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【モスクワ田中洋之】ウクライナ東部にロシア軍兵士10人が侵入し拘束された事件が波紋を広げている。ロシア側は「国境をパトロール中に偶然越境した」と釈明しているが、ウクライナ側はロシア軍の侵入が恒常的に行われている証拠だとして反発している。
ウクライナ国防省によると、ロシア南部ロストフ州のウクライナ国境にロシア軍の空挺(くうてい)、砲兵、偵察部隊など約400人が集結し、24日夜に戦闘車両30台や自走砲18台などとともにウクライナ領内に侵入。国境から約20キロ入ったドネツク州内でウクライナ政府軍が集団から外れた武装兵10人を発見し、拘束したという。残りの部隊の行方は明らかにされていない。
10人はいずれもロシア中部コストロマにある空挺師団の所属で、関係者によると今月16日に2週間の軍事訓練目的でロストフ州に派遣された。拘束兵の一人は、ウクライナ側が公開した尋問映像で「3日間で70キロを行軍するといわれた。目的は知らされていない」と述べた。
ロシアのプーチン大統領は26日、故意の越境を否定した。その上で「ウクライナ軍も数十人規模でロシア側に越境していたが(ロシアで)問題にされたことはない」と開き直った。ロシア側がこれまで一貫して否定してきた軍の越境を今回初めて認めたのは、兵士が拘束され、認めざるをえなかったためとみられる。
ウクライナ東部で政府軍が攻勢に出る中、ロシアが影響力確保のため親露派武装勢力への「てこ入れ」に乗り出したとの観測もある。
ウクライナ政府は27日、ロシア軍の装甲車やトラックがウクライナ東部に越境侵入したと発表した。また、親露派との戦闘で、26日からの24時間でウクライナ兵13人が死亡、36人が負傷したという。
http://mainichi.jp/select/news/20140828k0000m030122000c.html
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