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【ワシントン西田進一郎】米統合参謀本部のメイビル作戦部長は23日、国防総省で記者会見し、シリア領内のイスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」などを標的にした初の空爆の詳細を明らかにした。洋上の艦船からの巡航ミサイルに、爆撃機、無人機、ステルス戦闘機などを組み合わせたこれまでにない大規模な波状攻撃。ほとんどに命中精度が高い精密誘導弾を使用したといい、標的を確実に破壊したと成果を強調した。
空爆の対象はイスラム国と国際テロ組織アルカイダ系武装組織「ホラサン」。メイビル氏はホラサンについて「情報当局が西欧や米本土を標的とした大がかりな攻撃を実施する計画の最終段階にあると報告していた」と攻撃理由を説明。同席したカービー報道官は「シリア領内で爆発物を作製し、テロ攻撃のために西欧人の勧誘などを行っている」と指摘した。
攻撃は数時間でイスラム国に14回、ホラサンに8回実施した。まず、現地時間23日午前3時半ごろ、シリア北部アレッポ周辺の「ホラサン」の爆発物製造工場などと北部ラッカ周辺のイスラム国の拠点を、米軍単独で攻撃。紅海とペルシャ湾に展開中のミサイル駆逐艦・巡洋艦から巡航ミサイル「トマホーク」を計47発発射した。
第2波は約30分後、中東地域の基地から米軍の最新鋭ステルス戦闘機F22、F15戦闘機、B1爆撃機や無人機などがシリア北部に向かい、イスラム国の本部や訓練場、戦闘車両などを空爆した。
第3波は約3時間後、ペルシャ湾に展開中の空母「ジョージ・ブッシュ」からF18戦闘機、中東の基地からF16戦闘機などがシリア東部のデリゾール周辺に向かい、イスラム国の訓練場や戦闘車両を破壊。第2、3波の作戦には中東5カ国も参加した。
空爆について、メイビル氏は「イスラム国を弱体化させ最終的に破壊するための、確かで持続的な取り組みの始まりだ」と語った。 記者会見後、米軍はさらにデリゾール周辺で2回、イラクのバグダッド近郊で1回、イスラム国の武装車両を空爆したと発表。イスラム国に対するイラク領内での空爆は計194回、シリア領内での空爆は計16回となった。
http://mainichi.jp/select/news/20140924k0000e030189000c.html
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