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自らが作り上げたISと戦うと称して反イスラム国連合を結成した米国政府の目的はシリアの体制転覆()
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/254.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 15 日 18:29:05: igsppGRN/E9PQ
 

自らが作り上げたISと戦うと称して反イスラム国連合を結成した米国政府の目的はシリアの体制転覆
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201409150000/
2014.09.15 17:22:50 櫻井ジャーナル


 アメリカ政府は「反イスラム国(IS)連合」を結成、自らが作り上げたモンスターと戦うのだという。攻撃に参加するのはアメリカのほか、エジプト、イラク、ヨルダン、レバノン、そしてサウジアラビアやカタールを含むペルシャ湾岸の6カ国。さらにグルジアも参加すると言われているが、イランの参加はアメリカ側が拒絶、肝心のシリアも入っていない。ISのナンバー2、アブ・オマル・アル・シシャニ(本名はタルカーン・バチラシビリ)はグルジア情報機関のエージェントだと言われている。

 NATOの一員でシリアに対する軍事侵略で拠点になっているトルコは軍事作戦に参加しない意向らしいが、イラクで拘束されたISの戦闘員、ハマド・アル・タミミによると、彼はサウジアラビアからクウェート経由でトルコへ渡り、そこからシリアへ入ったという。
http://edition.cnn.com/2014/09/12/world/meast/isis-numbers/
トルコは現在でもISの戦闘員がシリアへ入る主要なルートになっている。

 この「反イスラム国(IS)連合」を使い、アメリカ政府はシリアへ軍事侵攻するつもりだと見る人は少なくない。ネオコン(アメリカの親イスラエル派)は一貫してシリアのバシャール・アル・アサド政権を武力で倒そうとしている。昨年の「化学兵器話」が真っ赤な嘘だったことは明確になった現在、ISを新たな口実にしている。そのためにもISは残虐でなければならい。

 昨年の9月末まで駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンは退任前、イスラエルはシリアの体制転覆を望み、アサド体制よりアル・カイダの方がましだとエルサレム・ポスト紙のインタビューで語っている。この「アル・カイダ」を「IS」と読み替えても間違いではない。

 AQI(イラクのアル・カイダ)を核にして2006年に編成されたISI(イラクのアル・カイダ)が2013年4月にシリアでも活動を活発化させ、ISIL、ISIS、最近ではISと呼ばれるようになった。2013年といえば、アメリカ/NATOがシリアへの直接攻撃に向かって動き始め、「化学兵器話」を必死に宣伝していた。

 アル・カイダを動かしてきたのはバンダル・ビン・スルタン。1983年から2005年までアメリカ駐在サウジアラビア大使を務め、12年から今年の4月まで総合情報庁長官。「健康上の理由」で長官を辞職したのだが、今は国家安全保障問題担当顧問に収まっているようだ。

 現在、ISの雇い主として名前が出ているのはサウジアラビアのアブドゥル・ラーマン・アル・ファイサル王子だが、バンダルのアル・カイダ/ISに対する影響力が消えたとは思えない。イラクの前首相、ヌーリ・アル・マリキは今年3月、サウジアラビアやカタールが反政府勢力へ資金を提供していると批判していた。
http://www.reuters.com/article/2014/03/09/us-iraq-saudi-qatar-idUSBREA2806S20140309
当然、そうした武装勢力の中にはISが含まれる。

 シリアの反政府勢力はアメリカ/NATOとペルシャ湾岸産油国が組織、戦闘員を集め、武器を提供、軍事訓練してきた。2011年の春の段階で、トルコにある米空軍インシルリク基地がシリアの体制を転覆させるプロジェクトの重要拠点になっている。

 つまり、アメリカ政府は「マッチポンプ」という古典的な手法を使っている。例によって「良い反シリア政府軍」と「悪い反シリア政府軍(IS)」という話を流しているが、そうした区別はつけられないというのは常識。そもそも、2012年にはヨルダン北部に設置された秘密基地でCIAや特殊部隊がISの主要メンバーを軍事訓練したと伝えられている。

 例えば、ISに首を切られたフォトジャーナリストのジェームズ・フォーリーの場合、当初は「良い反シリア政府軍」のダウド旅団に拉致されたのだが、今年7月にこの戦闘集団はISへ入っている。フォーリーの家族によると、拉致グループの身代金を支払おうとしたなら、「テロリストを支援した」として起訴するとアメリカ政府から脅されたという。

 アメリカ政府が「反イスラム国(IS)連合」を結成した目的はISを壊滅させることではなく、シリアのアサド政権を倒すことにあると見るべきだろう。それがイスラエル政府やネオコンの願いであり、イランを潰す重要なステップになる。


 

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コメント
 
01. 2014年9月15日 18:45:23 : o3CharCOD6
民主党が、完全にネオコンの隠れ蓑になってる
そういう傾向は、昔からあったがここまで酷くなかった

02. 2014年9月15日 19:14:26 : 7c0xOLIqBM
>昨年の「化学兵器話」が真っ赤な嘘だったことは明確になった現在

シリア政府もそれまで存在を否定していた化学兵器の存在を認め、破棄する事を
約束し、今年の7月に実際に提出された化学兵器を国際監視の下で破棄したんだけど?


