24. 母系社会 2014年9月15日 17:26:59
: Xfgr7Fh//h.LU
: EYYwF1d6ys
>>18. ダイナモさん>誰が指揮をしていたのかではない 誰が軍を指揮しているかは、非常に重要です。 (シビリアン・コントロールの問題です) 住民運動と支援団体の関係も同じで、誰でも少し考えればわかる簡単な 問題です。住民運動と支援団体の関係では、支援団体はアドバイスは 良いのですが、あくまでも住民運動側に決定権があるのであり、その 指導下で活動しなければ本末転倒で、住民は運動から離れてしまい成り 立ちません。 また、中国で、関東軍が暴走して、勝手に中国と戦争始めてしまったこと を考えれば、誰でもわかる簡単なことです。あの開戦を政府は追認する しかなくなり、中国と戦争をするかどうかという国家の存亡に係わる重大 な問題を、軍の一部隊に過ぎない関東軍の幹部が決めてしまい、それが 国家の方針となってしまったのですから、日中戦争では、関東軍幹部が 日本の主権者となり、国家が関東軍に乗っ取られたわけです。 仮に、今回、外部から来た義勇軍が「ノボロシア」指導部の停戦命令に 従わなかったとしたら、停戦拒否=戦争継続が「ノボロシア」の意思 になってしまったわけです。 >極論を言えば、ある1部隊が勝手にウクライナ領内に侵入すれば、 >それだけでウクライナ侵攻となり、ロシア軍はウクライナに >謝罪しなければならない事態となる これが正しいとすると、敗残兵グループが何度も何度も、時には 450名もの敗残兵がロシア領に逃げ込んできたのですから、 キエフ側の方が、先に何度もロシアを侵攻したことになります。 すると、ロシア側が「自衛のため」という名目で、ロシアの正規軍が ウクライナ側に侵攻して、国境付近の部隊を殲滅しても、ロシアの方が 自衛戦争だから、正しいということになってしまいますよ。 それでも良いのですか?支離滅裂ではありませんか? ロシアは、何日も食事も水も飲んでいないという敗残兵に、食事や 水を与え、怪我人を看護して、停戦前からウクライナに帰していた のですよ。 「ドネツク人民共和国」新首相のザハルチェンコ氏は、捕虜たちに、 親ロシア派も前大統領は支持しないとか、ネオナチと戦っているのであって、 ウクライナ民族と戦っているのではないなどの立場を演説し、停戦前なのに、 明日釈放すると約束して捕虜、一人一人と握手までしていますよ。多少は プロパガンダの気配もありますが、それにしても立派という他ありません。 ザハルチェンコ氏は、敵兵も反動政権の犠牲者と考え、自分たちの構想を 演説して釈放したゲバラと同じことをしていると思いますね。 一方でキエフ軍は、短距離弾道ミサイルのトーチカ(OTR-21)まで市街地 に打ち込んで、ついに米国のCNNまでが放送したのです。 ★捕虜たちと握手するザハルチェンコ氏 [eng subs] DPR Prime-Minister Zakharchenko met captive UA troops before releasing them home http://www.liveleak.com/view?i=03d_1409516026 >部隊名が不明でも最新式の装備で武装した大勢の兵士たちが侵入して >きたら、それはロシア正規軍と見なすほかない。この際、その部隊名 >が分かっているかどうかは関係ない どうも、ダイナモさんは軍事に明るくないようですね。 私も素人ですが・・・ ●戦車 旧ソ連の戦車には高級品タイプと普及品タイプの2系統あり、高級タイプには、約50年前の1966年に、当時の最新装備を具えて制式装備とされたガスタービンエンジンのT−64(戦後第2世代主力戦車)と、これを全面改修して戦後第3世代主力戦車レベルにして1976年に制式装備決定がされたT−80がある。 一方で、安価な普及タイプは、約40年前の1974年から、おそらく1990年前後まで大量生産されていた戦後第2・5世代主力戦車のT−72。これを全面改修して戦後第3世代主力戦車レベルにしたのが1992年に制式装備決定され、1993年から生産されたT−90。ロシアの最新型は、更にこれを改修して、米国のM1A2やドイツのレオパルト2A5、中国の99式戦車などと同じ戦後第3・5世代主力戦車のT−90Aで、2007年に導入契約が結ばれた。 ウクライナ軍は、約50年前の戦後第2世代主力戦車のT−64の近代化改修型や、このT−64の派生型T−80Uを、1985年にウクライナでディーゼルエンジン化した戦後第3世代主力戦車のT−80UDもあるが、既に30年前の戦車。また、T−80UDの改修型T−84(戦後第3・5世代主力戦車)もあるが少数。 一方で、ロシア軍はT−72系やT−80系、それと新型では1993年から生産された戦後第3世代主力戦車T−90や、最新型には2007年以降の戦後第3・5世代主力戦車のT−90Aもある。しかし、ビデオで確認できる義勇軍の戦車はT−64系やせいぜいがT−72系であり、T−90やT−90Aのビデオは無い。つまり、義勇軍にロシア軍の最新型戦車が参加している証拠はない。