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米国のど真ん中でアメリカ外交への批判を続ける元大統領候補ロン・ポール
http://en.ria.ru/analysis/20140927/193360487/-The-US-and-its-Coalition-Created-Trained-and-Funded-IS.html
2014.09.27 リア・ノーボスチ記事抜粋
米国主導の反ISIS連合がシリアとイランを空爆しているが、そもそも、ISISを作ったのは米国と連合国だったと、ロン・ポール研究所のダニエル・マクアダムス理事は説明した。
「そもそも、ISISをつくり、資金を出し、訓練したのは、現在ISISを空爆している米国といわゆるその連合国です。」とマクアダムスはラジオ局VR(ロシアの声)に語った。「ある組織を支援し、その一方で、敵対することなどできますか?特にサウジアラビアとカタールは、ISISへの軍事訓練、資金援助、そして武器供給に深く関わっていた。そんな国々が手の平を返したように突然、ISISを殲滅することに興味をもったと言われても、あなたは信じることができますか?」
「ISISへの空爆は単なる見せかけで、真の狙いは、アサド政権の打倒です。そしてそれは、まもなくスタートするでしょう。」とマクアダムスは予見した。
「今回の事は、去年の米国に計画されたシリアへの軍事攻撃の延長線上にあります。もし覚えていらっしゃるのなら、去年米国がシリアへの軍事介入を止めた時、サウジアラビアは米国への協力は止めると激怒したんですよ。結局今、サウジの思い通りになっているわけですが。」
マクアダムスはまた、サウジはテロリストに長い間資金援助をし、黒幕的役割を果たしてきたと説明した。
マクアダムスは、ソ連に対するアフガン戦争を例に挙げ、1980年代から米国は事実、イスラム過激派のテロリストを利用してきたと説明した。
「これは、米国にとって体制転覆のための一番手っ取り早い方法です。腕っ節の強い過激派達を見つけ、彼らを武装させ、気に入らない奴にその矛先を向けさせる、それだけです。」と彼は述べた。「シリアをウォッチしている理性のある方ならだれでも分かっているのです。アサド政権が数年間にわたってISISと戦い続けていることを。アサド政権のような味方をISISとの戦いに少なくとも戦術的に同盟相手としてどうして見ないのですか???」
マクアダムスはまた、ISISは殲滅不可能だと説明した。なぜなら、米国は根本原因、「事の起こり」を理解していないからだと説明した。
「米国は、理解していないのか理解を拒んでいるのか、それとも信じたくないのか分かりませんが、現在のテロリズムの原因は、その地域へ米国の干渉主義にあるのです。」と彼は述べた。
「普通は、問題の原因となるものは使うことはできませんし、問題の原因となる過ちを繰り返ないでおこうとしますよね。そうすることで、問題の解決を期待することができる。それが普通。ISISも、アルカイダもそんな組織は元々なかったのですよ。イラクに侵攻したり、シリアを不安定化させたり、米国が干渉する前は、イラクにもシリアにもこれらの組織は存在しなかった。アメリカの干渉が、そのような組織を生み出した。今後、アメリカがいくら問題の解決に介入しても、解決なんかしません。なぜなら、米国が見ているのは根本原因ではなく、結果だけだからです。」
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