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ウクライナ避難民、100万人超=戦闘長期化で急増−UNHCR  時事通信
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/155.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 9 月 02 日 21:06:21: mY9T/8MdR98ug
 

 【ジュネーブ時事】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は2日、ウクライナ東部などから国内外に逃れた住民が100万人を突破したと発表した。軍と親ロシア派武装勢力の戦闘激化を背景に急増。グテレス弁務官は声明で「地域全体が不安定化する恐れがある」と警鐘を鳴らした。

 ドネツクなどウクライナ東部から国内の他の場所に逃れた避難民は1日時点で少なくとも約24万3900人。ロシアが編入したクリミアを離れた住民を含めると約25万9700人に達し、約1カ月間で2倍超に膨らんだ。

 ウクライナ東部のロシア国境の町ノボアゾフスクでは8月末、ロシア軍の介入が疑われる戦闘が激化。マリウポリなどノボアゾフスク近隣の都市だけで、避難民は約1万人に上ったという。


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014090200840  

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コメント
 
01. 2014年9月02日 21:33:56 : jXbiWWJBCA
焦点:プーチン氏、「国家の地位」協議呼び掛けでウクライナに圧力
2014年 09月 2日 15:46 JST

 9月1日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東南部の「国家としての地位」に関する緊急会合の開催を呼び掛けたことは、ウクライナにとっては良くない兆しといえる。先月26日、ミンスクで撮影。提供写真(2014年 ロイター/Alexei Druzhinin/RIA Novosti/Kremlin)
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[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領が8月31日にウクライナ東南部の「国家としての地位」に関する緊急会合の開催を呼び掛けたことについて、大統領報道官はその後、親ロシア派の独立を要求したわけではないとあわてて記者団に説明した。

しかし戦闘地域で親ロシア派がロシア軍の支援を受けて目を見張る戦果を挙げている点を踏まえれば、プーチン氏がこうした協議を持ち掛けてきたことは、ウクライナにとっては良くない兆しといえる。

プーチン氏が紛争地域に関して公式の場で「国家としての地位」に言及したのはこれが初めて。その意味合いは、ウクライナが親ロシア派と早期に和解できなければ、今よりもはるかに大きな要求を突きつけられる可能性があるということだ。

ロシアの外交専門誌ロシア・イン・グローバル・アフェアーズの編集責任者ヒョードル・ルクヤノフ氏は「プーチン氏の発言は、意識的か無意識的かはともかくとして、状況が長引き、ウクライナが話し合いに応じるまでに時間がかかるほど、事態は悪化していくことをほのめかしている」と指摘した。

その上でルクヤノフ氏は、過去1週間で親ロシア派が軍事的に優勢となったことを受け、「ウクライナの指導者は少なくとも、ロシアから『ウクライナは何をやってもこの戦争に勝てない。だから無期限に今の状況を続けるか、そうでなければ(プーチン氏が)31日に発言したように実質的な協議が必要になる』と告げられていると思う」と述べた。

さらに重要な言い回しの変化としては、親ロシア派がウクライナ東部に使用してきた「ノボ(新)ロシア」という名称を、ロシア政府も使う頻度を増した点が挙げられる。

プーチン氏が「ノボロシア」を初めて使用したのは今年4月。ウクライナ側はこうした名称が極めて挑発的とみなし、ロシアによる領土簒奪という帝国主義的野望を物語ると批判している。

プーチン氏の報道官は8月31日、再び「ノボロシア」という名称を使ったほか、同29日付のロシア政府のサイトで公表された親ロシア派向けメッセージの表題が「プーチン大統領がノボロシアの民兵に訴えかけた」と記された。

<プーチン氏の意図>

プーチン氏がこうした発言をした裏には、ウクライナ政府への圧力を強めるとともに、ロシアの最終的な目的が一体何であるのかを西側やウクライナに考えさせようという計算があるように見受けられる。

ロシアは一貫してウクライナ国内への直接軍事介入を否定している。欧米から抗議を受け、衛星写真や目撃情報といった圧倒的証拠があるにもかかわらずだ。

はっきりしているのは、親ロシア派が敗滅の一歩手前から勢力を盛り返している点だ。これに伴いプーチン氏は、ロシア軍の支援をそっと引き揚げて、欧米からの追加制裁と、北大西洋条約機構(NATO)との緊張激化を避けられると見込む可能性がある。

もっともプーチン氏自身も軍事、政治、経済の各方面で不確実性が極めて大きいことから、ウクライナ危機がいつどのように決着するかは分からないと認めている。

一部のアナリストの間では、プーチン氏がウクライナ東部の取り扱いに関して、ボスニア・ヘルツェゴビナの和平合意の枠組みに似た解決方法を模索するのではないかとの観測も出ている。つまりウクライナ国内に、ロシアの意に沿わない政策、特にウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟などを阻止できるほどの自治権力を備えた政体を正式に誕生させることだ。

ルクヤノフ氏はプーチン氏自身も最終目的はつかんでいない可能性があるとみる。「(ロシアに)明確な事態収拾のモデルがあるとは思わない。目的は流動化し続けている。プーチン氏は戦略的な構想を持ち合わせていないが、すべての段階で必要な打つべき手をよくわきまえている」という。

(Mark Trevelyan記者)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GX0FC20140902?sp=true


