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ウクライナ東部のマレーシア航空17便墜落現場を監視している欧州安全保障協力機構(OSCE)の当局者らは24日、同機の一部に「榴(りゅう)散弾のようなもの」でできた穴を認めたと語った。墜落がミサイルによるものだったことを示唆する証拠が、正式な調査によって現場で確認されたのはこれが初めてだ。
OSCEの報道官は、「榴散弾のような、マシンガンで連射されたような穴」が機体の一部に点在していたと述べた。穴は機体の残骸2片で見つかり、国際調査に参加しているマレーシアの航空安全当局者が調べたという。
機体外部の損傷状況は、17便墜落の原因を理解するうえで重要なカギだ。ただ、こうした損傷があったことが、そのままブク地対空ミサイル(SA-11)によって撃墜されたことの証明になならないかもしれない。米当局者らは、親ロシア派勢力がSA-11ミサイルを放った公算が大きいとみているが、一部の空対空ミサイルにもさく裂して金属片を拡散させる弾頭を持つものがある。
榴散弾そのものが発見されれば、ミサイルの種類がより明確になる。ミサイルの種類によって弾頭の素材が異なるため、使われた武器の種類が化学分析によって解明される可能性もある。
軍事関係の情報サイト、「GlobalSecurity.org」 のディレクター、ジョン・パイク氏によると、SA-11の弾頭は、目標の近くで爆発し「破片の球状雲」を送り出し、航空機のロッドやホース、配線に損害を与えるつくりになっている。
使われたのがSA-11だったと判明しても、誰が発射したのかという最大の疑問は解けない。ウクライナもSA-11システムを保有している。だが、発射はしていないとしており、米国もこの主張を支持している。
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