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【ワシントン和田浩明】ローズ米大統領副補佐官(戦略広報担当)は22日、米東部マサチューセッツ州で記者会見し、過去数日間、ロシア軍がウクライナ領内から砲撃を行っていると明らかにした。ウクライナ領内での露軍の戦闘行為について米政府高官が明言するのは初めて。北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長も同日、領内砲撃を確認し、ロシアを強い調子で非難した。
ホワイトハウスによると、オバマ米大統領はドイツのメルケル首相と22日にウクライナ問題で電話協議した。両首脳は、ロシアが国境に多数の部隊を配備し、ロシア軍要員も越境しているとして「危険な扇動」を非難した。その上で、トラックや軍事装備、軍部隊を帰還させるよう要求した。また、人道支援目的でロシアが多数のトラックを無断でウクライナ側に入れたことは「挑発行為であり、主権と領土の侵害だ」との認識で一致した。
ローズ副補佐官は、ロシアが要求された措置を取らなければ追加制裁も辞さないと指摘。国連安全保障理事会で今後の対応を協議する意向を明らかにした。
米国家安全保障会議のヘイデン報道官も22日、ロシア政府を批判する声明を発表した。ロシアのトラックは「民間用に見えるよう塗り直された軍用車」だと主張。事前の合意に反して、物資の完全なチェックを行わず赤十字国際委員会(ICRC)の付き添いもない上、規定ルートを24時間以内に往復するとの手順も守られていないと指摘した。
ロシア軍は南西の国境地域に「短期間でウクライナを侵攻できる相当な部隊」(ヘイデン氏)を配備している。NATOによると、総数は約2万人。米国防総省のカービー報道官は22日、露軍の増強が先週、続いていたことを明らかにした。
http://mainichi.jp/select/news/20140823k0000e030211000c.html
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