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偽りの約束か あるいはキエフ当局の期待の産物か!?(ロシアの声)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/210.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 08 日 23:11:05: igsppGRN/E9PQ
 

偽りの約束か あるいはキエフ当局の期待の産物か!?
http://japanese.ruvr.ru/2014_09_08/277013733/
17:23 ロシアの声


NATO諸国は、ウクライナに武器を供給するつもりであるとの情報を否定している。先にウクライナのユーリイ・ルツェンコ大統領顧問は「ノルウェー、ポーランド、イタリア、フランス及び米国は、我が国に近代兵器を供給する用意がある」と述べた。現在専門家らは、彼が期待を口にしたのか、それとも恐ろしい秘密を暴露したのか、どちらなのか話し合っている。

英国ウェールズでのNATO首脳会議で、上記の5カ国が、ウクライナへの近代兵器供給を約束したとのニュースを、ウクライナ大統領顧問が自分のFacebookのページに書き込んだのは、7日、日曜日のことだった。そのほんの少し前、ペトロ・ポロシェンコ大統領本人も、BBCのインタビューの中で、これについて発言した。彼は5日サミットに出席していた。大統領は、情報は機密に属するとし、具体的な国名は挙げなかったものの、キエフ当局へのハイテク兵器供給に合意した国々が複数存在することを確認した。そして彼の顧問が、その国名を具体的に挙げると、今度はNATO加盟国が釈明に追われることとなった。

ポーランド国防省のヤツェク・ソンタ報道官は「我が国は、ウクライナに最新兵器を保障してはいない。NATOサミットで、そうした決定は採択されなかった」と述べ「ウェールズで話されたのは、単に1500万ユーロの援助だけで、それはウクライナ軍の指揮システム改革とサイバー犯罪対策用のものだ」と伝えた。

イタリアは、防弾チョッキやヘルメットなどをウクライナに援助する計画に参加することを認めただけで、ただキエフ当局に装甲自動車を90台売却する可能性があると付け加えた。
また米国は「殺傷兵器」をキエフ当局に供給する件に関し、提案したことなどなかったと主張している。

なおノルウェー国防省のラルス・イエムブレ報道官は「我が国には、ウクライナに武器あるいは兵器を供給するいかなる計画もない」としながらも、どこからニセ情報が広がったかを解明する意向だ。

ロシア戦略調査研究所のエキスパート、アジダル・クルトフ氏は「ルツェンコ大統領顧問は、国内向けに、つまりウクライナ移民向けに、ああした発言をしたのだ」と見ているー
「権力者が、戦場での戦いで敗北しつつある時、キエフ当局のように、自国民に対し何らかの成果を喧伝するために、大抵ニセ情報やあからさまな嘘を利用し、事実のすり替えをするものだ。経済的にも政治的にも、キエフ当局は、いかなる成功も収めていない。それゆえ彼らは、嘘の情報を流す戦術を取ったのだ。」

とはいえ、キエフ当局が偶然、まだ公表されるべきでなかった情報を漏らしてしまい、それによって西側同盟諸国を困難な状態に追いやってしまったという可能性も排除できない。いずれにしてもウクライナは、今回もまた、自分達が不確実なパートナーであることを世界に晒してしまった。そうしたことを背景に「ウクライナは米国、ドイツ、中国、フランスから何十億ドルもの融資を期待している」との大統領顧問の発言は、さらに説得力のないものとなっている。

ロシア戦略調査研究所のエキスパート、クルトフ氏は、9月5日にベラルーシの首都ミンスクにおいて、キエフ当局とウクライナ南部・東部の代表者との間で結ばれた休戦合意に関連して、次のような見解を示した−

