http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/238.html
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[ラジオイラン 他]露、「シリア政府の同意なしでの、対ISIS空爆に反対」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=74736
2014/09/12 10:00 PM Shanti Phula
竹下雅敏氏からの情報です。
恐るべきジャイアニズム。シリア領内のテロ組織を空爆するにあたって、シリア政府の同意は必要ないというのが、アメリカ。国際法はアメリカにとって、存在しないのと同然です。
“続きはこちらから”以降では、このことをニューズウィークが解説しています。よくここまで嘘が書けるものだと感心します。まず、いまだにアサド政権が化学兵器を使用したなどと馬鹿げたことを言っています。ウクライナ情勢では、戦っているのはロシアとEUなのだそうです。記事では、西側となっていてアメリカが入るはずですが、彼らの論理ではロシアとEUの仲裁にアメリカが乗り込んだという見解なのだと思います。自作自演の斬首動画で、オバマもその動画が役者によるものだとわかっているにも関わらず、ISISを撲滅すると称して、シリア空爆を宣言。その結果がどうなるかということですが、ニューズウィークでは、“ISISの施設だと思って空爆したら、民間施設であって結果的に誤爆で民間人が犠牲になってアメリカの評価が下がる”と言っており、暗に“テロリストだと思って空爆したら、シリア軍でした。ぜーんぜん、知りませんでした”となることを、予告しています。こいつらのやりそうなことです。
(竹下雅敏)
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露、「シリア政府の同意なしでの、対ISIS空爆に反対」
転載元) ラジオイラン 14/9/9
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/48318-%E9%9C%B2%E3%80%81%E3%80%8C%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AE%E5%90%8C%E6%84%8F%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%80%81%E5%AF%BE%EF%BD%89%EF%BD%93%EF%BD%89%EF%BD%93%E7%A9%BA%E7%88%86%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%80%8D
ロシアが、「シリア政府との調整なしに、同国内にあるテロ組織『イラクとシャームのイスラム国』の拠点をアメリカが空爆することに反対する」としました。
ロシア・イタルタス通信によりますと、ロシアのラブロフ外務大臣は9日火曜、同国の首都モスクワで、アフリカ・マリ共和国のディオプ外務大臣と会談し、「シリア政府との調整なしでの、同国への空爆は、中東や北アフリカ地域の緊張拡大を煽るだけである」と語っています。
ラブロフ大臣はまた、「これに関する措置は全て、シリア政府との調整及び、国際的な取り決めに基づいて行われるべきである」と述べました。
アメリカは現在、イラク領内にある『イスラム国』の拠点を空爆していますが、シリアにあるこのテロ組織の拠点も、アメリカの空爆の対象になる可能性が出てきています。また、シリアではイスラム国に掌握されている地域のみならず、政府軍までもが攻撃されるという懸念が存在しています。
アメリカとその同盟国は、シリアで紛争が勃発した当初から、同国の反政府武装勢力の支援により、同国のアサド政権を転覆させようとしてきました。
しかし、こうした努力はアサド政権の転覆に繋がらなかったのみならず、イスラム国のようなテロ組織や過激派組織の強大化を助長する結果となっています。
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ロシア外相:ISISを口実に欧米はシリア軍を爆撃するかも
転載元より抜粋) ROCKWAY EXPRESS 14/9/11
http://rockway.blog.shinobi.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%A4%96%E7%9B%B8%EF%BC%9Aisis%E3%82%92%E5%8F%A3%E5%AE%9F%E3%81%AB%E6%AC%A7%E7%B1%B3%E3%81%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%BB%8D%E3%82%92%E7%88%86%E6%92%83%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%82
http://rt.com/news/186356-lavrov-syria-bombing-west/
【9月9日 Russia Today】
欧米がシリア政府と調整しないままイスラム国を爆撃するとすれば、反ISIS同盟諸国はその機会をシリア政府軍への爆撃に利用するかもしれない、とロシアのラブロフ外相が語った。
そのような動きは中東と北アフリカへの紛争の大きな拡大に繋がる、とマリの外相との会談後の記者会見で9日、ラブロフ外相は語った。
ロシア政府は欧米に対し国際法の遵守を訴えているし、爆撃行為などは国家の正当な政府の承認の下になされるべき、とラブロフは語った。
