09. 母系社会 2014年8月26日 17:26:40
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●「戦時国際法」によって、義勇兵・義勇軍は軍服などを着る等の一定条件を 満たせば交戦者の資格を認められ、捕虜になった場合などに正規兵と同様の 保護を受ける事が出来るのである。だから、ロシアの民族主義団体や民族主義政党が、独自に募金した資金で ロシアの武器生産企業や武器商人から武器を買い、ボランティア兵を募集して 派遣した場合、義勇兵・義勇軍は合法なのである。 フランスやバチカンには有名な傭兵部隊もあるので、傭兵も軍服などを着る 等の条件を満たせば合法。 ★つまり、義勇軍とか傭兵云々では、善悪の判断は出来ない。問題は実現しよう と掲げる両派の目的・理念自体の評価である。 すると、確かに、EU入りしたポーランドはある程度、成功したと言えるかも しれないが、同じくEU入りして民営化=市場経済化を行ったブルガリアでは、 今年の2〜3月の2か月間に、8人もが民営化後の生活苦で焼身自殺をしてい るのである。 ウクライナの隣のモルドバは、ウクライナと同じく、EU入りするかどうかで 内戦となり、東部のロシア民族が多い工業地帯がEU入りに反対して分離。その 結果、西部は欧州最貧国となり、少女の人身売買が横行するような犯罪国家= 破綻国家と化した。 だから、ウクライナがEUの厳しい要求を受け入れて、ドンバス炭鉱を閉鎖して 東部の工業地帯を破綻させたら、結果的には工業地帯が分離した隣のモルドバと 同じ状態になるので、人口が4600万もの大国が破綻国家となり、大惨劇が 起こるかもしれないのである。 ●親ロシア派 親ロシア派側の義勇軍には、ビデオで確認できる部隊はロシアのコサック部隊 「ボストーク」やチェチェインの親ロシア派イスラム民兵、セルビア人部隊、 少数だがスペインやフランスからの義勇兵やアーナキスト系義勇兵が参加して いる。 その他には、おそらくモルドバ人部隊、ロシアの民族主義政党である「祖国」 や「自由民主党」、「共産党」系の政党の義勇兵、それから、ウクライナの 親ロシア派新興財閥も独自の義勇兵を組織していると思われる。 ●キエフ政権 キエフ政権側にも、ウクライナ民族ではない少数民族が多い。そもそも、先の 大統領選挙2位、有力政党「祖国」の女性党首の「ユーリヤ・ティモシェンコ」 は、ラトビア系ロシア人か、アルメニア系ユダヤ人。 暫定政権・大統領代行で、現ウクライナ議会議長「アレクサンドル・トゥル チノフ」と、暫定政権と新政権の首相「アルセニー・ヤツェニュク」は、2人 ともユダヤ人。 ★先の大戦では、朝鮮人の特攻パイロットで、特攻攻撃で、実際に戦死した人 もいた。少数民族の場合、多数派民族から忠誠心を疑われるのを恐れる余り、 ウルトラ・ナショナリスト化する場合もある。 だから、ユダヤ人がトップの「ネオ・ナチ」政権はあり得ないという人もいる が、そのような単純な話ではない。 キエフ政権側の新興財閥で、ドニエプロペトロフスク州知事のコロモイスキー もユダヤ人であるが、極右のスボボダや急進党に資金援助し、独自の反ロシア 部隊を組織しており、中には約2000名規模の強力な部隊もあるし、米国の 傭兵会社の戦闘員も雇っているという。 先の暫定政権はユダヤ人がトップだから、「ネオ・ナチ」政権ではない という人もいるが、そのような単純な話ではない。 シオニストはパレスチナ人を民族浄化した。ナチスも民族浄化をしたので、 対象が異なるだけで民族浄化を行った点では、シオニストもナチスと同じ である。 ★また、イスラエル建国に反対しているユダヤ人も多いので、ユダヤ人だから イスラエル支持とか、ユダヤ人がトップの「ネオ・ナチ」政権はあり得ない というような単純な見方は誤りである。
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