【ワシントン和田浩明】米国務省のサキ報道官は２日、声明を発表し、イスラエル政府が８月末に表明した占領地ヨルダン川西岸パレスチナ自治区の土地約４平方キロを接収しユダヤ人向け住宅を建設する計画について「深い懸念」を表明、撤回を求めた。米国はこれまでも西岸などでの入植地拡大に反対しており、今回の「過去３０年で最大」（市民団体）の接収も、パレスチナ側の強い反発を招き和平に寄与しないとして問題視している。

　サキ報道官の声明は、パレスチナ側が将来の首都とする東エルサレムでのイスラエル側の住宅建設計画にも強い懸念を表明。計画が前進すれば「非常に問題のあるメッセージ」を送ることになると認識を明示。和平実現を阻害する「一方的措置」を取らないよう、両陣営に求めた。

http://mainichi.jp/select/news/20140904k0000m030011000c.html 　

コメント
01. 2014年9月04日 17:28:34 : TGgfYEbPRU アメリカがイスラエルに対する軍事費援助を停止すればこの手の問題って起こらないんじゃないだろか・・・。
02. 2014年9月05日 07:14:49 : Fz9HdhePO6 これだからイスラエルは信用出来ない。 奴らはヨルダン川西岸地域とガザ地域からパレスチナ人を一人残らず追い出し、 土地を自国領土化し　周辺アラブ人国家群との間にぐるりと壁を築くように 広大な緩衝地帯を設ける事が最終的目標なのだろう。 その為の　和平交渉をちらつかせては白紙に戻す 見え見え戦略を繰り返す厚顔無恥さ。 アメリカの強力な後ろ盾と豊富な資金力とが憎たらしい、 それを指示する日本人が愚かしい、 豊富なオイルダラーを優秀な兵器購入や自主兵器開発の為につぎ込み、 対抗共同戦線を張れないアラブ諸国が情けない。

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