http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/754.html
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アメリカは世界を最終戦争への道に向かわせている
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-12bc.html
2014年8月15日 マスコミに載らない海外記事
世界には、死への願望があるのだろうか?
Paul Craig Roberts
2014年8月14日
アメリカや、ヨーロッパの首都や、欧米売女マスコミによって、陣太鼓が大きく鳴らされている。アジア・タイムズの見出しは“戦争を切望するNATO”だ。http://www.atimes.com/atimes/Central_Asia/CEN-01-080814.html 今回の標的は主要核大国ロシアだ。
そのような戦争の致命的な結果は、ロシア、ヨーロッパや、アメリカを越えて、全世界にまで及ぶだろう。ロシアを悪魔化する為のウソを欧米が駆使することで、地球上の生命が危機に曝され、欧米が無謀で無責任であることが明らかになっている。それでも、この無謀さ、無責任さに反対して声をあげているわずかな人々がいる。
ロン・アンスは、卓越したオランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレンの重要な発言に注目するよう呼びかけている。ウォルフレン http://www.unz.com/article/the-ukraine-corrupted-journalism-and-the-atlanticist-faith/ と、アンス自身 http://www.unz.com/runz/american-pravda-who-shot-down-flight-mh17-in-ukraine/ の意見は、“アメリカ大手マスコミの徹底的堕落と、信頼できなさ”と、私見によれば、正しくもアンスが見なしているものに対する重要な補正情報だ。
ウォルフレンの記事は長いが非常に重要だ。お読みになれば、小生の分析と近いものをお感じになるだろう。
臣下の立場におとしめられたヨーロッパ人から、あめゆる自立的思考や外交政策も排除してしまう、汎大西洋主義イデオロギーに、覇権国アメリカが、一体どれほど、ヨーロッパを追い込んでしまっているかを、ウォルフレンは示している。アメリカが、ヨーロッパを戦争に向けて追いこむ中、“アメリカという国家の、機能障害と、徹底的無責任さを、ヨーロッパ人は、我に返って確信することができずにいる”と、ウォルフレンは結論付けている。
同盟諸国や、マスコミや、アメリカ上院議員等による、アメリカの無謀さに対する内部からの歯止めが皆無な中、アメリカの戦争への衝動を止めようとしているのは、ロシア、中国、インドや、南米の外交のみだ。もしこの外交が上手くゆかなければ、福島は確かに惨事だが、それさえ大海の一滴と化してしまうだろう。http://www.globalresearch.ca/weve-opened-the-gates-of-hell-fukushima-spews-radiation-world-wide/5395912
アメリカ、アメリカのキエフ傀儡と、アメリカ属国EU諸国による、現在のウクライナ南部・東部国境地帯を構成する旧ロシア領の一般市民虐殺は、欧米マスコミにより、ほとんど報道されないばかりでなく、存在しないことにされたり、ロシアのせいにされたりしている。
ロシアに罪をなすり付けながら、アメリカがしでかしている犯罪は、ロシア国民の間で、極めて高いレベルの怒りを引き起こしている。非対抗的な手法を強調し続けているプーチンに http://rt.com/news/180268-putin-russia-mobilize-confrontation/ 、外交を放棄させて、暴力に向かうように強いる可能性があるので、そのような怒りは危険だ。
ロシアのニュース・サイトの編集長、エゴール・プロスヴィルニンは、アメリカが約束を反故にしたこと、ロシアに対する烈しいプロパガンダ戦争の危険な組み合わせと、ドイツ政府の加担によって引き起こされた、ロシアにおける怒りの高まりを、我々に示している。http://sputnikipogrom.com/europe/germany/18213/russian-appeal/
プロスヴィルニンは激烈な怒りを表している。“ドイツ人は試験に落ちた。ヨーロッパに、悪魔が戻って来た際、抵抗としようとさえせず、即座に奴隷の様に、足元に平伏した。”ロシア人から見れば、ヨーロッパ全てが、アメリカから放射される悪の奴隷だ。
一体なぜ、メルケルは、アメリカが、ドイツを、ロシアとの紛争においやることを強いるのを許し、ドイツに対する、ロシアの大変な怒りを生み出したのだろう? 指導者としてのメルケル大失敗は、一体どのようにすれば説明できるのだろう?
クリントン、ブッシュ、そしてオバマ政権が世界を最終戦争への道に向かわせている。
連中の悪が気付かれないまま済んでいるというのは一体どういうわけだろう?
アメリカとイスラエルこそ、きわめて残忍な二つの国家だ。両国の果てしない虐殺と数限りのないウソを黙認することで、世界は自らの終焉を準備しているのだ。
生命と真実に対する唯一の希望は、世界がこの二つの犯罪的政府に反対して団結し、両国を外交的、経済的に孤立させ、両国政府幹部が、逮捕されたり、裁判にかけられたりすること無しには、外国旅行ができなくしてしまうことだ。
世界が一体なぜアメリカとイスラエルを必要とするだろう? 世界が死にたいという願望を持っていない限り、世界にはアメリカもイスラエルも不要なはずだ。
Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。
記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2014/08/14/washington-placed-world-road-war-paul-craig-roberts/
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