(T−72系は安価で、ゲリラ程度の軍なら十分な性能なので、カラシニコフやミグ21のように、ロシア以外でも多くの国で改修型が生産されており、ロシア製とは限らない) ★一部の軍事評論家が、ウクライナ軍は保有しないT−72系を親ロシア派が保有しているビデオがあることから、ロシア軍の参加が証明されたと騒いでいるが・・・ @ロシア軍は、古いT−72を更新しつつあるので、払い下げたT−72かもしれず、証拠にはならない。(格安で義勇軍に払い下げた可能性はあるが、だからと言って、ロシア軍が介入したとは言えない。米国が無料で武器援助する例は多数あり、無料の武器援助=米軍介入ではない) A米国は、苦境に陥ったウクライナを救うため、ハンガリーにT72戦車をウクライナに売却させたという情報があるので、キエフ軍から捕獲したT−72かもしれない。 (キエフ軍は敗走する時、速度が遅い戦車などは乗り捨て、速度が速く、民間車と誤認する可能性がある自動車で逃げる場合があるようで、使用可能な戦車や装甲車が義勇軍に捕獲されている。 また、米国は、MI−8MTの輸出用MI−17なら、米軍の「空軍特殊作戦コマンド」も砂漠での作戦用に保有しているから、米軍も供与可能だが、米軍からの直接援助はせず、米国がクロアチアへ米国製UH−60ヘリ20機を供与し、クロアチアはウクライナ軍にロシア製のMI−8MTヘリ14機を提供するという方法で、キエフ政権に武器援助しているという有力な情報がある。 この方法だと、ウクライナ軍パイロットは直ぐに操縦できるロシア製のヘリを手に入れられるし、武器援助が暴露されても、援助したのはクロアチアということになり、米国は介入していないことになるので、米国は相変わらず狡猾である。) ●自走多連装ロケット砲
また、今回も破壊力を見せつけた自走多連装ロケット砲では、ビデオで義勇軍も保有していると確認できるのは、1963年に部隊配備され、射程が13〜40キロのBM21であり、一部ではBM21より大型ロケットが発射でき、1970年代に開発され、射程が35キロのBM−27まで。 1987年から配備された射程が70〜90キロのBM−30「スメーチ」や、サーモバリック弾頭(焼夷弾)を短距離に放つMRSで、1990年前後から配備されたTOS−1、そして2011年に配備された最新型で、最大射程90キロのタルナード (MLRS)のビデオは無い。一番、多いのがウクライナ軍も使用したBM21で、義勇軍にロシア軍の最新型自走多連装ロケット砲が参加している証拠はない。BM21も、ロシア以外でも多くの国で改修型が生産されているので、ロシア製とは限らない。 ●自走対空ミサイル 自走対空ミサイル戦闘車では、1977年に正式採用された射高が最大5000メートルの9K35「ストレラ-10」。射高が最大12000メートルの2K12「クープ」や射高が最大22000メートルの9K37「ブーク」、1991年配備の9K330「トール」、あるいは弾道ミサイルも迎撃できるS−300やS−400などの最新型の対空ミサイル戦闘車を保有している証拠(ビデオなど)はない。つまり、義勇軍が、ロシア軍の最新型の自走対空ミサイルを保有している証拠はない。 ★★要するに、義勇軍にはロシア正規軍が使用しているような最新型の武器を保有している証拠はない。むしろ、キエフ軍と同じ古い武器なので、ダイナモさんの主張が正しいのであれば、義勇軍は正規軍ではないことになります。 キエフ軍だけでなく、親ロシア派も古い武器で戦っているし、中には改造トラックやトラックを利用したテクニカルだとか、最近は、中東のゲリラ軍とそっくりの、民間用の小型四輪駆動トラックを改造した「テクニカル」など、いかにも義勇軍・民兵らしい兵器を使用しています。 ★先頭の車両が、いかにも義勇軍らしい手作りの改造装甲トラック Armored vehicles of Rebels in Lugansk... http://www.liveleak.com/view?i=fbb_1410732835 ★ドン・コサックの義勇軍部隊の勝利式典とパレード。 Flag 24 "horn-hoof" Brigade of ukrainian army down http://www.liveleak.com/view?i=27f_1410275954 Perevalsk LNR sniper "Tinker bell" receive medal http://www.liveleak.com/view?i=c08_1410343278 Don Cossacks came to help their brothers in Donbass... http://www.liveleak.com/view?i=641_1410378491 最後の方に戦車や装甲車などが登場するが、最新型の武器はない。 Thousands of rebel troops hold victory parade after defeating govt forces in Eastern Ukraine http://www.liveleak.com/view?i=7e4_1410183258#ts7t0kSOqQGvCe3W.99 ★「ゴースト旅団」の勝利パレード。 ロシアの空挺兵なども参加した混成部隊かも。 20代から50代の人や女性もいるので正規軍のはずがない。 Members of "Ghost" brigade take an oath... http://www.liveleak.com/view?i=800_1410371338
|