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EU首脳会議ロシア追加制裁協議[NHK]
8月31日 4時19分
EU=ヨーロッパ連合の首脳会議が日本時間の31日未明からベルギーで始まり、ウクライナ東部にロシア軍が侵入したとされるなか、ロシアに対する追加の制裁について協議を行っています。
ウクライナ情勢を巡っては、ロシア軍の兵士1000人以上が国境を越えてウクライナ領内に侵入し軍事作戦を行っているとされ、EU各国の首脳は反発を強めています。
このためEUは日本時間の31日午前0時すぎからブリュッセルで始まった首脳会議で、その対応について急きょ議題として取り上げ協議を行っています。
首脳会議の会場に到着したフランスのオランド大統領は「ウクライナは極めて深刻な情勢であり、ロシアがこのまま態度を変えなければ制裁を強化することが必要だ」と強調しました。
ただEUは先月末にロシアへの新たな経済制裁に踏み切ったばかりのため、直ちにさらなる制裁を科すことには慎重な意見も多く出ています。
このため今回の首脳会議では、効果的な制裁へ向けてEUの執行機関に当たるヨーロッパ委員会に対して具体的な検討を進めるよう求めることにとどまる見通しです。
今回の会議にはウクライナのポロシェンコ大統領も招かれていて、ウクライナ東部の状況などについて各国首脳が説明を受けるほか、今後のウクライナに対する支援などについて協議することにしています。
ロシアへの制裁強化に期待
EU=ヨーロッパ連合の首脳会議にあわせて、ベルギーを訪問しているウクライナのポロシェンコ大統領は、ロシア軍が大規模に自国の領内に展開していると非難し、EUによるロシアへの制裁の強化に期待を示しました。
ポロシェンコ大統領は30日、EUのバローゾ委員長と共同会見を行い、この中で「数千人の外国の軍人と数百台の軍用車両が侵入し、ウクライナの平和と安定にとって大きなリスクになっている」と述べ、ロシア軍が大規模に自国の領内に展開していると非難しました。
そのうえで、国際社会に対して偵察衛星による情報や軍事技術の提供などの支援を求めていく考えを示しました。
またウクライナ大統領府によりますと、ポロシェンコ大統領はEU首脳との会談の中で、「ロシア軍の侵入に対してEUからの相応の措置が求められている」として、EUによるロシアへの制裁の強化に期待を示したということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140831/k10014222401000.html
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