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世界への警告: アメリカと、そのNATOとEUの家臣連中は正気ではない(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/180.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 05 日 01:12:05: igsppGRN/E9PQ
 

世界への警告: アメリカと、そのNATOとEUの家臣連中は正気ではない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/natoeu-3413.html
2014年9月 5日 マスコミに載らない海外記事


Paul Craig Roberts
2014年9月2日

レーガン政権時代に、一時期、CIA長官特別顧問だった狂人、ハーバート・E・マイヤーが、ロシアのプーチン大統領暗殺を呼びかける記事を書いた。もし我々が“ 後頭部に銃弾の穴を開けられて、棺桶に入った状態で、彼をクレムリンから追い出さなければならないようになっても、それはそれでかまわない。” http://www.americanthinker.com/2014/08/how_to_solve_the_putin_problem.html

狂ったマイヤーが証明している様に、アメリカが世界に放った狂気は野放し状態だ。アメリカ傀儡として欧州委員会委員長に据えられているジョゼ・マヌエル・バローゾが、ロシアのプーチン大統領と彼の最近の秘密電話会話を、マスコミに、プーチンがこう脅迫したと言って、歪曲して伝えたのだ。“もしそうしたければ、私は二週間でキエフを占領できる。”

明らかに、プーチンは脅迫などしていない。脅迫は、アメリカと、そのNATO傀儡諸国が、ウクライナで、ロシアにもたらしている戦略的脅威に対する、全体的に挑発的でないプーチンのやり方と矛盾するだろう。ロシアのEU常駐代表、ウラジーミル・チジョフは、もしバローゾのウソが続くなら、ロシアは会話の全録音を公表するつもりだと述べた。

ウクライナとロシア軍の格差に詳しい人であれば、ウクライナ全土を制圧するのに、ロシア軍には、14日ではなく、14時間しか必要でないことは誰でも十分承知している。アメリカが間抜けなグルジア傀儡を、南オセチアにはなった際に、アメリカとイスラエルが訓練して、武器を与えたグルジア軍に、一体何が起きたかを思いだして頂きたい。アメリカとイスラエルが訓練し、装備を与えたグルジア軍は、ロシアの反撃に、5時間で崩壊した。

アメリカ傀儡のバローゾが言ったウソは、真面目な人間には値しないものだ。だがヨーロッパの一体どこに、権力の座にある真面目な人間がいるだろう? どこにもいない。わずかな真面目な人々は、全員権力から締め出されている。NATO事務総長のアナス・ラスムセンを考えて頂きたい。彼は、アメリカの傀儡として奉仕すれば、デンマークを越えて、もっと出世できると考えたデンマーク首相だった。首相として、“サダム・フセインが、大量破壊兵器を保有しているの知っている”と宣言して、彼はアメリカの違法なイラク侵略を強く支持した。もちろん馬鹿は、そういうことは全く何も知らないが、もしイラクがそのような兵器を保有していなくとも、問題になりはしないのだ。多くの国々が、大量破壊兵器を保有している。

アメリカに仕える連中は出世するという法則に従い、取るに足らないラスムセンは出世した。

無節操な阿呆を出世させる際の問題は、自分の出世の為に、連中が世界を危険に追いやることだ。ラスムセンは今や東欧と西欧全部を絶滅の危機に追いやっている。ラスムセンは、ロシアに対して電撃攻撃が行える、電撃先鋒部隊の設置を発表した。アメリカ傀儡が“緊急即応行動計画”と呼ぶものが“ウクライナにおける、ロシアの攻撃的行動”に対する反撃として正当化されるのだ。

ラスムセンの“電撃的先鋒部隊”は、ヨーロッパ各国の全首都と共に瞬時に全滅するだろう。一体どこの阿呆が、このようなやり方で、核大国を挑発するだろう?

