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【カイロ秋山信一】内戦中のシリア北部アレッポ郊外で日本人男性がイスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されたとされる事件で、拘束前まで男性と行動していた反体制派武装組織「イスラム戦線」が、地元部族などの有力者を仲介役に、イスラム国側との交渉に入っていることが22日、イスラム戦線への取材で分かった。イスラム戦線は、男性が無事だとの情報も得ているという。
男性の解放交渉にあたるイスラム戦線のメンバーによると、19日ごろからイスラム国と接触し始めた。両組織は交戦状態にあることから、地元の有力者を仲介役に交渉を進めることで合意した。
21日には男性が拘束されているとみられるアレッポ郊外アルバーブのイスラム国の拠点に仲介役の地元住民4人が入り、イスラム国と協議を始めた。
イスラム戦線は、拘束するイスラム国の戦闘員と男性の身柄を交換し、解放を目指す意向だ。イスラム国側の要求は不明。
一方、反体制派主要組織「シリア国民連合」の関係者は21日、協力を依頼してきた日本政府当局者に対して「イスラム国とは敵対関係で接点がほとんどない。交渉も難しく、有効な手立てはない」との見通しを伝えたことを明らかにした。
国民連合は日本が「シリアの唯一正統な代表」と承認している組織で、有力な協力相手とみられていた。
男性が所在不明になってから1週間がたつ。外務省邦人テロ対策室は「各方面から情報収集をしているが、具体的な内容は答えられない」としている。
http://mainichi.jp/select/news/20140823k0000m030164000c.html
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