02. 2014年9月02日 21:43:31 : Zyi3Pzd7xE
難民を引き受けているのはどこの国かね?
本来、保護しなければいけない政府が難民を生み出している。
西側の報道では侵略の裏手引きの首謀者だと批判されているロシアが難民を引き受けている。
これを矛盾ととるか、ロシアの策略ととるか、この段に置いてはもうどうでもいいことだ。
そして時事通信があいかわらずロシア軍の介入をこの段に置いても、執拗に書き続ける意味も同じくどうでもいいことだ。
政治的には終わりに近づきつつあるウクライナの混乱、報道する側の姿勢は側面や裏側に迫る調査報道といったものにまるで程遠いものであった。
報道体制に冷戦が終わった認識は未だ皆無だということが証明されたこと、そしてわかりやすさこそ疑えということも。

03. 2014年9月02日 22:25:39 : oeHFclWxKQ
独立派は、キエフに代表団を送り、ロシアやOSCEからの代表を交えて、キエフ政権と正常化に向けた交渉を開始している。

http://en.ria.ru/world/20140901/192530067/Self-Proclaimed-Donetsk-Republic-Set-to-Launch-Negotiations-With.html

独立派は、キエフ政権に対して、ドネツクとルガンスクに特別な地位を与えるように求めている。

特別な地位が認められれば、平和を守り、ウクライナとウクライナーロシア文明の単一の経済、文化、政治環境を保持するために、最大限の努力を払うことを約束している。

http://en.ria.ru/politics/20140901/192536603/Donetsk-Luhansk-Republics-Call-on-Kiev-to-Acknowledge-Special.html

独立派の交渉前の声明を読むと、ウクライナからの完全な独立を目指しているのではなさそうだ。

独立派は、ウクライナ国会が、ロシア語も公用語であることを議決するように求めている。

http://en.ria.ru/world/20140901/192537769/Donetsk-Luhansk-Republics-Demand-Kiev-Guarantee-Their-Right-to.html

ドネツクとルガンスクの独立派は、一体となって交渉すると声明した。ドネツクあるいはルガンスク単独では、如何なる組織とも交渉しない。

またキエフ政権に対して紛争の平和的解決とドンバス再建の道筋に関する協定案作成のために、共同委員会の設置を呼びかけた。

http://en.ria.ru/politics/20140901/192538083/Donetsk-Luhansk-Republics-Suggest-Reconciliation-Commission.html


04. 2014年9月02日 23:19:45 : Zyi3Pzd7xE
更新されるロシアの声からのニュース。NATO高官がキエフ政府は東部での戦争で軍事的敗北を喫したと認めたようだ。

NATO上層部:キエフは戦争に敗北した
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_02/nato-ukuraina/


05. 2014年9月03日 00:39:05 : yM1GOy6Pz6
いつかは明らかになるのだろうが、キエフの正規軍の負けっぷりは半端ではない。

キエフ軍内のある種の意図を思わずいはいられない。

ロシアの究極の目標はこのようなことであろう。

まずノボロシアの成立、その後は、残余のウクライナにあって、ノボロシアとの連邦化を目指す地域の出現、現キエフ政権の実行支配地域の狭小化であろう。この後、IMFからの借金を背負う、現キエフ政権はゆっくりと消えていく。


06. 2014年9月03日 01:55:45 : TGgfYEbPRU
国連って数を数えることだけに特化した組織だったっけか・・・?
キエフが空爆始めたのがきっかけなんだが、シリアに対する態度とはえらい違い・・・。

07. 2014年9月03日 05:37:34 : Dl86y1Kfh6

話し合いを呼び掛ける東南部に対して、キエフは戦争という最高度の政治的決着を選択し、そして敗北した。キエフのよって立つ基盤は消滅しつつある。

キエフたちの軍事的な敗北の要因の一つは右派セクターなどのファシスト部隊を正規軍と混ぜて使ったことだ。ファシストなどの政治的狂信者は外見は組織的に見えて全くそうではない。攻撃しているときは勢いがよく残虐だが、攻撃されると脆く耐久性に欠けすぐ崩壊して敗走しやすい。

それがドネツク包囲の輪の一環を形成したとなると、当然包囲された方は弱い部分に攻撃を集中して突破して輪を分断して内と外から逆包囲する。右派セクターなどの国家親衛隊が最大の被害を被り、捕虜も多いということはそういうことだろう。
食うために戦争に行く民間軍事組織なども似たようなものだ。武器を持たないデモ隊を鎮圧はできるが、プロの軍人が指揮する、命がけの義勇軍とは戦う基盤が違う。
砂漠の国と穀倉地帯では同じやり方は通じない。

概ねファシストは占領地で民間人に残虐行為を行う程度の事しかできない。それを激戦地に投入したのがそもそもの間違いの元。

いわゆるカラー革命、アラブの春などで調子に乗ったアメリカはキエフを操り、NATOをけしかけ、文字通、第二次大戦の最激戦地で数千万人の血を吸ったウクライナで再度戦争を仕掛けた。
経済制裁の脅しと、マレーシア機撃墜事件などで、ロシアを封じたつもりだろうが、ロシアがこれを座視するわけがないだろう。

ロシア系ウクライナ国民、ロシア人、ロシア自体にとってこれは文字通り自存自衛の戦いとなり、腰の座ってないアメリカ・キエフは脆くも敗北した。

ロシアの正規軍が介入していたら、すでにウクライナ全土を占領していただろう。
いずれにせよ、相手が悪かったということだ。

キエフに勝ち目は最初からなかった。それに気づかずに戦争始めるのはよほどのバカだ。何とか半分残してもらうことだ、それもできなければ消滅するのが運命。



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