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カナダの国会議事堂で銃撃戦。犯人はイスラム教に改宗していたとの報道もある=22日、カナダ・オタワ(ロイター)
カナダ騒然、銃乱射 射殺後勝ち誇って国会議事堂侵入 テロの脅威が先進国にも
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141023/frn1410231700012-n1.htm
2014.10.23 夕刊フジ
国会議事堂での銃撃戦という異常事態だ。カナダの首都オタワで22日、男が警護中の兵士1人を銃で殺害、銃を乱射した末、当局に射殺された。容疑者はカナダ国籍の32歳で最近イスラム教に改宗、当局が「危険人物」としてマークしていた。
カナダではイスラム教に改宗し過激思想に傾倒した男(25)が兵士を殺害したばかり。ともに過激派「イスラム国」などの思想に共鳴し、事件を起こした可能性が強まった。テロの脅威は先進国にも及んでいる。
ハーパー首相はテレビ演説で事件はテロとの認識を示し「カナダを安全にするためあらゆる措置を取る」と表明した。
治安が良いことで知られるオタワ中心部。政府機関や各国の大使館などが立ち並ぶ地域で、戦没者慰霊碑を警護中の兵士が男に銃撃された。銃を持った男は黒ずくめの服装で顔半分を覆い、勝ち誇ったように両手を掲げ、道路を挟んだ向かい側の連邦議会の議事堂に走り込んだという。
議事堂で男と警察による銃撃戦となり、数十発の銃声が鳴り響いた。議会関係者は議場のドアにイスや机でバリケードを作り、ハーパー首相は別の場所に避難した。
銃撃犯は議事堂内で射殺されたとみられる。議会の警備員らとみられる数人がけがをしたが安定した状態とされる。
地元メディアによると、犯人はマイケル・ゼハフ・ビボー容疑者。以前、薬物関連の罪で刑事訴追されたことがある。当時、モントリオールに住んでいた。最近イスラム教に改宗、改名したという。治安当局は中東の過激派に合流する恐れがあるとして「危険旅行者」に指定、旅券を没収していた。警察は記者会見で、2、3人のグループによる犯行の可能性に触れた。
20日にはモントリオール近郊で、州内の男(25)が兵士2人を車でひき、1人が死亡。男はイスラム教に改宗、「イスラム国」などに参加する恐れがあり、治安当局が警戒対象90人の中に入れていた。カナダの捜査当局は両事件の関連についても調べている。
カナダ政府は10月、「イスラム国」の壊滅に向けた米軍主導の空爆参加を決定、イスラム国にシンパシーを抱く人物らによる事件との見方も強まっている。
「イスラム国」をめぐっては、先進国から参加した人物らによる「帰国テロ」のほか、今回のように国内にいるシンパによるテロも懸念されている。日本も警戒は怠ることはできない。
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