04. 2014年8月30日 06:06:02
: Dl86y1Kfh6
戦場で失ったものはテーブルの上で取り返すことは出来ない。 大騒ぎしても結局はから騒ぎに終わる。マレーシア機と同じだな。 キエフ軍は義勇軍との内戦に敗北しつつある、統帥がバカ丸出しだからだ、いくら軍隊増やしても最高司令部がバカだと絶対勝てない。 ロシア軍侵入キャンペーンとマレーシア機キャンペーンでロシア軍を封じて、義勇軍相手なら圧倒的に勝てると錯覚してドネツク市を包囲した。 義勇軍は6月中旬にアルテモフスクの戦車基地を占領して大量の戦車、装甲車、兵員輸送車を手に入れ装甲部隊を編成していた。ロシア人義勇兵の多くはそこに入ったと推定される。 http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_20/273756478/ キエフがドネツク包囲を完成させて、もうじき対テロ戦争は終わると宣伝し始め、日本でもマスゴミがキエフ軍が優勢だと鵜呑み報道をどんどんやり出したまさにその時 ドネツク市とロシア国境のウクライナ東部の最深部でキエフ軍の大部隊、約1万人が包囲されてしまった。 http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_24/276323322/ http://japanese.ruvr.ru/2014_08_28/276539066/ プーチンが情けをかけて義勇軍に人道回廊を設置してせん滅しないで逃がしてほしいとアピールしたが、キエフは人道回廊の利用を禁じたらしい。 http://jp.rbth.com/news/2014/08/29/49959.html ヒトラーが撤退も降服も禁じた、スターリングラードのケースと同じだ。 もっとも降服すると包囲部隊はマウリポリ攻略部隊に合流するか、ルガンスク方面に転用されるだろうから、キエフ軍の状況はより悪化する。 アメリカはウクライナへの軍事介入など考えてないしEUも同じだ。 お互いに死滅覚悟の核戦争は大都市の多いアメリカ、EUにはリスクが大きすぎる。 ロシアは広大なシベリア、北極圏を抱えて生き延びる可能性はより高い(笑) アメリカ・EUが陸戦兵力をウクライナに入れれば、陸続きのロシアの正規軍がキエフを直撃することも可能、ハリコフの線でウクライナを両断することも可能だ。それぐらいの脅しはすでにしているだろう。 プーチンはロシアと事を構えるものは今のところいないと宣言している。 http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_29/276595374/ 第二次大戦の独ソ戦は戦史上最大、最激戦だった。ロシア陸軍がその勝者であったことは歴然としている。 フランスは実質敗戦国だし米英はソ連の勝利に便乗して、戦争の終わりの時期に息絶え絶えになったナチスドイツ軍にすら苦戦してやっとのことでライン川を越えた。 ベルリンを占領したのはソ連軍=ロシア軍だ。 戦訓は豊富で兵器は実戦向き、ロシア兵は粘り強く絶望もしないし容易に降服せず命 の値段は安い。 1000人も死ねば大騒ぎになるアメリカ兵が戦える相手ではないし、それ位の事ははいくらネオコンがバカでも解っているだろう。だからグルジアやウクライナにちょっかいを出してロシアを牽制しようとしたのだが、成功はおぼつかない。 以上の観点から見て、どう転んでもキエフに勝ち目はない。連邦制に移行するのが最善の道だ。それ以外はウクライナの滅びに通じる ロシアはじっと耐えながら再建し色々な形で力を蓄え、中国とも過去の冷戦期の対立を乗り越え、戦略的な互恵関係を再構築した。なんといってもどちらも国がでかい。 ソ連解体とその後のロシアの再構築に成功したと言えるだろう。ウクライナ戦争でも勝者はもう見えている。 冷戦に勝利したと勘違いして、おごり高ぶり、世界中で出鱈目を繰り返してきたアメリカの没落はもう止められない。 ソ連=ロシアがやったような解体的出直しは可能だが、アメリカにゴルバチョフが出現するかな・・・無理だろう(笑)
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