http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/650.html
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ぺしゃんこになった家から家族8人の遺体を掘り出そうとする人々=6日、ガザ北部ベイトハヌーン、山尾有紀恵撮影
見よ!これがガザの現実だ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140808-00038093/
2014年8月8日 9時43分 天木 直人 | 外交評論家
ガザを報じる記事の中で、8月8日の朝日新聞に、山尾有紀恵記者の署名入りで次のような記事があった。
「(イスラエル)軍は鍵をかけた部屋に一家を閉じ込め、逃げることを許さず、家を爆破したーーーイスラエル軍に地上侵攻されたガザ北部ベイトハヌーンを記者(山尾有紀恵)が訪ねると、住民は(イスラエル)軍の攻撃のむごさを訴えた。がれきと化した町にはまだ、多くの遺体が埋もれている。ぺしゃんこに潰れた4階建ての家の前でワフダンさん(52)らが、がれきの山を一つ一つ手で取り除こうとしていた。『まだ兄一家8人の遺体が埋まっている。でも重機がない』。5人分の手や足だけが見つかった。死臭が漂い、おびただしい数のハエが飛んでいる・・・」
これが現実だ。
我々はこの現実を山尾記者の記事で知ってしまった。
イスラエルのガザ攻撃を止められない事は、すべての人間の責任であ
る。
知ってしまった我々もまた責任を免れない(了)
◇
「一家8人閉じ込め爆破」 イスラエル軍攻撃の町
http://www.asahi.com/articles/DA3S11289755.html
2014年8月8日05時00分 朝日新聞
イスラエル軍は鍵をかけた部屋に一家を閉じ込め、逃げることを許さず、家を爆破した――。同軍に地上侵攻されたガザ北部ベイトハヌーンを記者が訪ねると、住民は同軍の攻撃のむごさを訴えた。がれきと化した町にはまだ、多くの遺体が埋もれている。
ぺしゃんこに潰れた4階建ての家の前で、ガージ・ワフダンさん(52)らが、がれきの山を一つ一つ手で取り除こうとしていた。「まだ兄一家8人の遺体が埋まっている。でも、重機がない」。5人分の手や足だけが見つかった。
ガージさんの兄、ザキさん(70)ら8人が住む家は、7月26日午前7時半、イスラエル軍の特殊部隊に爆破された。12時間の一時停戦に入るわずか30分前のことだった。「家は占拠され、兄たちは4日間、鍵のかかった1室に閉じ込められた。兵士に出してくれと頼んだが、拒否されたんだ」。監禁中のザキさんとは携帯電話でやりとりしていた。
ザキさん一家は農家で、武装勢力とは無関係だった。別の場所に住む長女のモナさん(45)は「避難するように父に注意したが、『軍は一般市民だと分かると攻撃してこない』と言って、聞かなかった」と話す。
惨事はそれだけにとどまらない。ガージさんの息子のアリさん(35)は、幼い息子3人を連れてガザ市の北のジャバリヤ難民キャンプ内の国連学校に避難したが、爆撃に遭い、さらに親戚宅に避難。8月3日夜、そこにもミサイル3発が撃ち込まれ、アリさんの妻(21)が死亡、息子3人は大けがを負った。アリさん自身も爆発で脚を切断され、エジプトの病院に運ばれた。
ガザの死者は7日までに1888人、負傷者は9806人になった。うち子どもの死者は433人、負傷者は2979人に達している。国際人権団体、ヒューマン・ライツ・ウオッチは4日、「戦闘に参加していない一般市民を狙った意図的な攻撃は戦争犯罪に該当する」と非難する声明を発表した。
(ガザ=山尾有紀恵)
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