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【ブリュッセル=三好益史】ウクライナ東部で7月17日に起きたマレーシア航空機撃墜事件で、原因調査を主導するオランダ安全委員会は9日、中間報告書を公表した。
墜落の原因について「外部から多数の高エネルギー物体が機体を貫通した可能性が高い」と指摘し、ミサイルによる撃墜だったことを示唆した。
専門家による墜落原因の分析結果公表は初めて。
墜落の原因を巡っては、米欧やウクライナ政府は、親ロシア派武装集団が旧ソ連製地対空ミサイル「ブク(BUK)」で撃墜したと非難してきた。武装集団やロシアは否定している。ブクは標的の近くで爆発し、無数の破片を命中させる。今回の報告はこれを裏付ける内容だが、ミサイルだと断定はできなかった。
中間報告によると、操縦席の音声を録音した「コックピットボイスレコーダー(CVR)」と、飛行データを記録した「フライトデータレコーダー(FDR)」の二つのブラックボックスを解析した結果、同機は墜落直前まで正常に飛行しており、異常はなかった。
だが、どちらも午後4時20分3秒(ウクライナ時間)に突然、記録が途絶える。その際にパイロットの声、異常を知らせる警報音やデータなどは記録されていなかった。機体が一瞬のうちに異常事態に見舞われたことが明白になった。
報告書は「高エネルギー物体」が貫通した証拠として、多数の穴やくぼみのある操縦席部分の残骸を写真で掲載。残骸が東西約10キロ、南北5キロの広範囲に散乱する現場の空撮写真も示し、「機体が空中分解したため」と説明している。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140909-OYT1T50182.html?from=ytop_main1
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