http://rt.com/news/190640-rouhani-un-rise-extremism/
2014.09.25 ＲＴ記事

「某国家」の「某諜報機関」が、世界に暴力的な過激主義が組織化されるのを支援し続けてきて、現在、その過激主義に押しつぶされようとしている、とイラン・ロウハニ大統領は国連総会の演説で述べた。

火曜日に行われた69回目の国連総会の演説にて、ロウハニは過激主義は限定された地域の問題ではなく、世界全体の問題であると強調した。そして世界の国々は過激主義に対して一致して立ち向かわなければならないと呼びかけた。

「某国家はそれが組織化されるのを支援し続けてきました。そして今日、某国家は、（イスラム過激派）などの過激組織をコントロールできなくなっている。現在、我々の国民がそのツケを払わされているのです。」と彼は述べた。「某諜報機関は、狂人達に刃物を渡してきた。そして今、彼らは誰一人生かさず殺しているのです。」

ロウハニはまた、（南米など）一部地域での今日の反欧米感情は「昨日の植民地主義がもたらした結果である。今日の反欧米感情は昨日の人種差別主義への（当然の）リアクションである。」と述べた。

イラン大統領は（アルカイダやISISなどの）テロリストグループの成り立ちや支援に一役買った者達（=米国CIA）は自身の誤りを認識するべきだと非難した。

ロウハニは、又中近東、中央アジアそしてコーカサスにおける戦略的失敗を、これらの地域で暴力を煽動しテロリストと過激派の温床となる状況を意図して造ったとして非難した。

「アフガニスタンとイラク軍事侵略、そして進行中のシリアへの違法な干渉は、明らかに中近東への戦略的アプローチが誤っていたことをハッキリ示している。」

中略

昨年大統領選挙で選ばれたロウハニは、デモクラシーは、国内での進歩の産物として獲得されるもので、戦争や侵略によって他国へ押し付けることなどできないと述べた。

「デモクラシーは西から東へ商業的に輸出できるような貿易商品ではない。開発途上の社会では、そういった押し付けられたデモクラシーによって国がより脆弱になるだけだ。」と加盟国へ述べた。

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ハッキリCIAと言ってやればいいのにと思いましたが、それと分かる言い回しで非難しました。過去にもイラン前大統領が、ドルは紙屑だとドル支配を非難。国連演説では、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領が、イラク戦争を非難しブッシュを悪魔と罵倒し、最近では、NSAのスパイ行為を、ブラジル大統領が痛烈に非難しましたね。
早く日本もアメリカにちゃんとモノが言える国になるといいのですが（笑）

コメント
01. 2014年9月27日 01:32:32 : TGgfYEbPRU 前大統領より穏健だって話だったが言うべき事は言うって事か・・・。 ついでに IS に金出して勢力拡大に貢献してきた愚王国家も話題に載せて欲しかったな・・・。
02. 2014年9月27日 08:27:58 : hU27HOLzq6 ロウハニが言っている過激主義は 我が国のヘイト集団に通じるようだ。 ヘイト集団の黒幕はやはり某国某機関か。
03. 2014年9月27日 12:35:30 : YylixLkL5Y アメリカは気に要らない政権はつぶすがその地域の風土、住民の意識に基づいた政権は作ることができない。 敗戦後の日本やドイツはアメリカが作った政権ではない。もともとあった政権にアメリカが乗っていただけ。それも7そう見えただけ。
04. 2014年9月28日 11:14:36 : atxeyfN6Rs アメリカは世界を巻き込まず自分で問題を処理しなければならない。それを見るにつけ日本は戦後一貫してアメリカの植民地支配の下にあり遂にはアメリカの道具として働かされる瀬戸際に来ている。経済的にも軍事的にも完全支配され消耗品として使われようとしている。すぐにでもアメリカの支配から逃れなければまた戦後日本がやってくる。なぜ政府も政治家もそれが分からないのか理解できない。一日でも早く独立しよう。残念だが力による命をかけた革命しか手段は無いのかもしれない。まずはアメリカが戦後仕掛けたCIA朝鮮統一教会清和会を潰さねばならない。
05. 2014年9月28日 16:58:03 : kDVop4u7Ig 加盟国が193か国の国連総会だから、活用しないと損でしょ！訴えたいことを国際社会に発信するべきです。 南米の故チャベス大統領の米国批判演説も最高だったね！欧米代表が続々と退場する場面は今も覚えてる。 西欧諸国の植民地経済の喪失により、先進国全体は衰退しつつである。奴隷の様に支配されたい国はない。 他国への内政干渉、西欧化を押し付ける覇権主義では、反発を招くだけです。相互尊重しかないのです。 欧米国以外の常任理事国のロシアと中国は“イラン”の見方です。他国政府転覆の常習犯は許されない。 嘗ての被害国や弱小国は、何処の国が本当の「悪の枢軸」なのか!?良く知っています。 お得意な「国交断絶・経済制裁・敵視政策」や国際的な包囲網とか、自国が火の車なのに、良く言うわね！
06. 2014年9月29日 01:04:36 : Q82AFi3rQM 　　ロウハニ氏の演説内容はすばらしい。 　カダフィやチャベスの死も報われる日が 　来るだろうことを祈っています。
07. 2014年10月02日 01:13:12 : zWKNZpXjEc ＞０４さん 我々の様な馬鹿国民ですらアメリカのぽちであることは知ってますよ ましてや政治家は百も承知のすけですが小沢一郎さんを見ていたらお分かりでしょう・・・ アメリカから独立しようとすればご存知のように政治生命を絶たれるところまで追いやられる 豪腕といわれた小沢氏だからなんとかもちこたえることができましたが他の政治家などひと吹きですっ飛んでしまうでしょう だから独立などと大それたことは考えずぽちであり続ける 御身大切ですからね しかしいい加減どこかで一線を引いてほしいものですね

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