三次中東戦争でイスラエルが占領したアラブの土地は国連安保理決議242によって無効であると決まっているのでイスラエルの実効支配は不法占拠ということになる。
つまり、イスラエルの入植は不法以外の何物でもないし、安保理決議242は安保理五大国(いわずもがなアメリカも)が揃って無効だと賛成した珍しい決議であるゆえにその重さは冷戦時代であったことも考えると更に重いものであるにもかかわらず、イスラエルは決議を不履行のうえこうしてユダヤ人住宅建設のため、パレスチナ人の家や土地をひっぺ返し逆らえば殺す無法の限りをずっと続けてきた。

 返す返すも残念でならないのは、国連決議242に付帯するその後のイスラエル非難決議がイスラエルの行動に何の影響も及ばさないのは、イラクの湾岸戦争停戦決議案に付帯された決議不履行が招く重大な結果という文言がアメリカの勝手な援用で武力が用いられたイラク戦争のような懲罰に当たる罰則と行動に言及される文言が付帯されていないこと、すなわちなんのお咎めも無いことに尽きる。
 242決議の不履行は重大な結果をもたらすとちゃんと入れておけば、いくらでも非難決議が重圧になったかもしれないものを。アメリカでさえ賛成した決議だと言うのに・・・


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