ラスムセンは“ロシアの攻撃的行為”を主張しているが、その証拠は皆無だ。キエフのアメリカ傀儡政権が、民間人の住宅、病院、学校を砲撃し、爆撃し、絶えず、ロシアに対するウソを垂れ流しているのを、ロシアは傍観している。ロシアは、今や独立した、旧ロシア領だった、ウクライナ東部と南部の諸州の、ロシアと再統合して欲しいという要求を拒否していたのだ。読者はご存じの通り、プーチンの判断は間違ったと私は思っているが、事態の展開で、私が間違っていたことが証明されるかも知れず、私はそれでかまわない。今の所事実は あらゆる攻撃的な振る舞いは、アメリカとEUが、キエフ・ナチスを支持している結果だ。旧ロシア領の東と南ウクライナの一般市民を攻撃しているのはウクライナ・ナチス民兵だ。多数の正規ウクライナ軍部隊が独立共和国に寝返っている。

そう、ナチスだ。西ウクライナは、ヒトラーの為に戦ったウクライナSS師団の本拠地だ。現在、右派セクターや他の右翼政治団体が組織した民兵は、ウクライナSS師団のナチス記章を付けている。これが、アメリカとEUが支持している連中だ。もしウクライナ・ナチスが、ロシアに勝利するようなことがあれば、そういうことはありえないが、連中は、アメリカが、リビアとシリアに対して放った、アメリカが資金を提供しているISISの阿呆連中同様に、愚かな欧米に向かって盾突くだろう。今やISISが、中東を塗り替えており、アメリカはお手上げのように見える。

アメリカ国家安全保障局元高官のウィリアム・ビニーが、CIAや軍諜報機関の仲間達と共に、ドイツのメルケル首相宛てに、来るウェールズでのNATOサミットでは、オバマのウソに気をつけるようにと、助言する手紙を書いた。アメリカの諜報部門幹部は、メルケルに、イラクの“大量破壊兵器”を思いだして、今回はロシアと紛争するように、二度と騙されない様、助言したのだ。http://www.zerohedge.com/news/2014-09-01/ex-nsa-director-us-intelligence-veterans-write-open-letter-merkel-avoid-all-out-ukra

疑問はこうだ。メルケルは一体誰を代表しているのだろう? アメリカなのか、ドイツなのか? これまでの所、メルケルは、ドイツの事業権益ではなく、ドイツ国民ではなく、そして、ドイツの国家としての権益ではなく、アメリカを代表している。ドレスデンでは、群衆が“クリーグストレイバー”(戦争挑発屋)、“ウソつき、ウソつき”そして“ロシアとの戦争は止めろ”と叫んで、メルケルの演説を遮った抗議行動があった。https://www.youtube.com/watch?v=-wSMhGE_Mpk

ベトナム戦争の幕を閉じるよう任じられたペンタゴン高官になった、私の博士論文審査委員会委員長は、アメリカ政府は、いったどうやって、ヨーロッパ人に、いつもアメリカ政府が望んでいる通りにさせているですか、という私の質問に答えてこう言った:“金だ、連中に金をやっているのさ。”“対外援助金ですか?”と私は尋ねた。“いや、ヨーロッパの政治指導者達に、何袋もの金をやっているのさ。連中は売り物だ。我々は彼等を買ったのだ。連中は我々に報告してくるのさ。” 多分これが、首相退任後一年で、5000万ドルという、トニー・ブレアの財産を説明してくれるだろう。

欧米マスコミ、地上最大の女郎屋は、戦争を切望している。今やAmazon.comの億万長者オーナー手中の成功記念新聞であるワシントン・ポストの編集委員会は、8月31日、アメリカの(そして、ポストの)プーチンに対する、あらゆるウソを書いた論説を載せたのだ。

Amazon.comのオーナーは、商品をインターネット上で、どう売り込むかについては知っているのかも知れないが、新聞経営となると無能だ。彼のワシントン・ポストの編集者達が、彼の成功記念品を世界の笑い物にしてしまったのだ。

億万長者が金にものをいわせて買った新聞を、任せた阿呆どもによる、愚かなプーチン非難は、こういうものだ。

ソ連崩壊による権力の喪失にひどく憤慨しているプーチンは、ロシア帝国を再編すべく“デマ宣伝という専制を復活させた”。

“ロシアが資金を出しているウクライナ民兵”に“7月のマレーシア旅客機撃墜”の責任があるが、“国の支配下にあるロシア・マスコミ”は、旅客機撃墜に関与した当事者に関して、ロシア国民に対して、ウソをつき、偽って伝えている。

“独立した自由な報道が無いので、(クリミアでと同様)識別章やナンバー・プレートを外した制服と車両の姿であるとは言え、ロシア人兵士と兵器が、東ウクライナで活動していることを知っているロシア人はほとんどいない。自由なマスコミが無いので、ロシア人は、ウソの火事場嵐に対し、独力でなんとかするよう放置された状態だ。”