03. 2014年9月15日 19:43:36 : n2FUW4JgL2
こっちもプロレスか
戦火に巻き込まれる一般市民が馬鹿を見るだけ

04. 2014年9月15日 20:06:55 : qpK0FKqAbZ
政権奪取後はTPP完全実施、辺野古建設即実施すると約束したので
アメリカの指示で誕生した政権が極東のヘリにあるようだが
自らが作り上げたのにごねて仕事せず、さらにISに連絡員として党員湯川ハルナ派遣した国あるんだけれど、
それをどう思うんだろね、ネトウヨは、


05. 2014年9月15日 21:12:51 : PdRMrdS8p2
>>02
化学兵器が存在することは以前から認めている。
シリア政府側により化学兵器が使用されたとの言う件のこと。

06. 2014年9月15日 23:03:59 : jXbiWWJBCA
>>05

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38708
シリア政府は過去、何度となく化学兵器の使用と保有を否定してきた。

化学兵器を持っていないと言い張っていたはずだが・・・

シリア政府の秘密部隊、化学兵器分散し「米国の追跡妨害」 米紙
荒廃したシリア首都ダマスカスのヤルムク)パレスチナ難民キャンプ(9月12日撮影)〔AFPBB News〕

 今月6日、日本外国特派員協会の会見に現れたシリアのワリフ・ハラビ駐日代理大使にその点を質した。

 「自国民に対して化学兵器を使っていないと、神に誓って言えるか」

 同代理大使は微笑を浮かべてはっきりと次のように答えた。

 「神に誓って言えます。化学兵器は使っていません」

 「化学兵器の備蓄があると思う。ロシアから持ち込まれているはずだ」

 「そんな事実は一切ありません」

 だが9日、それが虚言であることが分かる。シリアのイターム・ムアレム外相がモスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談。シリア政府として初めて、化学兵器の保持・備蓄を認めたのだ。12日にはバッシャール・アル=アサド大統領もこの事実を追認した。


07. 2014年9月15日 23:47:37 : tkvxCtwOvw
こっそりと シリア打倒を 頼み込み
手を汚させる 育てた「敵」に

08. 2014年9月16日 01:46:33 : TGgfYEbPRU
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/282860806.html
化学兵器の保有に関してはこれ・・・。

http://www.afpbb.com/articles/-/3025348
アメリカ政府の所有物を IS が使ってるそうだ・・・。

シリア政府や軍の拠点に IS 突入させてそれをアメリカが空爆・・・。
あっ悪い、目標逸れて誤爆しちゃった・・・ゴメンゴメン・・・ってなオチ・・・。


09. 2014年9月16日 06:01:47 : Tw5nuWLAHU
そのゴメンゴメンでこの世オワタにされかねない
無人機・ケムちゃん・中性子核etc・・・・
究極兵器への敷居がかなり下がってきている
きれいごとでも良いから世論が監視していないとかなりヤバイよ


10. 2014年9月16日 09:48:21 : nJF6kGWndY

>米国政府の目的はシリアの体制転覆

相変らずのバカな分析


11. taked4700 2014年9月16日 10:38:28 : 9XFNe/BiX575U : pf6AQzTjz6
>現在、ISの雇い主として名前が出ているのはサウジアラビアのアブドゥル・ラーマン・アル・ファイサル王子だが、バンダルのアル・カイダ/ISに対する影響力が消えたとは思えない。イラクの前首相、ヌーリ・アル・マリキは今年3月、サウジアラビアやカタールが反政府勢力へ資金を提供していると批判していた。

>アメリカ政府が「反イスラム国(IS)連合」を結成した目的はISを壊滅させることではなく、シリアのアサド政権を倒すことにあると見るべきだろう。それがイスラエル政府やネオコンの願いであり、イランを潰す重要なステップになる。

アメリカの短期的な目的は、確かに記事中で主張されているようにシリアの体制転覆。中期的な目的は中東全体のテロ社会化。長期的な目的は中東全体の乗っ取り。

サウジなどの王族は、結局アメリカなどの西欧支配勢力の優遇を受けた結果、こういう形で利用されることになった。サウジの王家のメンバーはそのことを気が付いていないのかどうか?仮に分かっていても他に手の打ちようがないのかもしれない。

日本も基本的には中東のこういった国々と同じでアメリカに優遇されてきた国。日本がこれから、アメリカや西欧諸国の罠をどうやって抜け出すことが出来るか、自立をすることが出来るか、それが問題。自分としては何とかできると思うし、客観的な条件、つまり、自立を可能にする条件は十分にあると思う。


12. 2014年9月16日 21:54:41 : hU27HOLzq6

アメリカのもくろみは結局失敗してしまうのがこれまでの経緯。

特にアラブ、イスラム地域ではそうだ。


13. 2014年9月17日 07:59:10 : gEQA3UWNV2
>10. 2014年9月16日 09:48:21 : nJF6kGWndY

>米国政府の目的はシリアの体制転覆

相変らずのバカな分析

出たよ。
言い捨てコメゲッターのいつもの俺様だけが知っているとばかりの物言いw
偉そうに言うなら自論で俺らを納得させてみなよ。
コピペでなく自論でね。
まあ、できやしないだろうが。


14. 2014年9月18日 18:17:22 : zXihfvK5bI
NY株価絶好調、ドル高とアメリカは今必死こいてカネをかき集めてます。
無理に無理を重ねてカネを集めると必ずどこかで金利が急騰
株価が暴落することになる。
わが日本国は円を大量印刷して国債買い支え、借り換え財源確保をやってます。
大量印刷とそれによる円暴落、ドルへの資金逃避はアメリカにもいい顔ができます。

15. 2014年9月19日 20:53:26 : uV4A8446hE
大量破壊兵器を膨大に保有する国アメリカがどこかの国に多少の兵器があるからといってなぜ攻撃する正当性があるのかね。

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