二人のジャーナリストの首が切られた後、オバマ大統領はシリア内のイスラム国に対する軍事攻撃を考慮している。
ロシアは欧米諸国に対しイスラム国、アルカイダ、その他のイスラム戦線に連なったグループの脅威についてずっと警告を発してきた、とラブロフは語った。
「我々は繰り返しアメリカ、EUそれにヨーロッパの指導的国家に対し、この脅威の大きさを理解するよう語ってきた。我々は国連にシリアにおけるイスラム主義者によるテロ攻撃を断固非難するよう呼びかけてきた。しかし、我々はアサド政権の政策がテロを惹起しているのだ、と告げられた。またテロ攻撃を非難することは、アサド大統領の辞任を要求することが伴って初めて可能だと言われた」とラブロフは語った。
ロシアの見方では、これは「ダブルスタンダード」であり、テロリズムを正当化しようということなのだ。
シリアの紛争までは、ロシアと欧米はテロリズムは「動機がなんであろうと」正当化されえないという点では一致していた、とラブロフは語った。しかし、シリアのケースでは、欧米は「その姿勢は従来とは異なり、二つの顔を使い分けている」のだ。テロリズムがリビヤから起こりそればレバノン、それからイラクへと拡大することでようやく欧米諸国はこのテロリズムの脅威に対処しなければならない、ということを理解した、とラブロフは語った。
アメリカはイラク領内のイスラム国戦士に対する空爆についてはイラク政府と合意した、とラブロフは語った。しかしながら、「噂では、シリア政府からはそのような空爆に対する要請はなされていない。それはアメリカが『アサドは辞任しその政権は転覆されるべきである』と主張しているからだ」と語った。
8月初旬、アメリカ国務省スポークスマンのジェン・プサキがアメリカがシリア領内に対する空爆をシリア政府との合意なくして実施されることがあるかについてのコメントを要求された時、彼女は:「アメリカ人の生命が危険に晒された時、我々自身の利権を防衛することが議論になる時、シリア政権の承認を求めることはしない」と語った。彼女は更に、しかしながらそのような決断をするのはアメリカ大統領である、と語った。
(続きはここから)
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「9・11」から13周年、その前夜にシリア空爆を発表したオバマ
転載元より抜粋) BIGLOBEニュース:ニューズウィーク日本版
http://news.biglobe.ne.jp/international/0911/nwk_140911_9390489207.html
14/9/11
2001年の「9・11」同時多発テロから13年の年月が流れました。その「13周年」の前夜に当たる10日の東部時間午後9時、オバマ大統領は全米向けのTV演説を行い、テロリスト集団「ISIS(大統領はISILと呼んでいましたが)」を撲滅する、そのためには「手段も場所も選ばない」と宣言しました。
これは事実上、シリア領内におけるISIS拠点への空爆を開始するという宣言に他なりません。それにしても、これではまるで2002年の「9・11の一周年」にイラクへの戦意を表明したブッシュ大統領にソックリだとも言えます。
2009年に登場したオバマ政権は、国際協調と外交を優先するいわばハト派政策、つまりブッシュ時代との決別という色彩を出していました。
ところが、経済の再建が極めて「スロー」な中、有権者の不満を受けて伸長した共和党の保守勢力が議会を支配して、オバマは様々な形で保守派からのプレッシャーを受けることになります。そんな中で、いわば隠密作戦によるタカ派政策も実施せざるを得なくなります。
対シリア政策というのは、その良い例です。シリアが国際社会から問題視され始めたのは、「アラブの春」の動きが活性化する中で発生した反政府運動に対して、アサド政権が化学兵器を使用するなど、内戦とも言える激しい軍事的な弾圧に出たからです。
この際には、共和党のタカ派は「早く反政府勢力に武器を供与してアサドを倒せ」という主張を繰り広げました。結果的にロシアの仲介でアサドに化学兵器を放棄させることで危機を脱しています。
ですが、その仲介者のロシアは、その後はウクライナ情勢を巡って西側と間接的な「ホットな戦争」を戦うことになり、今となっては「プーチンに仲介を頼んだ」オバマは「甘かった」として批判されているわけです。一方で、その「オバマが信用しなかった反政府勢力」の中から、今回はISIS(自称「イスラム国」)が登場して、アメリカ人のジャーナリスト2名の「斬首」動画を公開するなど、激しくオバマ政権を挑発し続けました。ここへ来て、オバマは「反撃しなければ、アメリカを守れない弱腰大統領」だという批判を、野党・共和党からのプレッシャーとして強く受けることになったのです。
要するに国外からはISISの残虐行為による挑発、国内からは「お前は弱腰だ。弱腰だと国内テロの標的にもなるぞ」という保守派からの挑発、この双方に追い詰められるようにして、オバマは「9・11の13周年」その「前夜」にシリア領内への空爆を発表したことになります。
ではこのオバマの作戦は「うまく行く」でしょうか?
私はかなり怪しいと思います。まずISISの側は、こうしたアメリカの動きは計算済みであるか、むしろ狙っていて挑発を繰り返してきたと考えられるからです。ということは、ISISの施設だと思って空爆したら、民間施設であって結果的に誤爆で民間人が犠牲になってアメリカの評価が下がるとか、あるいはアメリカがシリア内で「反アサド、反アルカイダ、反ISIS」のグループを支援しようとすると、先回りして残虐な暴力をそのグループに加えるなどの罠は既にセットされている可能性があります。
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