“プーチン氏のデマ宣伝が、まだそういうものが存在している場所では、そして、真実を必要とする人々に真実をもたらしてくれるラジオ・フリー・ヨーロッパの様なメディアを、自由な報道機関を支援することが、なぜ大切なのかを示している。”

ウオール・ストリート・ジャーナルの元編集者として、論説を装う、このように、とんでもないプロパガンダをすれば、関係者全員即刻クビという結果になっていただろうと、完璧な自信を持って、言うことができる。私が議会担当だった時代には、ワシントン・ポストは、CIA協力者と見なされていた。現在、ワシントン・ポストは、その立場より更に遥か深く落ち込んでしまった。

若い頃には、マスコミ・プロパガンダを多数見てきたが、このワシントン・ポストの論説には、ほんとにあきれる。論説は、論説の筆者達が全く無知であるか、あるいは、連中が全く堕落していて、読者は完全に無知だと考えていることを示している。もしロシア軍部隊が、東ウクライナで活動していれば、状況は、まさに、アレクサンドル・ザハルチェンコが言っていた通りになっていたろう http://www.paulcraigroberts.org/2014/08/30/west-greatest-cause-war-human-history-stands-stripped-legitimacy-paul-craig-roberts/ and Dmitry Orlov describe。http://www.paulcraigroberts.org/2014/09/01/can-tell-whether-russia-invaded-ukraine/
(小生の翻訳は、こちらhttp://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-d950.html
ウクライナはもはや存在していなかっただろう。アメリカがソ連崩壊に乗じて、ウクライナをロシアから引き剥がす前、何世紀もの間そうであった様に、ウクライナは、再びロシアの一部になっていただろう。

我々が問われている疑問はこうだ。欧米の途方もないウソと挑発に、一体いつまで、ロシアの忍耐が持つのだろうか? ロシアがいくら節度をもって対応しても、ロシアは、最悪として非難される。そこで、ロシアも、最悪で対応しても良いのかも知れない。

一体いつの時点で、ロシア政府は、アメリカ政府のうそつき癖と、ヨーロッパ傀儡諸国と、堕落した欧米マスコミのうそつき癖が、状況を、外交と挑発的でない振る舞いで解決しようとしているロシアの取り組みを、絶望的なものにしていると判断するのだろう? ロシアは、ウクライナを侵略したと、偽って絶えず非難されているのだから、一体いつ、ロシア政府は、欧米プロパガンダが、ロシアがウクライナを侵略したと決めつけ、侵略とされるもののおかげで、経済制裁を課し、ロシア国境に新軍事基地おくのであれば、ロシアも、前進し、アメリカがロシアにもたらした問題を解決し、ウクライナを侵略しようと決断するのだろうか?

もしロシアが、ウクライナが、アメリカの手中に落ちるのは、ロシアにとって余りな戦略的脅威だと判断して、ウクライナを再びもともと何世紀もそこに所属していたロシアに併合した場合、NATOが出来ることは何もない。そして、派兵されたNATO軍は瞬時に殲滅されるだろう。ロシアとの戦争の結果を覚えているドイツ国民は、アメリカ傀儡の政権を打倒するだろう。ヨーロッパを犠牲にして、アメリカの利益に尽くす不合理な構造から、ドイツが離脱すれば、NATOとEUは崩壊するだろう。

これが起きれば、世界は平和になるだろう。しかし、そうなるまでは平和ではない。

ウソの国、キエフのアメリカ傀儡政権が、ドネツク共和国による自軍の敗北を、一体どのように、ドネツク軍内の、ロシア軍部隊の存在のせいにしているのか理解したい方々に申しあげよう。これは、西ウクライナと、欧米の売女マスコミ、いかなる調査もせずに、プロパガンダをおうむ返しにする娼婦集団に公開されたプロパガンダなのだ。ところが、キエフは、IMFには違う話を語っている。もしウクライナが戦争になれば、キエフは欧米の債権者達に返済する為のIMF資金を受け取れなくなってしまう。それゆえ、ウクライナは、IMFに逆の話を語っている。ロシアはウクライナを攻撃してはいないと。http://vineyardsaker.blogspot.com/2014/08/ukie-doubleplusgooddoublethink.html

欧米マスコミは、いかなる事実にも無関心なままだ。ウソだけだ。ウソのみだ。

ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、CNN、Fox“ニューズ”、ディー・ヴェルト、フランス・マスコミ、イギリス・マスコミ、全てがこう懇願している。“どうぞ、我々が吹聴できる、もっと人騒がせなウソをください。発行部数維持に必要なのです。財政的安定さえ回復できれば、戦争や人類など、どうでもかまいません。”

