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残虐行為が知られるようになったキエフ政権は偽画像を本物に紛れ込ませ、信頼度を下げる工作
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201408090000/
2014.08.09 21:39:46 櫻井ジャーナル
ウクライナで新たな偽造写真スキャンダルが浮上した。
http://theunwashedbrain.blogspot.ca/2014/07/kievs-fake-picture-scam.html
偽画像を本物の中に紛れ込ませ、キエフ軍の残虐さを明らかにする証拠の信頼度を下げようという工作だ。珍しくない手法だが、キエフ政権、つまりアメリカ/NATOは現在、進めている。
「西側」を後ろ盾とするキエフ政権はIMFからの命令もあり、東部や南部で民族浄化を進めている。国連難民高等弁務官事務所もウクライナからロシアへ逃れ、難民状態になった住民の数は73万人に達したとしている。
http://www.dw.de/unhcr-730000-flee-ukraine-for-russia/a-17833179
これだけの人びとがロシアへ逃れているのは、東部や南部の住民がキエフのクーデター政権を拒否して独立、あるいは自治権の強化を目指したのと同じ。つまり、「西側」の巨大資本につながるオリガルヒとアメリカ/NATOの傀儡として暴虐の限りを尽くしているネオ・ナチを恐れているからだ。実際、キエフ軍の攻撃ですでに多くの住民が殺された。
こうした実態を「西側メディア」は無視しているが、ロシアのメディアが報道、情報は世界に広がりつつある。そこでキエフ政権はロシアのメディアで働くジャーナリストの入国を妨げ、拘束、そして追放しているが、押さえ切れていない。インターネット上にアップロードされる住民らが撮影した映像も少なからぬ影響を及ぼしている。こうした事態を何とか打開したいのだろう。
アメリカ/NATOがペルシャ湾岸の産油国と手を組んで北アフリカや中東で「西側」の巨大資本にとって目障りな体制を潰してきた。現在、シリアでプロジェクトを進めているが、バシャール・アル・アサド政権を「悪魔化」するため、偽情報を使ってきた。中でも有名なのがシリア系イギリス人のダニー・デイエム。この人物の「現地報告」という形で「西側メディア」は自分たちに都合の良い話を作り上げ、流していた。
ところが、「シリア軍の攻撃」をダニーや仲間が演出する様子を含む映像が流出、その実態が明るみに出る。
http://www.youtube.com/watch?v=p-DCZxsrt9I&feature=player
「西側メディア」はこうした事実を無視したが、インターネット上では流れているわけで、そのダメージは大きかっただろう。
その失敗に学んだのか、今回、ウクライナではキエフ政権の残虐さを明らかにする映像は、シリアで自分たちが行ったのと同じように、インチキだという宣伝を始めたのだろうが、ウクライナの場合は本物の映像が多くあり、キエフ政権、あるいはアメリカ/NATOが流している偽造写真は気づいていない人も多い。彼らの目的は、その偽造写真を偽造だと叫ぶことにあるわけで、人びとが気づかない方がむしろ良いのだろう。
これまでもキエフ政権の指揮下に入ったウクライナ軍の将兵が離脱してきたが、8月に入って第72独立機械化旅団の438名が投降してロシア領へ入ったという。貧弱な装備で前線で戦わされている兵士の間でキエフ政権に対する不満が高まっている。ウクライナ西部でも徴兵に抵抗する住民も現れ、クーデターの舞台になった独立広場(マイダン)ではタイヤが燃やされている。
国外では「西側メディア」のプロパガンダは機能しているが、むしろ国内で嘘が知られてきたようだ。今後、ネオ・ナチの隊員募集や軍事訓練(今秋までに20万人体制を計画)では追いつかず、傭兵を大量投入しなければならない事態も想定できる。
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