「ウクライナは、投資を呼び込めるような状況にはない。どこかに大金を投資しようと考えているビジネスマンであれば誰でも、リスクを冒す価値があるかどうか、何度も考え調べるものだ。現在のウクライナの経済状況は、ひどく悪い。この国の通貨グリヴナは、三分の一も下落した。金外貨準備高も急激に減ってしまった。Standard & Poor’sも含め、国際的な格付け機関は、今年全体のウクライナのGDPの落込みは、7%を超えると予想している。そうした条件下で、誰がウクライナに投資するだろうか。つまるところ現代世界には、投資して、もっと多くの利益が得られる国々がたくさんあるのだ。」

IMF(国際通貨基金)は、かつてウクライナに気前よくクレジットを与えたものだが、ジレンマに陥っている。キエフ当局は、新たな融資を求めているが、彼らに、それを返済する力があるだろうか? ウクライナの現状には、いかなる保証もないのだから。


 

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コメント
 
01. 2014年9月09日 07:15:47 : te4anw9LpA
武器の売買により地政学的状況を劇的に、あるいは少しでも変えたいという戦争当該国の思惑は同盟国及び関係国の同意ならびに情報により、敵対国や国内の敵対集団、また敵対する側の支援国がどのような反応をするのかを確かめる上であえてブラフ(ハッタリ威嚇)をかけることがある。
最近ではシリアにロシアのS−300ミサイルシステムを売る売らないの情報が駆け巡ったり、同じくイランにも同ユニットが各施設付近の防衛のためと称しロシアから供給寸前までいったことなどが思い起こされる。
シリア、イランには結局ロシアは供給しなかったが、周辺国(イスラエル)の動揺を呼び起こすには充分なまさにブラフだったといえる。
シリアはアメリカの仕掛けた内戦をしのぎ一部地方の支配を残してほぼ全土を掌握したし、イランはイスラエルの恫喝に恐れることなく独自にミサイル防衛システムを開発したようだ。
然るにウクライナのこの兵器供給発言は愚かでありマヌケとしか言いようが無い。
一体、勝敗のカタがほぼついてしまった状況において、兵器の供給を受ける秘策を発表することになんのブラフの意味があるのだろう?
ありえないことだがキエフの為政者は、停戦合意の受諾条件を受け入れたのは、自分たちが勝ったからだと思っているのだろうか。
そうでなければ、こんな発表を平然とできるはずがない。
無論、欧米はキエフのこうした錯乱を敗北の動揺から起きたものだと認識しているから取り合わなかったのだが。

02. 2014年9月09日 18:15:15 : Uwv8d51GPo
マレーシア航空MH−17に関する、暫定的な調査報告書が、オランダ運輸安全委員会のサイトで公表された。

>Preliminary report Crash involving Malaysia Airlines Boeing 777-200 flight MH17

http://www.onderzoeksraad.nl/uploads/phase-docs/701/b3923acad0ceprem-rapport-mh-17-en-interactief.pdf


フライト、ボイスレコーダーには、原因解明につながるデータはなかった。

機首の操縦室の左下から、あるいは天井から床に、高エネルギー物体が貫通した無数の痕があった。

予想通り、これが、ミサイルによるものか機関砲によるものかは、断定されていない。

先ず、機首が、航空機から最初に抜け落ちたと推測されている。

ウクライナ管制塔(ドニプロぺトロフスクの管轄)が、MH−17に行った指示は、暫定報告書では、巧みに避けられている。

管制塔の指示 @ FL350からFL330(低空)に変更。これはマレーシア航空のホームページで明らかにされている。

http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/592.html#c11

管制塔の指示 A (紛争地域上空に)直進せよ。同空域にいたインド航空機のパイロットが聞いている。

http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/592.html#c13



03. 2014年9月09日 20:48:50 : 5aAHlVDo1Q
オランダの発表で色めきたった人道帝国主義の犬ダイナモがはしゃいでいるね。
この男、どこまでクズなんだろう。
阿修羅には痛い人物が投稿する板がいくつかあるが、戦争板のダイナモのような痛いやつは見たことがない。
ネトウヨも真っ青の粘着というか、執念深さであるw

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