ジャスティン・レイモンドは、アメリカは第三次世界大戦の種を蒔いていると警告している。 http://original.antiwar.com/justin/2014/09/02/our-cold-war-with-russia-could-turn-hot/

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2014/09/02/warning-world-washington-nato-eu-vassals-insane-paul-craig-roberts-2/


 

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コメント
 
01. 2014年9月05日 09:02:41 : LBtbDXFoS6
昨夜のNHKニュースではNATO会議に先立って、ラスムセンがテロ集団のイスラム国とロシアのプーチンを同列に並べて自分等が戦うべき相手みたいに言っていた。

キューバのカストロもこう言ったそうだ。この際、ゴミ捨て場でもどこでも行っちまいな、てなもんだよ。

http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/176.html

>キューバ革命の指導者フィデル・カストロ氏はNATOの代表者らをナチスになぞらえ、米国に押し付けられたその政治方針は、早晩NATOを「歴史のゴミ捨て場」に追いやるだろう、と述べた。「正義が勝つか、破滅が勝つか」と題された論文に記された。



02. 2014年9月05日 11:47:19 : nJF6kGWndY

まだ当分、混迷が続きそうだな

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0H002Y20140905?sp=true
ウクライナ大統領と親ロシア派が和平計画支持、5日に停戦宣言へ
2014年 09月 5日 11:00 JST
[ニューポート(英ウェールズ)/ドネツク 4日 ロイター] - 政府軍と親ロシア派の戦闘が続くウクライナ東部について、ポロシェンコ・ウクライナ大統領と親ロシア派の代表は4日、5日に停戦を含む和平計画で合意が成立すれば同日中に停戦を宣言する方針を示した。ロシアのプーチン大統領が停戦案を提示したことを受け、ウクライナ政府、親ロシア派双方が条件付きながら全面的な停戦に向けて動きだした。

5日には、ロシア、ウクライナ、欧州安全保障協力機構(OSCE)でウクライナの安定化について話し合う「連絡グループ」の会合がベラルーシの首都ミンスクで開催されることになっている。会合を控えた3日、ロシアのプーチン大統領はポロシェンコ大統領に東部和平に向けた7項目から成る計画を提示していた。

ポロシェンコ大統領は、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開催された英ウェールズで、「連絡グループ」の会合が開催されることが停戦宣言の条件とし「(ミンスクでの)会合が開催されれば、午後2時(日本時間5日午後8時)に停戦に向け参謀会議を招集するつもりだ。和平計画があすから実施されることを期待している」と述べた。

親ロシア派は、ポロシェンコ大統領の発言の約1時間後、ドネツク人民共和国首相のザハルチェンコ氏の声明として、連絡グループの会合でウクライナ政府が和平計画に署名すれば停戦命令を出す、と表明した。

これまで、7月のマレーシア航空機撃墜の調査などで地域や期間を限定した停戦はあったが、双方が完全な停戦に動くのは初めて。

だが親ロシア派の間では停戦に懐疑的なムードが漂う。親ロシア派武装組織の幹部は、ロイターに対し、これまでウクライナ政府が停戦合意を守らなかったことあったことを理由に、政府の保証が条件と述べた。ザハルチェンコ氏に近い筋は、ポロシェンコ大統領が停戦方針を示した15分後にドネツクで政府軍の攻撃があったと指摘。「あすの(連絡グループの)会合は容易には進まないだろう。爆撃が続くなかでの停戦協議だ」と語った。

米欧は、NATO首脳会議、EUの追加制裁決定の直前に停戦案を提示したプーチン大統領の真の狙いは何かと引き続き警戒している。

ラスムセン事務総長は、これまでもロシアから停戦に向けた動きがあったが、結局「ウクライナを不安定化し続けるための偽装」だったと指摘し、ロシアに親ロシア派支援の停止を求めた。

米ホワイトハウスは、オバマ米大統領とドイツ、フランス、英国、イタリア各国首脳が、ロシアが自らの行動について「一段の代償」を追うべきとの認識で一致した、としている。


