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米、シリア空爆へ「イラクはもとより、イスラム国除去、情け容赦なく行う」 オバマ大統領が承認表明
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140911/amr14091110580004-n1.htm
2014.9.11 10:58 産経新聞
【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は10日夜(日本時間11日午前)、イラク、シリアで活動するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を壊滅させるための包括的な戦略を発表し、シリアでの空爆を承認する考えを表明した。目的の達成に向け、米国が「幅広い有志国連合を率いる」と強調した。ホワイトハウスで米国民に向けて演説した。
オバマ氏は「米国の空軍力、協力関係にある地上部隊への支援により、イスラム国がどこにいても取り除くため情け容赦のない取り組みを行う」と述べ、「イラクはもとより、シリアでの行動もためらわない」と断言。米軍は8月からイラク北部を中心に空爆を続行しているが、シリアに空爆を拡大する意向を強調したものだ。
シリアのアサド政権と対峙(たいじ)する穏健な反体制派勢力を強化するため、訓練の提供や装備品の供与など軍事支援を強化する考えも表明。シリア空爆には反体制派勢力を後押しする狙いがあることを明確にした。
オバマ氏はまた、イラク軍などへの助言や情報収集のため米軍の要員475人を追加派遣すると発表。米国防総省によると、イラク国内では1043人の米軍要員が活動しており、うち754人が首都バグダッドの米大使館の安全確保に、289人がバグダッドや北部アルビルでイラク軍への支援に当たっている。
その一方で、オバマ氏はイスラム国との戦いを「対テロ作戦」であると明確化した。「今回の取り組みはイラク、アフガニスタン両戦争と異なる」とし、ブッシュ前政権が始めた両戦争と違い地上戦闘部隊は送らないと米国民に約束した。
オバマ氏はこれに先立ち、スンニ派大国サウジアラビアのアブドラ国王と電話協議し、有志連合形成への支援に謝意を伝えた。ホワイトハウスによると、両者はアサド政権に正統性はないとの認識で一致し、反体制派勢力への軍事支援を増やす必要性を確認した。
米国内では米国人ジャーナリスト2人がイスラム国に斬首殺害されたのを受け、オバマ氏に強い行動を求める声が高まっていた。
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