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シリア情報相:テロ支援国家が反テロリズムのパートナーだと!(ROCKWAY EXPRESS)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/273.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 21 日 01:31:05: igsppGRN/E9PQ
 

サウジやトルコが反テロリズムの会議に参加する矛盾を突くシリアのゾアビ情報大臣


シリア情報相:テロ支援国家が反テロリズムのパートナーだと!
http://rockway.blog.shinobi.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%9B%B8%EF%BC%9A%E3%83%86%E3%83%AD%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%8C%E5%8F%8D%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%A0%E3%81%A8%EF%BC%81
2014/09/17 ROCKWAY EXPRESS

◆9月17日

 シリアで紛争が始まって以来、シリアの反政府勢力を支援してきたのは湾岸アラブ諸国とトルコ、それに欧米、イスラエルであるが、今回シリアの情報大臣が、テロ支援国家が反テロリズムのパートナーとして名を連ねているとして、その非論理性をなじった。

 このブログでは、その点を何度も指摘し、それを「フランケンシュタイン博士の怪物の逆襲」として表現した。また事態がそのように変化することを予言もしてきた。そして全くその予言のようになってしまったのだ。

 しかし問題は、それ以上に事態が進みそうである、ということで、つまり欧米はその「怪物退治」を宣言しながら、「敵は本能寺」とばかりに、ISILに対する空爆を実行するため離陸した爆撃機を、シリア政府軍の陣地に向かわせ、そこに爆弾を落すかもしれない、ということなのだ。

 テロリストを応援している国家が、テロを撲滅する為の会議に参加し、フランケンシュタイン博士の怪物を退治するはずの爆撃機が、怪物退治をずっとやってきているシリア政府軍に爆弾を落すかもしれない、という、奇怪な世界が我々の住んでいるこの世界なのだ。

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●シリア情報相:テロ支援国家が反テロリズムのパートナーだと!
http://en.alalam.ir/news/1632669
【9月16日 ALALAM】

 シリアの情報大臣であるオムラン・アル・ゾアビは、テロを支援している国家である、カタール、サウジアラビア、トルコがテロリズムと戦う、という会議に参加することは非論理的だ、と指摘した。

 15日に行われたアル・マナール紙とのインタビューでゾアビは、これらの諸国はテロリズムの最も強力な支援国家であるし、テロリストが反テロリズムの戦士になるというのは非論理的である。それは丁度、泥棒や犯罪者が腐敗や犯罪と戦いたいということが非論理的であるのと同じだ、とゾアビは語った。
 
 アル・ゾアビは更に、現在の反テロリズム対策は国連決議第2170に基づいている。これは面白いことにシリアに「穏健派反政府勢力」が存在しているとしている、と語った。

 「同時にそれは、中東地域で最も重要で安定した勢力としてのイランを除外し、そして強力な国家としてロシアと中国も除外している」

 ゾアビ大臣は、シリア国家を危うくしようという目的は、シリア人の民族的、軍事的、政治的、安全保障的,あるいは評判などの堅固な状況のため無理な話であるにも拘らず、いくつかの国家から提案されている、と指摘した。

 シリアは費用の高くつくことだがテロリズムと長い事戦っているので、提案される前から第2170決議を実施してきている。イラクもそれは同様だ。

 一方ゾアビは、アメリカはISILのテロと戦うと宣言したが、中東の人々に対するいい感情を持っていない、と語った。それは、アメリカはアラブ諸国に支援されているテロ組織がある限界を超えたため、アメリカの利権の脅威になりだしたから、ISILとの戦いをする、と宣言したのだ、と指摘した。


 

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コメント
 
01. 2014年9月21日 03:25:21 : TGgfYEbPRU
ホント、アラブの春にしろイスラム国にしろ茶番でしか無い・・・。

02. 2014年9月21日 10:06:27 : PfOO6UwVEo
以前、アメリカのイスラム国シリア空爆はリビアのNATO支援の二の舞であると書いたので別に驚きはしない。
ただ、その時のコメントにも書いたがリビアのようには上手く運ばないだろう。
シリアの防空システムはロシア軍の指揮の下に展開されているので、メドベージェフならアメリカの防空システムは空爆の妨げになるので解除或いは破壊するという勝手な通達をある程度受け入れロシア人将校たちを帰国させるかもしれないが、プーチンがそれを飲むことは考えられない。
よって防空システムは解除もされず、アメリカの行為は侵略と見なされ排除される(もちろんアメリカに通じるか否かは別の話)
リビアのときはカダフィの支配地域の強弱が反乱の帰趨を結し、NATOの空爆支援を得て地上から政府軍あるいは民兵を蹴散らしたが、シリアでは国民の大多数が反政府側に着くことはまず難しいし、普段シリア政府と反目しているクルド勢力はイスラム国やシリア国民連合を敵として攻撃しているのでクルド人を多く抱える周辺国、トルコは気が気ではない。
イスラム国空爆は反目するシリア国民連合が地上からイスラム国を挟み撃ちにして撃破するというシナリオだ。
そのため国民連合には武器と資金が渡される手はずだが、国民連合の代表はそれらをイスラム国でなくアサドを倒すために使うと公表しているため、アメリカが空爆したところでイスラム国はイラクに逃げ帰ってしまい、元の木阿弥になってしまう。
国民連合はシリアの他武装勢力から信用されていないので、まとまってシリアで反政府活動を継続していくことも難しい。
シリア政府は着々と反政府勢力を削いでおり、アメリカの空爆が実施された場合、程度のいかんにより、米軍に抗すべきかイスラム国が潰されるのを黙認すべきかを決めるはずだ。
もちろん、アメリカがシリアの防空システムを解除せよはシリアにとってそれがイスラム国空爆にかこつけた政府軍攻撃の二枚舌であることは百も承知なのは本投稿記事で明らかであるから、うまうまと指をくわえているはずもないだろうが。


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