03. 2014年9月05日 14:02:39 : dmHAYHji2c
本投稿記事のこの檄文を書いているのはポール・クレイグ・ロバーツ、レーガン政権時代の財務長官補佐を務めた保守派である。
すなわち冷戦をソ連という最大のライバルと伍した記憶をありありと持つ人物が、冷戦より酷い結果を生むことになる冷戦終結後のアメリカNATOの世界戦略の幼稚ぶりを危なっかしくて見ていられないと批判しているのである。
いや、批判という生易しいものではない。
これは警告文である。
オバマへの意見具申はこれまでも冷戦時CIAやNSAで諜報を生業としてきたOBたちによって、殿御乱心を諌めるがごときの悲痛な訴えが行われてきた。
ロバーツはミアシャイマーがそうであったように、共和党ブッシュ政権時のイラク攻撃にも苦言を呈すなど党を超えてアメリカの世界戦略の拙さと危なさを見るにつけ、口を挟まずにいられないようで、その思いはやってはいけない一線を越えたロシアへの軍事挑発に及んだ危険すぎる火遊びで爆発したと見てよい。
世界は劣化した。
とりわけ冷戦終結後の西側の劣化は、世界大戦を引き起こしかねないレヴェルの政治家とマスコミによって異常な速度で進んだ。
冷戦を知る古い人たちが居ても立ってもいられず、物申す状況にまで陥るどころか敵であったロシアの態度を賞賛しなければならなくなるほどに自陣営の指導者たちの幼稚さと危機感の無さに苛立っているのだ。
プーチンは呆れているだろう。
かつてソ連が一敗地に塗れ、いつかこの屈辱を晴らそうと心に秘めて権力の階段を駆け上がってもまさか大戦に火をつける愚を冒そうなどと露ほども思っていなかったはずだし、当然ライバルたちもそんな愚かな振る舞いに興じることなどありえまいと思ったことだろう。
少なくとも冷戦はそういう最終兵器による殲滅戦を避けるがために、代理戦争やら局地戦に互いが金と武力を投じて角を突き合わせてきたわけだし、冷戦が終わったとしてもヤルタ・ポツダム体制下が変わるわけではないからその現状で自分たちの取り分をどう増やして復調するかを考えていたことだろう。
それがまさか、こんな劣化したかつてのライバルの姿を見せられるとは。
ならばそれに変わる世界の創出をやるしかない。
愚者の群れにいて得るものはなにもない。
プーチンはそう覚悟し、手を打ち始めた。
それをいかように捉えどのように感じるか、愚者の群れに連なる側は勝手に論じ危ぶんでいればいいのだ。
どうせ海中に沈む愚かな群れなのだから。

04. 2014年9月05日 15:40:17 : TGgfYEbPRU
ウクライナと親ロ派の停戦合意潰しにどんな理屈を持ち出すかが見物だ・・・。

05. 2014年9月06日 02:46:25 : brbTx91E66
俺はロシアともっと仲良くすべきだと思っているが
膨張主義を屁理屈で正当化する連中には一切組みしない

ロシアが他国の同民族保護をタテに武力を行使が正義なら、
自国の多民族の主張を武力で潰すようなマネは悪そのものなのですが、
チェチェン政策はどう説明つけますか?


06. 2014年9月06日 05:19:55 : sAWMBQu6Mw
なぜ11月中間選挙のことを引き合いに出さないのか。
最重要の話題に反オバマ勢力は口を閉ざしている。

07. 2014年9月06日 11:27:13 : Q1rwgBG62I
アメリカ様 おことわり!

プーチン・スノーデンが世界を救う。

ネオコン族と新ネオコン派過激組織を駆逐するには
刃物はいらぬ。

→ネオコン族と新ネオコン派過激組織の捏造謀略を、
 世界に知らしめよ!

アメリカ・EUの良識派よ、はなしはそれからだ!!


08. 2014年9月06日 17:09:18 : 5Jpvho4NgA
ウクライナの「ネオナチやフアシストや過激民族主義者」らを尖兵にしてアメリカやEUがナイスのバルバロツサ作戦の現代版〈東方政策」をやろうとしたからウクライナ東南部ロシア人の抵抗運動が起きたと見る。ウクライナを勢力圏にというという「東方政策」はプーチン氏やロシア人やロシア正教会に第二次大戦時の「大祖国防衛戦争」を想起させて最悪の場合は核戦争を引き起こす恐れがあるという見解に同感だ。

09. 2014年9月06日 17:17:39 : FfzzRIbxkp
スコットランドは英国からの独立投票するよね。

米国も州議会が連邦議会に対して、圧力かけてるでしょ。


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