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ウクライナ東部ニジニャ・クリンカで発見された集団埋葬の現場を
写真に取るOSCE 監視スタッフ
http://rt.com/news/193204-germany-troops-east-ukraine/
2014.10.04 RT記事
いつ破綻してもおかしくないウクライナ政府軍と反政府軍「いわゆる」親ロシア軍との停戦合意の遂行を監視するために、ドイツ政府は軍の派遣を検討しているとドイツ政府の情報筋がロイターに語った。
情報筋はロイターに、ドイツ軍の派遣は、OSCE(欧州安全協力機構)の意向次第だが、ドイツ軍の派遣により9月5日のベラルーシ・ミンスクでの停戦合意の仲介者となったOSCEの停戦の監視への協力が可能になる、とのべた。
もし、そのような政治決定がなされれば、ドイツから派遣される軍の規模は、ウクライナのセキュリティの状態とOSCEから要請によって決められるだろうと、情報筋は語った。
独ビルト紙は200名の兵士の派遣が計画されていると報じている。およそ150名が無人機を使って紛争地域の監視にあたり、残りの50名が治安維持に当たるということだ。
先月、フランスとドイツは東ウクライナのOSCEによる停戦監視を助けるために無人機を提供すると申し出た。
独ビルト紙は9月中旬の独仏による停戦実地調査使節団の結果を受けて、今回の派遣が検討されていると報じている。独仏の実地調査使節団は、「ウクライナの地」に兵士を送り込み、監視スタッフのセキュリティを保障すれば、停戦をより確実に監視することができると報告していた。
また独シュピーゲル紙によると、ドイツは、17都市からトラック100台の携帯用キッチン、暖房器具、毛布などの人道支援物資を東ウクライナへ送った。
人道支援物資は10月中旬までに配給されるように予定されていて、本格的な冬の到来前には、人々の手に届くであろう。支援物資はおよそ1億ユーロと見積もられている。
一方、ドネツク市民と国際赤十字のメンバー一名が殺害された金曜日にOSCEは東ウクライナでの停戦(維持)を呼びかけた。
ウクライナ政府と反政府軍はドネツクの居住区への爆撃で死者が出たことで責任の所在の応酬をしている。
停戦が恒久化できるように現実の機会が与えられている今、その停戦を危うくする行為は無責任で非難されるべきだと、バークハルターOSCE議長は述べた。
(中略)
今年初めに始まった東ウクライナでの戦闘以来、少なくとも3627名の人々が殺害され、8446名の人々が重軽傷を負った、と国連は金曜日に発表した。
土曜日に、ロシア連邦入国管理局は、東ウクライナ内戦で88万人のウクライナ人がロシア国内に避難し、滞在中であると報告している。
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ドイツは、東ウクライナの安定に汗を流して取り組む姿勢を見せようとしています。プーチンも最近の発言からウクライナ危機の解決の為にもメルケルとの建設的な対話が重要だと考えているようで、これ以上犠牲者を出さないためにもメルケル−プーチン主導でなんとか停戦の恒久化の為に頑張って頂きたいと思うところです。
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